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使い道はさまざま! 文具ソムリエールがおすすめする「付箋5選」

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勉強するときやメモをとりたいときなど、あらゆる場面で活躍する「付箋」。じつはさまざまな種類があるのをご存知ですか? 今回は、文具ソムリエールの菅未里さんがおすすめする付箋5選を、それぞれのお役立ちシーンとともにご紹介します。

『まるみの プチ』
角が丸く、スケジュール帳にぴったりフィット!

 ころんとしたフォルムと絶妙なニュアンスカラーが魅力の『まるみの プチ』。使うたびに、ほっとやさしい気持ちになれる付箋です。小さいながらも、接着部分の面積が広いため、しっかり貼り付けられます。



スケジュール帳に貼ったり、ラベリングに活用したりと使い道いろいろ。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「角が丸い付箋の草分けである『まるみの』シリーズのなかで、もっともミニサイズの付箋です。なんとこの付箋、スケジュール帳の月間ページのブロックにぴったりと収まります! 仮の予定を手帳に記しておきたいときに便利です。家族や仕事の予定を色分けして貼るのもおすすめです。雰囲気がそろった5色がひと組になっていて、4種類から好みの色味を選べます。『やすらぎの花束』『ひだまりの散歩道』など、カラーテーマを表現したネーミングもかわいらしいですね。親はお気に入りの手帳に、子どもはカレンダーやノートなどに貼って、親子で楽しく活用できます」




左上から、「紅茶時間」「夜明け前の空」「ひだまりの散歩道」「やすらぎの花束」の4種展開。


商品情報
『まるみの プチ』
商品サイト:https://be-en.co.jp/products/fs-098

画像提供:株式会社 ビバリー

『ポスト・イット® 強粘着ポップアップディスペンサー』
片手でパッと引き出せる!

 付箋といえばおなじみの『ポスト・イット® 製品』。今回ご紹介するのは、専用ディスペンサーが付いたポップアップ式のアイテムです。



75ミリ四方の強粘着付箋が1枚ずつとり出せる専用ディスペンサー。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「この付箋のすばらしいところは、なんといっても片手ではがせるところ。ふだんあまり意識していませんが、付箋を使うとき、私たちは持っているものをいったん置いて、両手で付箋を持ってはがすという動作を行っています。『ポスト・イット® 強粘着ポップアップディスペンサー』を使用すると、こうした動作を省略できます。重みのある専用ディスペンサーがセロハンテープ台のような役割を果たしているので、片手でサッと付箋をとり出せるのです。いつでもすぐにとり出せるので、子どもが勉強するときやちょっとしたメモを書きたいときなどに非常に便利。一度使うと手放せなくなるはず。一家に一台、おすすめです!」





商品情報
『ポスト・イット® 強粘着ポップアップディスペンサー』
商品サイト:https://www.post-it.jp/3M/ja_JP/p/d/v100838416/

画像提供:スリーエム ジャパン株式会社

『めくるめくふせん』
めくるたびに色・デザインが変化する!

 付箋は何枚めくっても同じ色、同じデザインだと思っていませんか? こうした固定観念をいい意味でくつがえしてくれるのが『めくるめくふせん』です。




1アイテムで12種類のデザインが楽しめる『めくるめくふせん』(画像は『22時のバスボム』)。プレゼントにひと言添えたいときに。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「『めくるめくふせん』の最大の特徴は、12パターンの異なるデザインを楽しめるところ。お菓子やおみやげなど、ちょっとしたものを複数の方に渡すとき、ひと言添えたいものの、手紙では大袈裟になってしまうと悩むことがありますよね。そんなときに活躍するのがこの付箋です。お礼や感謝の気持ちをカジュアルに伝えられ、なおかつ、デザインに変化があるのでマンネリ感もありません。私のお気に入りは、淡いカラーが溶け合う『22時のバスボム』というデザイン。かわいらしくて、さまざまなシーンで使いやすいですよ」




