ノートのまとめやイラスト描き、手紙のデコレーションなど、さまざまな場面で活躍するカラーペン。カラフルなペンは、子どもの「描きたい!」「表現したい!」という気持ちや学習のモチベーションをぐっと高めてくれます。今回は、文具ソムリエールの菅未里さんに教えていただいた子どもにおすすめのカラーペン5つを紹介します。新学期の準備やちょっとしたプレゼント選びの参考にしてみてください。
◆『ボールサイン プリズム』
見る角度で色やきらめきが変わるカラーペン
ラメ感のある色味が女子小学生を中心に人気を集めたカラーペン『ボールサイン ティアラ ノック』。同シリーズから2026年9月上旬に発売される新商品が、特殊なインキを採用した『ボールサイン プリズム』です。
見る角度で色の変化を感じる偏光色インキを採用。角度を変えることでそれぞれの層から反射される光が干渉し合い、色の変化が生み出される。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「平成を彩った懐かしのキラキラペン『ボールサイン』シリーズから、見る角度で色が変わるカラーペンが新登場! 小学生を中心に根強い人気があるラメペンのなかで、『ボールサイン プリズム』は、偏光する特殊なインキを使用しているところが大きな特徴。写真のように、正面で見たときと斜めから見たときで色が変わります。ボール径は、ラメが出やすい1mmで、筆圧が安定していない子どもにも安心して持たせやすい太さです。文具メーカーのインキ性能の進化はめざましく、書き心地はとてもなめらか。友達に手紙を書いたり、学習ノートやテキストに印をつけたりするときに使うと色の変化を楽しめてテンションが上がります」
カラーは、左からプリズムピンク、プリズムパープル、プリズムコッパー、プリズムイエロー、プリズムアクアグリーン、プリズムレッドの6色展開。
商品情報
『ボールサイン プリズム』
商品サイト:https://www.craypas.co.jp/products/ball/001/0001/297470.html
画像提供:株式会社サクラクレパス
◆『KAOLINE(カオライン)』
香水のような大人っぽい香り付きペン
2026年7月発売の新商品『KAOLINE(カオライン)』。キャップをとった瞬間に気分が上がるカラーマーカーです。
書くたびにふんわり香りが広がるカラーマーカー。しなるペン先はノートなどの曲面にも密着し、書き心地なめらか。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「カラーペンのジャンルとして安定した人気を維持している香り付きペン。さまざまなタイプが発売されていますが、『KAOLINE(カオライン)』は大人っぽい香りがするのが大きな特徴。香水のような、アロマのような上品な香りがふんわりと漂います。近年流行しているニュアンスカラーも魅力で、ミントやバイオレットなど小学生に人気の色もラインナップ入り。シンプルなカードや便箋を縁取りしたり、ノートやテキストにアンダーラインをひいたり。使うたびにやさしく香り、子どもの気分を上げてくれます」
カラーは全12色展開。それぞれに異なる香りを採用。
商品情報
『KAOLINE(カオライン)』
商品サイト:https://www.sun-star-st.jp/items/260112072233/
画像提供:サンスター文具株式会社
◆『マイルドライナーブラッシュ』
線引きや色塗りが楽しくなる両用マーカー
国内にとどまらず、欧米やアジアなど世界20ヵ国以上でシリーズ累計4億本(※)を販売している『マイルドライナー』。同シリーズには、筆先に特徴があるカラーペンもラインナップされています。※2025年2月時点、ゼブラ出荷実績
力の加減で線幅を調整できる筆タイプと、マイルドライナーシリーズで最も細い 0.5~0.7mm の極細タイプの両用マーカー。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「大人気ラインマーカー『マイルドライナー』 シリーズに筆タイプのペンがあるのをご存知ですか? マイルドライナーならではのおだやかなカラー展開はそのままに、筆タイプと極細の丸いペン先を楽しめます。ぜひ試してほしいのが、やわらかく書きやすい筆タイプ。ノートやカードのデコレーションやイラスト描き、塗り絵の色塗りはもちろん、ペン先に込める力を加減すると線の太さが変わるため線を引くだけでも楽しめます。購入しやすい手ごろな価格も魅力で、お気に入りの色を揃えやすいアイテムです」
