これから外で過ごしやすい秋の行楽シーズンに突入します。「遊園地に行きたい!」と思っているファミリーも多いのではないでしょうか。そこで関東近郊の人気遊園地を一気見せ。小さい子が遊べるアトラクションも取り上げているので、ぜひ参考にしてくださいね。
アトラクションが40種以上の「よみうりランド」(東京都稲城市)
24年3月に開園60周年を迎えた「よみうりランド」。日本最大規模のものづくり体感エリア「グッジョバ!!」は、自動車・食品・ファッション・文具・健康の5業種からなるファクトリーで構成。その一つ「カスタムガレージ」では好きなデザインの部品を車体に取り付けて、その車に乗って試験走行をしよう。「ファイト イッパーツ!」はホッピングするようにアップダウンを繰り返しながら、座席部分が水平回転。大人も子どもも楽しめるファミリーライドです。
40種以上のアトラクションには定番の「メリーゴーランドドッグ」、くるくる回るライド遊具の「スイーツカップ」といった幼児が楽しめるものも。また、24年10月にオープンした観覧車「Sky-Go-LAND(スカイゴーランド)」はオープンから1周年を迎えます。

「ファイト イッパーツ!」。時期によっては瓶から水しぶきが噴出!

「カスタムガレージ」。VRを装着すると過去や未来を行き来する迫力満点の走行が楽しめる

名物観覧車の「Sky-Go-LAND(スカイゴーランド)」
施設情報
住所:東京都稲城市矢野口4015-1/時間:日により異なる/定休日:不定
公式サイト:https://www.yomiuriland.com/
絶叫系を体験するなら「富士急ハイランド」(山梨県富士吉田市)
大自然に囲まれた富士の裾野にあるアミューズメントパーク。42種類のアトラクションを備え、園内にはテーマパーク「トーマスランド」と「リサとガスパール タウン」も併設しています。
23年に誕生したバイクライド型コースターこと「ZOKKON」(120cm未満は利用不可)は、バイク型のライドに乗り込んでハンドルを握りしめ、右に左に駆け巡り、全身で風を感じる"爽快MAX"のコースター。リニアランチ方式による4回の加速や、次々と訪れる急旋回・トンネル内の走行・バック走行など、胸が高鳴るようなスリリングで心地よい体験は何度も乗りたくなること間違いなし! 110㎝から利用可の「鉄骨番長」は、日本最大級の空中ブランコ。上昇・降下を繰り返し、高さ50mの位置で高速回転します。
未就学児のお子さんがパパ・ママなどと一緒に遊ぶのにぴったりなのが、「3Dシューティングライド 科学忍具道場」。4人乗りのライドに乗り、3Dメガネをかけて“忍術体験フェスティバル”に参加しよう。

「ZOKKON]はライドの足元付近にオーディオシステムを搭載。音楽を聴きながらコースターが楽しめる

「3Dシューティングライド 科学忍具道場」 ©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ

最高時速51km/hのスピードで回る「鉄骨番長」
施設情報
住所:山梨県富士吉田市新西原5-6-1/時間:公式HPでご確認ください/定休日:不定(公式HPでご確認ください)
公式サイト:https://www.fujiq.jp/
子ども向けアトラクションが豊富な「さがみ湖 MORI MORI」(神奈川県相模原市)
「さがみ湖MORI MORI」は、豊かな自然の中でアウトドアと遊園地の両方を満喫できるリゾート施設です。キャンプやバーベキュー、ダイナミックな巨大アスレチック「マッスルモンスター」など、多彩なアクティビティが魅力となっています。
25年夏には、全長約100m・高低差約15mのスライダー「マジカルウェーブ」がオープンしました。また、お子さん連れのファミリーには、29種類のカラフルな仕掛けが満載のアスレチック「ピカソのタマゴ」や、20種類ものアクティビティが体験できる「ハッスルスパイダー」など、子ども向けのアトラクションも充実しています。冬季には幻想的なイルミネーションイベントも開催され、一年を通して家族で思い出に残る体験ができる遊園地です。