正円型と正方形型の2タイプ展開。上段左から「曇り空の日曜」「あの子のクローゼット」「22時のバスボム」「ウォークインザパーク」、下段左から「あさぼらけ」「スモーキーノート」「チェックの思い出」「ストーンマーブル」。


商品情報
『めくるめくふせん』
商品サイト:https://www.sun-star-st.jp/items/240204151528/

画像提供:サンスター文具株式会社

『ココサス まるみのカラー』
付箋1枚で見返したい箇所がすぐわかる

 付箋のよくある使い方のひとつが、後から見返すときの「目印」として活用することではないでしょうか。そんな用途に特化したのが、『ココサス まるみのカラー』です。



ノートや手帳の気になるところに貼って、後から読み返すときの目印に。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「後から見返すために付箋を貼ったものの、いざ読み返そうとしたときにどの部分かわからなくなることはありませんか? そんなときに役立つのが『ココサス まるみのカラー』です。ページの端に付箋を貼り、ミシン目に沿って切り離したら、矢印部分を見返したい場所にペタリ。1枚の付箋で、気になるところがひと目でわかるようになります。シャープペンシルや水性ペンで書き込みも可能。子どもと図鑑を見るときなど、さまざまな学習シーンで重宝しますよ!」




左上から、「紅茶時間」「夜明け前の空」「ひだまりの散歩道」「やすらぎの花束」の4種展開。


商品情報
『ココサス まるみのカラー』
商品サイト:https://be-en.co.jp/collections/ココサス

画像提供:株式会社 ビバリー


『ポスト・イット® フィルムインデックス 厚口』
厚みしっかり、丈夫でくり返し使いやすい

 今回ご紹介する5点のなかで唯一のフィルム付箋です。丈夫で破れにくく、接着部分が透明なため、文字や絵を隠さずに貼り付けられます。



丈夫なフィルムタイプ。油性ペン、水性ペン、ボールペン、鉛筆で書き込み可能


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「見出しとして使えるインデックスタイプのフィルム付箋です。くり返し貼ったりはがしたりできて、そのうえ丈夫なので、ファイルの見出しやノートのインデックスなど、頻繁に出し入れするアイテムにも気兼ねなく使えます。塾のテキストやプリントに、その日勉強したところの目印としてつけておくと、家で復習するときスムーズに始められます。厚みがあって折れにくいので、持ち運びも安心ですね。耐久性があるので、手帳のマンスリーインデックスとしても活用するのもおすすめです」




40ミリ×18ミリの3色アソート。豊富なカラー展開も魅力。


商品情報
『ポスト・イット® フィルムインデックス 厚口』
商品サイト:https://www.post-it.jp/3M/ja_JP/p/d/v101267359/

画像提供:スリーエム ジャパン株式会社

 

■ 「付箋」でやることを見える化しよう!

 ビジネスシーンではおなじみの付箋ですが、「子どもにも早くからどんどん使ってほしい」と菅さんは話します。


「思考を整理するのに便利な付箋は、子どものころから使い慣れておくのがおすすめです。たとえば夏休みなどに、やるべきことを思いつくままに付箋に書き出して、模造紙などに貼って、優先度が高い順番に並べ替えてみましょう。やり終わったときサッと付箋をはがすと気持ちがいいですし、気づいたときに順番を入れ替えやすいところが付箋ならではの良さです。安価な付箋のなかにははがれやすいものもありますが、今回ご紹介した付箋は、はがれたり、のりが残ったりする心配がなく、使いやすいものばかりです。ぜひこの使い心地の良さを実感してみてください」

使い道に合った好みの付箋が見つかると、勉強や仕事の効率がグッと上がりそうですね。今回ご紹介した5つのアイテムを、子どもとの生活にぜひお役立てください。


取材・文:三東社




【プロフィール】
菅未里(かん みさと)

文具ソムリエール。文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。国内外で商品や売り場の企画・監修、メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。『毎日が楽しくなる きらめき文房具』(KADOKAWA)など、著書多数。


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