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【関西の体験型施設10選】親子で遊びながら学べる!おすすめスポットを厳選

クラフト系からグルメ系まで各種ものづくりをはじめ、忍者体験、職業体験、収穫体験など、子どもたちが遊び感覚で学べる魅力的な「体験型施設」が、関西地方にはいっぱいあります。なかにはパワーショベルの操縦や塩作り、生八つ橋作りなどのレア体験も!

おすすめの10スポットを集めたので、どこに行こうか迷った際の参考にしてくださいね。親子でワクワクドキドキの体験を共有し、自由研究にも役立ててみては?

親子で遊びながら学べる!関東の体験型施設はコチラ


2つの業種の体験ができる!「ダスキンミュージアム」(大阪府吹田市)

 ダスキンの2大事業を軸に展開する、子どもから大人まで楽しめる体験型企業ミュージアムです。おそうじの歴史や効果的な清掃方法が楽しく学べる「おそうじ館」と、ミスタードーナツの商品・オリジナルグッズなどの展示や、ドーナツ作りなどの体験ができる「ミスドミュージアム」の2つのスペースで構成されています。

 おそうじ館では、住まいを再現したエリアで、おそうじしたい場所に合わせたそうじ道具を使った「すみずみおそうじ体験」が好評。特殊なライトで空気中に漂うホコリを見ることができる「ホコリの見える化体験」も注目ですよ。

 ミスドミュージアムの2つの有料体験、「ドーナツ手づくり体験」(事前申し込みによる抽選制、小学生以上体験可)と「ドーナツボールトッピング体験」に、キッズたちは大喜び。手作り体験では揚げたてドーナツのおいしさに感動必至です。トッピング体験ではドーナツボールをお好みにトッピングして、世界で一つのオリジナルドーナツを作りましょう!
さらに、3月16日には“ミスタードーナツがつくるおいしい想い出”を体感できる新エリア「ドーナツの森」が誕生しました。


「ドーナツ手づくり体験」の料金はペア(2名)1,200円


これまでにオープンしたミスド全2,000店舗以上の写真展示


おそうじ文化の歴史・道具の数々を展示などで解説


「ホコリの見える化体験」の様子


施設情報
住所:大阪府吹田市芳野町5-32 / 時間:10:00~16:00(最終入館15:30)/ 定休日:月曜(祝日の場合翌日)/ 入館予約:不要※ドーナツ手づくり体験は要予約
公式サイト:https://www.duskin-museum.jp/


 

貴重な体験型食育施設「カップヌードルミュージアム 大阪池田」(大阪府池田市)

 1958(昭和33)年に日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)が、池田市で世界初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」を発明し、今や世界中で食べられるようになったインスタントラーメン。ここは、新しい食文化となったインスタントラーメンの歴史を通じて、発明・発見の大切さを伝える体験型の食育施設です。「マイカップヌードルファクトリー」(有料)では、カップを自由にデザインし、好きなスープと具材を選んで、世界に一つだけのオリジナルのカップヌードルを作って持ち帰ることができます。小麦粉をこねるところから手作りする、「チキンラーメンファクトリー」(有料)も体験してみたいですね。

 そのほか、カップヌードルの開発エピソードをアニメーションにまとめた「カップヌードルドラマシアター」や、歴代商品約800点のパッケージを並べた展示も見逃せません!


スープ4種、具材12種から選べるカップヌードル作り体験


麺作りも体験できる「チキンラーメンファクトリー」


施設情報
住所:大阪府池田市満寿美町8-25 / 時間:9:30~16:30(最終入館15:30) / 定休日:火曜(祝日の場合翌日)、年末年始 / 入館予約:不要 ※21名以上の団体、チキンラーメンファクトリーは要予約(マイカップヌードルファクトリーは事前予約不要ですが、当日朝から入り口にて時間を区切った整理券を配布)
公式サイト:https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/

 

“チャレンジ”がキーワードの「ヤンマーミュージアム」(滋賀県長浜市)

 見て・触れて・体験しながら学べる“チャレンジ体験ミュージアム”です。人気No.1コンテンツは、「ざくざく!パワーショベルチャレンジ」。本物のパワーショベルを操縦できる体験は、うれしいですよね。チャレンジエリアにそびえ立つサステナブルエナジービルディングでは、ボルダリング&トップロープに挑戦を(トップロープは小学生以上利用可)。

 ヤンマーの創業者・山岡孫吉(まごきち)のチャレンジストーリーが体感できるプロジェクションマッピングシアターからは、挑戦することの大切さなどが学べます。年2~3回開催される「木製エンジン分解・組立ワークショップ」(有料)と、屋上のビオトーブに入って、生き物観察ができる年3回開催の「ビオトーブ観察会」(有料)もチェック!


