「油性ペンで名前を書き間違えた!」「提出書類を書き損じた…」。そんなときの強い味方が「修正テープ」。頼りになるアイテムですが、子どもはうまく使えずにプチストレスを抱えていることも。そこで今回は、文具ソムリエールの菅未里さんに、子どもも使いやすい修正テープをピックアップしていただきました。親子が笑顔になる、とっておきの5つのアイテムを紹介します。
◆『ホワイパーラッシュ』
ふたのしめ忘れの心配がないノック式
デリケートなヘッド部分を保護するために、多くの修正テープにはキャップがついています。『ホワイパーラッシュ』は、ヘッド部分をノック式で出し入れする修正テープです。
ノック式で簡単にヘッドを収納可能。スリムなペン型デザイン。クリップ付き。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「修正テープのふたを閉め忘れたことはありませんか? 開けたままペンケースに入れると、ヘッド部分のテープがよれて使いにくくなります。『ホワイパーラッシュ』はノック式で、ふたの開け閉めは一切不要。ワンノックでヘッド部分を手軽に出し入れできます。『ホワイパーラッシュ』のもうひとつの特徴が、本体を反転させて押しながら文字を消せること。利き手が右の場合、消し終わりが手元で隠れて消さなくていいところまで引いてしまうことがありますが、『ホワイパーラッシュ』は本体を反転させて、ねらった部分だけをきれいに修正できますす」
テープ幅4.2mmのグリーン・オレンジ、テープ幅5mmのブルー・ピンク、テープ幅6mmのライトブルー・ライトピンクの6種展開。
商品情報
『ホワイパーラッシュ』
商品サイト:https://bungu.plus.co.jp/product/correct/refillable/whiper_rush/
画像提供:プラス株式会社
◆『モノエアー ヨコ引きタイプ』
修正テープがうまく使えないときにおすすめ
独自の「エアータッチシステム」により、軽く消せると人気の『モノエアー』シリーズ。ラインナップの中で特徴的な形状をしているのが、『モノエアー ヨコ引きタイプ』です。
手のひらにしっかりフィットする横引きタイプ。たっぷり使える大容量15m巻き。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「修正テープがうまく使えない子どもにも大人にも、ぜひ一度試してほしいのが『モノエアー ヨコ引きタイプ』です。修正テープは、本体を立てて握り込むようにして持つ“縦引き”タイプと、本体を寝かせて持つ“横引き”タイプに大きく分かれます。多くの修正テープは縦引きで、横書きの文字を消すときに手首の角度が合わないと悩む方がいるようです。一方、横引きは、本体内部でひねってからテープを繰り出していて、寝かせるように持って使います。持ち方が変わると、フィット感が増して操作しやすいと感じることもあるようですよ! 『モノエアー ヨコ引きタイプ』は15mと大容量で、子どもが安定して握れる大きさも魅力です」
写真左から、テープ幅4.2mm、テープ幅5mm、テープ幅6mmの3種展開。
商品情報
『モノエアー ヨコ引きタイプ』
商品サイト:https://www.tombow.com/products/mono_air_side_action_type/
画像提供:株式会社トンボ鉛筆
◆『キャンパス ノートのための修正テープ』
ノートに合うから修正箇所が目立たない
1975年の発売以来、累計38億冊以上を販売しているロングセラー『キャンパスノート』。シリーズ名を冠した修正テープが発売されています。
修正箇所が目立ちにくい、ノートに合わせた色・テープ幅が特徴。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「修正テープにもじつは“色”のバリエーションがあります。最近は、ナチュラルな風合いの紙に合うクリーム色の修正テープや、特定のノート専用の修正テープも登場しています。学習用ノートとしておなじみの『キャンパスノート』専用の修正テープが、こちらのアイテムです。テープはキャンパスノートの紙の色に合わせてあり、修正箇所が馴染み、浮きにくいのが大きな特徴。A罫、B罫それぞれの罫の幅に合うように、テープ幅の異なる2種類のラインアップとなっています。色浮きしたり、罫線が消えたりせず、スムーズに使えますよ」