巨大クライミングアトラクション「マッスルモンスター2」

全長850mのコースを駆け抜ける「F-1カート」

「マジカルウェーブ」。専用タイヤに乗って一気にすべろう!
施設情報
住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634/時間:10:00~16:00、土曜・日曜・祝日9:00~17:00(最終入園各30分前)/定休日:木曜※16:00~イルミネーションのみ営業する場合あり ※時間と定休日は時期により異なる(公式HPでご確認ください) ※一部アトラクションには身長制限などの利用規定あり(公式HPでご確認ください)
公式サイト:https://www.sagamiko-resort.jp/
アスレチックが大充実の「モビリティリゾートもてぎ」(栃木県・茂木町)
家族みんなで遊べるアスレチックや乗り物のアトラクションがそろい、ホテルやグランピングなどの施設も充実している栃木の「モビリティリゾートもてぎ」。「森感覚アスレチック DOKIDOKI」は巨大などんぐりの木のてっぺんを目指す、新感覚の木登り型アスレチックです。難易度でコースが分かれているので、小学1年生から大人まで楽しめますよ。
雨の日でも遊べる屋内アスレチック「巨大ネットの森 SUMIKA」は、里山の森の24時間・1年間を音と光で演出。最大高さ約11mの2つの巨大ネットが大きな特徴です。
「迷宮森殿 ITADAKI」は森の生態系を表現した5階建ての立体迷路で、遊びながら自然について楽しく学ぶこともできます。乗り物系では2歳から大人と一緒に運転でき、ハラハラドキドキのでこぼこ道を走破する「オフロードアドベンチャー DEKOBOKO」が人気です! さらに、25年3月にはホテルに2つのファミリールーム、「スーペリアファミリー Hoshi-Akari」と「デラックスファミリー YADORIGI」がオープン。7月には新たな水の遊び場・休憩スポットとして「森のせせらぎ」も登場しました。

全39のポイントがそろう「森感覚アスレチック DOKIDOKI」

光と音の演出で森の1年を表現した「巨大ネットの森 SUMIKA」

全長240mのコースを巡る「オフロードアドベンチャー DEKOBOKO」
施設情報
住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 /時間:10:00~17:00(季節・曜日により異なる)/定休日:12月~2月の火曜・水曜 ※1月に施設点検による休業あり
公式サイト:https://www.mr-motegi.jp/
“70歳超”のコースターに乗れる「浅草花やしき」(東京都台東区)
江戸時代の1853年に開園した日本最古の遊園地には、18種類のアトラクションがラインアップ。1953(昭和28)年に生まれた日本現存最古のコースター「ローラーコースター」は、今も元気に町のド真ん中を走っています。25年7月にオープンした首づかいの呪いをテーマにした「お化け屋敷」も必見です。
2歳から乗れるスリル系ライドも多く、ステージの上で回転する2人乗りマシン「カーニバル」や、上にジャンプしたり降下するライド「ぴょんぴょん」がその代表格。忍者になりきって遊べる「こども忍者やしき『にんにんパーク』」もお見逃しなく!

「ローラーコースター」を含む花やしきの全景

「ぴょんぴょん」でカエルの気持ちが分かる?

新「お化け屋敷」でハラハラドキドキ体験を
施設情報
住所:東京都台東区浅草2-28-1/時間:10:00~18:00(最終入園17:30)※季節・天候により変動あり/定休日:なし※メンテナンス休園あり(公式HPでご確認ください)
公式サイト:https://www.hanayashiki.net/
大観覧車に乗れる「よこはまコスモワールド」(神奈川県横浜市)
3つのゾーンに約30種類のアトラクションを配した、入園無料(別途アトラクション料金)の都市型遊園地。そのシンボルが、高さ112.5mを誇る世界最大の時計機能付き大観覧車の「コスモクロック21」です。絶叫系の『急流すべり「クリフ・ドロップ」~絶叫グランプリ~』は最大勾配46度、すべり落ちた時の絶叫度がランキングで示されます。
そのほか、3歳から利用可能でマイナス30℃の世界を巡る「アイスワールド」や、4歳から乗車OKの空を飛び回る空中ブランコ「オーシャン・スインガー」なども。パパ・ママと一緒に思い切り楽しんじゃおう♪

「コスモクロック21」。夜は美しい横浜の夜景を一望
施設情報
住所:神奈川県横浜市中区新港2-8-1/時間:11:00~21:00(季節により異なる)/定休日:木曜 ※一部アトラクションには身長制限などの利用規定あり(公式HPでご確認ください)
公式サイト:http://cosmoworld.jp/
気軽に都心で遊べる「東京ドームシティ アトラクションズ」(東京都文京区)
東京の真ん中にある入園無料(別途アトラクション料金)の遊園地。5歳から利用できるウォーターライド系の「ワンダードロップ」は水面に向かってダイブし、家族みんなでびしょ濡れに(ポンチョも販売)。カラフルな風船に乗って、高さ10mまで上昇する「フライングバルーン」も、ファミリーが笑顔になれるアトラクションです。屋内コースター「バックダーン」は、身長100㎝以上の子どもから遊べます。
ほか、シンボル観覧車の「ビッグ・オー」や、その真ん中を突き抜ける大迫力のジェットコースター「サンダードルフィン」など、約20種のアトラクションを遊び尽くそう!