実際に建物を造るパワーショベルを操縦


クライミングでゴールのボタンを押すとビルが点灯


施設情報
住所:滋賀県長浜市三和町6-50 / 時間:10:00~17:30(最終受付16:45、最終入館17:00)/ 定休日:月曜(祝日の場合翌平日)、年末年始 / 入館予約:予約優先
公式サイト:https://www.yanmar.com/jp/museum/


 

忍者気分を満喫!「東映太秦映画村」(京都府京都市)

 忍者体験、変身体験などのアトラクションだけでなく、東映キャラクターのイベントが楽しめる体験型テーマパーク「東映太秦(うずまさ)映画村」。25年の映画村フルリニューアルの第1期オープンに先立ち、4月13日(土)に新しい時代劇セットがオープン予定です。

 一番人気のアトラクション「からくり忍者屋敷」では、忍者屋敷に仕掛けられたからくりを見破り、屋敷から抜け出そう! 「忍者修行道場 刀でGO!!」は、刀とアスレチックが融合した新感覚アトラクション。ビニール刀を武器に、6つの忍者修行のクリアを目指します。また、春・秋の土日祝に期間限定の「あおぞら忍者教室」を開催。これは、ニンジャ先生がちびっ子に忍術を教える大好評の体験型イベントです。


どんでん返し、隠し通路などの仕掛けがある忍者屋敷


道場でビニール刀を振り回し、キッズは大ハシャギ♪


施設情報
住所:京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10 / 時間:公式ホームページでご確認ください / 定休日:1月中旬 / 入館予約:不要
公式サイト:https://www.toei-eigamura.com/


 

「赤穂市立海洋科学館・塩の国」(兵庫県赤穗市)で塩を作ってみよう!

 「海洋科学館」は、「海へのいざない」「塩のギャラリー」など4つのゾーンで構成された、海洋や塩について楽しく知ることのできる施設。併設の「塩の国」は、日本遺産登録の「日本第一の塩を産したまち播州赤穂(ばんしゅうあこう)」を象徴する、国内最大級の塩田復元施設です。科学館入館者は、無料で「塩づくり体験」をすることができます。

 「塩づくり体験」は、「塩の国」の流下式塩田で作られた「かん水」を土鍋で煮詰める、昔ながらの製法で行います。出来上がった塩(約40g)は持ち帰り可能。また、「塩の国」の釜屋では、塩を焚き上げる「釜焚き」を定期的に実施。かん水から塩が結晶化していくダイナミックな工程を見学することができます!


「塩づくり体験」の所要時間は約20分


大きな平釜でかん水を煮詰める「釜焚き実演見学」


施設情報
住所:兵庫県赤穂市御崎1891-4 / 時間:9:00~16:30(最終入館16:00)/ 定休日:火曜(祝日の場合翌日)、12月28日~1月4日 / 入館予約:不要(塩づくり体験は毎回10分前に受付締め切り。体験・実演見学はそれぞれ入館時に整理券配布)※詳細は公式HPでご確認ください。※塩づくり体験は火気を使用するため、未就学児・小中学生だけの体験は不可(未就学児にはマンツーマンで大人の付き添いが必要、小中学生は3人につき大人1人の付き添いが必要)
公式サイト:http://www.ako-kaiyo.jp/


 

環境技術を学べる「京都市南部クリーンセンター環境学習施設さすてな京都」(京都府京都市)

「さすてな京都」は、ゴミ処理施設そのものを活用。焼却炉やゴミ発電などの迫力満点の大規模施設を間近に見学し、それらを生きた教材として最先端の環境技術を学べます。各所に配置された体験型中心の子ども向けコンテンツなどで、楽しみながら学習しよう!

 京都の街を再現したジオラマ展示では、自転車発電・足踏み発電でLEDが点灯し、模型が走ります。加えて、現物大のクレーン模型や、本物と同じ操作体験ができるクレーンゲーム機も見もの。ゴミ処理で出る余熱を利用した足湯も試してみて。


「環境ジオラマ&発電体験」の様子


施設情報
住所:京都府京都市伏見区横大路八反田29 / 時間:9:00~17:00 / 定休日:水曜(祝日の場合翌平日)、年末年始 / 入館予約:不要※10名以上の団体は要予約
公式サイト:https://sustaina-kyoto.jp/


 

約100種の仕事&サービスを体験!「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)

 3~15 歳の子どもたちが、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる職業・社会体験施設です。実在する企業が出展する約60パビリオンが建ち並び、約100種類の仕事やサービスを体験できます。仕事をすると専用通貨「キッゾ」で給料が支払われ、施設内の銀行への預金やデパートでの買い物など、リアルな経済活動を実感できるのもポイント。

 実際に作ったメニューを食べられるチョコレート工房やベーカリー、操縦体験ができる飛行機、電車などのパビリオンで、憧れの仕事にチャレンジを!