ほんのり蛍光色、渋マイルド色、和みマイルド色、親しみマイルド色、晴れやかマイルド色の5つのテーマ別に全25色のラインナップ
商品情報
『マイルドライナーブラッシュ』
商品サイト:https://www.zebra.co.jp/pro/detail/mildliner_brush/
画像提供:ゼブラ株式会社
◆『筆touch サインペン』
イラスト描きにも金封の名前書きにも
1963年の発売以来ロングセラーの水性ペンとして愛されてきたぺんてるサインペン。菅さんが今回おすすめするのは、おなじみの定番アイテムに遊び心が加わった『筆touch サインペン』です。
筆ペンとサインペンの中間の書き味。力の入れ具合で線の太さを変えられる。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「おなじみのぺんてるサインペンに筆のタッチ感が加わった水性カラーペンです。インキの色がくっきりと濃く、書き心地抜群。海外では、自由度の高い文字アート・モダンカリグラフィー用のペンとしても人気を集めています。筆圧を変えると線の太さが細くなったり太くなったりして子どもも楽しめます。筆ペンに慣れていない大人にもおすすめで、ご祝儀袋などの金封に名前を書くときに重宝します。子どものドリルなどの丸つけも、いつもと違うタッチが楽しめますよ!」
カラーは、原色からニュアンスカラー、蛍光色まで充実した全36色展開。
商品情報
『筆touch サインペン』
商品サイト:https://www.pentel.co.jp/products/pen/fudetouch_signpen/
画像提供:アストラム株式会社
◆『フリクションカラーズ』
こすると消えるカラーペン
カラーペンの魅力といえば、ノートやカードにやさしく彩りを添えてくれることですが、強調したい場所を間違えてしまい、困った経験はありませんか? そうした不安を解消してくれるのが、『フリクションカラーズ』です。
キャップのラバーでこすってきれいに消せる安心感。
- 菅さんのイチオシPOINT!
「フリクションシリーズといえば、ビジネスパーソン向けのボールペンという印象があるかもしれませんが、子どもにもおすすめしたい便利なアイテムがあります。そのひとつが『フリクションカラーズ』。書き間違えを怖がる子どもも、こすれば消せる安心感があれば、のびのびと手を動かせるはず。手紙を書くときやテキストに印をつけるときなどに重宝します。フリクションインキは、60度以上になると消え始めます。この原理を利用して、ドライヤーの熱風を当てて見えなくすることができます。−10度以下でインクの色が戻る点には注意が必要ですが、家のカラーペンをすべて『フリクションカラーズ』で揃えると、大事な書類に子どもが絵を描いてもゆったりした気持ちで見守れます」
カラーは全12色展開。写真の単色のほか、6色セット、12色セットもあり。
商品情報
『フリクションカラーズ』
商品サイト:https://webcatalog.pilot.co.jp/products/DispDetail.do?volumeName=00004&itemID=t000100002386
画像提供:株式会社パイロットコーポレーション
■ 本数が増えたらクリアペンケースの収納がおすすめ
「近年のカラーペンは色数がとても多いところが魅力です」と菅さん。色数豊富なカラーペンの楽しみ方とおすすめの収納方法を教えていただきました。
「従来からあるはっきりした色味に加え、最近は絶妙なニュアンスカラーを低価格で楽しめるようなラインナップが増えています。カラフルな色味に刺激されると、創造力がかき立てられることも。手紙を書いたり、イラストを描いたり、アンダーラインを引いたりするとき、お気に入りの1本があると楽しみがぐっと広がります。本数が増えたときは、全面透明なクリアペンケースに収納するのがおすすめです。収納場所をつくっておくと、『あれ、どこだっけ?』が減るかもしれませんよ!」
もっとカラフルに、もっと楽しく♪ 文房具売り場で、菅さんのおすすめのカラーペンをぜひ試してみてください。
取材・文:三東社
【プロフィール】
菅未里(かん みさと)
文具ソムリエール。文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。国内外で商品や売り場の企画・監修、メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。『毎日が楽しくなる きらめき文房具』(KADOKAWA)など、著書多数。