ビル3階の高さから水面にダイブする「ワンダードロップ」

リズミカルな動きでスリル満点の「フライングバルーン」
施設情報
住所:東京都文京区後楽1-3-61/時間:10:00~20:00(時期により異なる)/定休日:なし ※一部アトラクションには身長制限などの利用規定あり(公式HPでご確認ください)
公式サイト:https://www.at-raku.com/
新ホラーアトラクションが仲間入り!「那須ハイランドパーク」(栃木県・那須町)
アトラクション数は約40種類といっぱい! 国内初の屋内型洞窟探検アトラクション「洞窟探検 MOGURA」は、ヘルメットをかぶって洞窟を巡りながら鉱石を集めます。同じく屋内型では、25年7月に「藤田灰二郎のホラーリゾート 嫌ナよ館」がオープン。あなたの選択で物語の結末が変わるマルチエンディングホラーアトラクションに挑戦しよう。水しぶきを上げながら激流を下る「リバーアドベンチャー」も注目です。
さらに、ミーアキャットやウサギなど、小動物たちとのふれあい体験OKの「りんどう湖のどうぶつふれあいFarm」にも立ち寄ってみて。

「洞窟探検 MOGURA」はファンタジーの世界を再現

激流の中、ハラハラドキドキの「リバーアドベンチャー」
施設情報
住所:栃木県那須郡那須町高久乙3375/時間:9:30~17:00(季節により変動あり)/定休日:なし※冬季休園あり(公式HPでご確認ください)
公式サイト:https://www.nasuhai.co.jp/
ゴジラ・ザ・ライドの新作に乗れる「西武園ゆうえんち」(埼玉県所沢市)
21年にリニューアルを行い、昭和レトロな世界観と新旧のアトラクションでヒット。「夕日の丘商店街」は昭和風情の街並みだけでなく、そこに住む人情味ある人たちとのふれあいが楽しめます。
24年3月には、キッズ向けアトラクションも並ぶ新エリア「夕陽の丘プレイランド」が誕生。同エリアでは25年8月に新アトラクションの「ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ」を上映、前作以上の圧倒的な迫力に絶叫必至です。24年12月にリニューアルした夕日の丘商店街の「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 ザ・リアル第2話 人生スゴ六グミ」は不思議な物語に巻き込まれ、小学生を中心に大好評!

「ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ」 TM & © TOHO CO., LTD.

店主の紅子に会える「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 ザ・リアル」 ©廣嶋玲子・jyajya/偕成社/銭天堂製作委員会
施設情報
住所:埼玉県所沢市山口2964/時間:10:00~17:00(最終入園16:00)※時期により異なる/定休日:不定
公式サイト:https://www.seibuen-amusement-park.jp/index.html
水族館と遊園地がそろった「横浜・八景島シーパラダイス」(神奈川県横浜市)
日本最大級の水族館と遊園地がそろい、子どもから大人まで楽しめる「横浜・八景島シーパラダイス」。海に囲まれた遊園地には、16種のアトラクションがそろいます。チューブ型ボートに乗って激流の渦巻くコースを巡る「アクアライドⅡ」や、本物の海にボートで飛び出す「シーボート」などのウォーター系アクティビティが評判です。ほか、日本最大級の巨大立体迷路「デッ海」、回転展望型の「フライトイーグル」などでも親子でエンジョイできます。
水族館では5万尾のイワシがきらめく様子を見ることができる大水槽や、海の生き物たちとのふれあい体験が楽しめますよ。

ダイナミックな人気アトラクション「アクアライドⅡ」

水族館の目玉の大水槽
施設情報
住所:神奈川県横浜市金沢区八景島/時間:10:00~17:00(日・施設により異なる)/定休日:なし
公式サイト:https://www.seaparadise.co.jp/index.html
遊園地は進化するのでチェックを!
人気の遊園地は25年に新アトラクションを造ったり、リニューアルなどを行い、さらにスケールアップしています。「さがみ湖 MORI MORI」をはじめ、これからのシーズンはイルミネーションなどのイベントも連動して開催。公式HPなどの最新情報をチェックして、マイファミリーにぴったりな遊園地を探しに出かけましょう♪
ライター:小林智明