写真左から、A罫用6.5mm幅、B罫用5.5mm幅の2種展開。
商品情報
『キャンパス ノートのための修正テープ』
商品サイト:https://www.kokuyo.com/stationery/series/campus/correction-tape/
画像提供:コクヨ株式会社
◆『ホワイパークワイエット』
“カチカチ”が気にならない静音設計
修正テープは、本体内部のギアが回転してテープを送り出す仕組みになっていて、ギアが回転すると「カチカチ」という音が鳴ります。このカチカチ音に着目したのが、『ホワイパークワイエット』です。
独自の「静音ギア」を採用し、走行音を約90%*低減(*従来品比)。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「修正テープを使っているとき、カチカチという音や振動が気になったことはありますか? 『ホワイパークワイエット』は、本体後ろ側に独自の静音ギアを採用し、静かでなめらかな引き心地を実現しています。実際に使ってみると、使い心地のよさに驚くはず。修正テープ独特のカチカチした音や感触が苦手な方におすすめです。パステル調のクリアカラーがさわやか。使うのが楽しみになるカラー展開も魅力です!」
カラーは、写真左上から、ネイビー、パープル、ピンク、グリーンの4色展開。すべてテープ幅5mm。
商品情報
『ホワイパークワイエット』
商品サイト:https://bungu.plus.co.jp/product/correct/refillable/whiper_quiet/
画像提供:プラス株式会社
◆『裏から見えない修正テープ』
気になる“裏側”もしっかりガード
どんな状況でも書き間違いを見られたくない。そんなニーズに応えているのが、『裏から見えない修正テープ』。発売以来15年以上愛されているロングセラーです。
修正テープをひいた裏側から見ても修正部分がわからない。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「『裏から見えない修正テープ』は、その名の通り、裏から見ても書き間違いが見えなくなる便利なアイテムです。白色層の下に特殊パターンを印刷することで、光にかざしても修正テープの下の文字がわからないようになります。『裏から見えない修正テープ』は、贈りものをするときにも役立ちます。商品ラベルに印字された価格を油性マーカーで塗りつぶしても、かえって目立ってしまいますよね。そんなとき、『裏から見えない修正テープ』を使うと、表から見ても裏から見ても、価格がわからないようにしっかりガードしてくれます」
写真左から、テープ幅4.2mmのブラック/ピンク、テープ幅5mmのブラック/ブルー、テープ幅6mmのブラック/グリーンの3種展開。
商品情報
『裏から見えない修正テープ』
商品サイト:https://bungu.plus.co.jp/product/correct/refillable/whiper_uramie/
画像提供:プラス株式会社
■ ノートの罫線に合わせて「テープ幅」を選ぼう
「修正テープを選ぶときは、テープ幅にも着目して」と菅さん。ノートに合った「テープ幅」について教えていただきました。
「『ノートの罫線の幅の“マイナス1mm”が使いやすい』と覚えておきましょう。ノートの罫線が7mm幅ならテープ幅6mmのもの、ノートの罫線が6mm幅ならテープ幅5mmのものを選ぶと、罫線を余計に消すことが少なくなります。また、修正テープの消し終わりがうまく切れないときは、最後にグッと押してから持ち上げるとテープの切れが良くなります。ぜひ試してみてください」
カラーペンの書き間違いも、提出物の書き損じも、使いやすい修正テープがあればすっきり解決! お気に入りの修正テープを見つけて、毎日の学習や書類づくりをより快適にしていきましょう!
取材・文:三東社
【プロフィール】
菅未里(かん みさと)
文具ソムリエール。文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。国内外で商品や売り場の企画・監修、メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。『毎日が楽しくなる きらめき文房具』(KADOKAWA)など、著書多数。