消火作業を行う消防署パビリオン


施設情報
住所:兵庫県西宮市甲子園八番町1-100 ららぽーと甲子園 / 時間:第1部9:00~15:00、第2部16:00~21:00※入れ替え制 / 定休日:不定休 / 入館予約:要予約 ※2歳以下は体験不可(入場無料)
公式サイト:https://www.kidzania.jp/koshien


 

和菓子の手作り体験が魅力!「八つ橋庵とししゅうやかた」(京都府京都市)

 京菓子・手描き友禅(ゆうぜん)など、京都のカルチャー体験ができるスポット。子どもたちに人気の「生八つ橋手づくり体験」や「フルーツ大福づくり」をはじめ、ハンカチなどにウサギやトラなどを描く「京染手描き友禅体験」など、約20種の体験を気軽に楽しむことができます(各有料)。

 また、2階には無料で見学できる京刺繍が華やかな「ししゅう美術館」、1階には生八つ橋の製造工房(不定期稼働)を併設。親子で京文化を満喫しよう!


3種類を作って持ち帰れる「生八つ橋手づくり体験」


施設情報
住所:京都府京都市右京区西京極西衣手町36 / 時間:9:00~17:00(最終体験開始16:00)/ 定休日:12月26日~31日 / 入館予約:不要※各種体験講座は要予約 ※原則、子どものみでの体験は不可(必ず大人の同伴が必要)
公式サイト:http://sisyu.yatuhasian.jp/


 

「淡路ファームパーク イングランドの丘」(兵庫県南あわじ市)で旬野菜を収穫!

 淡路島の農業公園「イングランドの丘」は、「季節の野菜の収穫体験」や「食の体験・クラフト体験」(各有料)などを用意。野菜畑では春のタマネギ、夏のナスビ・ピーマン・オクラといった旬野菜を収穫できます。食の体験ではパンやアイスクリーム、クラフト体験ではジェルキャンドルなどを手作りしてみては?

 さらに、カメのエサやり体験(土日祝限定)やモルモットのエサやり体験も楽しめたり、「遊びの広場」では乗馬を行えますよ(各有料)。


「たまねぎ収穫体験」の様子


施設情報
住所:兵庫県南あわじ市八木養宜上1401 / 時間:9:30~17:00(最終入園16:30)※季節により変動あり / 定休日:火曜、年末年始 ※冬季メンテナンス休園あり/ 入園予約 : 不要(カメのエサやり体験、モルモットのエサやり体験は時間制にて先着順の対応)※公式HPでご確認ください
公式サイト:https://www.england-hill.com/


 

工房で手作り体験!「コンペイトウミュージアムやお」(大阪府八尾市)

 八尾市・堺市・福岡市に展開する、コンペイトウの歴史や文化を学べる施設です。体験では、オリジナルのコンペイトウが作れる「プレミアム金平糖工房」(有料)が評判。コンペイトウのサイズ・色・味を選ぶことができ、例えば1種類目にピンクでサイダー味のコンペイトウを作るとします。釜の中から半分取り出し、2種類目は残った半分にブルーでメロン味を付けたとします。さあ、どんな色と味になるかな? 理科の実験的な体験にキッズたちはドキドキです。

 小さいお子さんには、箱の中のコンペイトウをおたまですくう「金平糖のすいくいどり」(有料)がおすすめです。


ラッキーならかわいいキャラクターさんに会える…かも


施設情報
住所:大阪府八尾市若林町2-88 / 時間:9:30~17:00 / 定休日:不定休、年末年始 / 入館予約:要予約
公式サイト:https://konpeitou.jp/


 

 

予約の事前確認をして、親子で貴重な体験を!

おすすめの体験型施設10スポットを紹介しました! 有名企業が手掛ける施設も多く、工場見学的要素を含んだ体験ができるのも魅力です。商品ができるまでの工程やアイデアも学べるから、子どもたちの想像力を養うのではないでしょうか。実際に訪れる際には、予約の確認をお忘れなく。そして、お子さんと一緒に体験三昧の一日を過ごしましょう♪

ライター:小林智明


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