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文具ソムリエールがおすすめ!入園・入学準備に役立つ油性ネームペン5選

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「ペン先が布に引っかかる」「布にインクがにじむ」「プラスチック製品に文字を書いたらインクが弾いた」。名前書きの場面で、こんなストレスを感じたことはありませんか? 入園・入学・進級の時期に重宝するのが「油性ネームペン」です。今回は、文具ソムリエールの菅未里さんがおすすめする「油性ネームペン」5つをメーカー別にご紹介します。


一般的な油性ペンとはひと味違う「油性ネームペン」

 入園・入学・進級といえば「名前書き」。失敗できないという緊張感のなか、布やプラスチックなどたくさんの学用品に名前を入れるのはなかなか骨の折れる作業です。そんなとき頼りになるのが、文房具メーカーの「油性ネームペン」です。

一般的な油性マーカーでも代用できると思われがちですが、布に文字を書くと、繊維のすき間にインクが広がって文字がにじんだり、ペン先が布に引っかかってうまく書けなかったりすることがあります。

 布に書くことを想定して開発された油性ネームペンは、ペン先が布に引っかかりにくくインクがにじみにくいうえ、太さのラインナップも豊富です。インクの開発にひたむきに取り組み続けている文房具メーカーのノウハウが詰め込まれた1本を選べば、名前書きがスムーズに進み、作業がグンとはかどります。

インキ技術に定評がある「PILOT」

 独自開発のインキ技術を強みに『フリクション』シリーズなどさまざまなヒット商品を手がけている「PILOT」。今年1月には新たな油性ネームペンが誕生しました。

● 新開発のペン先でなめらかに書ける『おなまえ上手』


体操服や上履き、文具など、さまざまな学用品の名前書きに便利な『おなまえ上手』。速乾性に優れたインキは洗濯にも強い。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「インクに定評があるパイロットから今年新たに登場した油性ネームペンです。布は紙よりも繊維の目が粗いため、ペン先が布地にひっかかるストレスがよくあります。『おなまえ上手』はペン先の素材と形状を改良した新開発のペン先により、布にひっかかりにくく、なめらかな書き心地を実現。細字と極細のツインタイプで、布ものをはじめ、プラスチック製品や教科書などにもくっきり書けます」





商品情報
『おなまえ上手』
商品サイト:https://webcatalog.pilot.co.jp/products/DispDetail.do?volumeName=00004&itemID=t000100004202

画像提供:株式会社パイロットコーポレーション

小さな服のタグもおまかせ!『布書きペン 極細』


布書きについて徹底的に追求した専用ペン。上履きなど目の粗いキャンバス地にも。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「定番の『布書きペン 極細』もおすすめです。0.48ミリの極細タイプで、文字数の多い名前や画数の多い文字も狭いスペースに書きやすいところが魅力です。油性アルコールの速乾性とゲルインキのにじみにくさを兼ね備えたハイブリッドペンは、どんな素材にもにじみにくく、洗濯にも強いところが特徴。アーティストが布にイラストを描くときにも使用されています。布ものに名前を書くときに特におすすめの1本です」



商品情報
『布書きペン』
商品サイト:https://webcatalog.pilot.co.jp/products/DispDetail.do?volumeName=00004&itemID=t000100001186

画像提供:株式会社パイロットコーポレーション

名前書き専用ペンのパイオニア「サクラクレパス」

 名前書きに特化したペンとして1969年に発売された『マイネーム®』は、世代を超えて親しまれているロングセラー商品。超極細から太字、ボールペンタイプまで充実したラインナップが取り揃えられています。

● 学校指定品の場合もある超定番『マイネーム』『マイネームツイン』


インキの粘度は従来の油性マーカーの約2倍。粘り気のあるインキは洗濯に強く、にじみにくい。


紙おむつの表面繊維に引っかかりにくいボールペンタイプの『マイネーム紙おむつ専用』も。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「油性ネームペンの超定番品として長く愛されている『マイネーム』。ラインナップが豊富で、太さや用途から最適な1本を選べます。学校によっては、子どもの持ち物として『マイネーム』を指定している学校もあるようです。これは、名前書き用のペンを統一したほうが、先生が指示を出しやすいためだと考えられます。大人用には1本で2種類の太さが使える『マイネームツイン』が便利ですが、子どもが使うなら『マイネーム』がおすすめです。ツイン式は便利ですが、1つでもキャップを紛失するとあっという間に持ち運びできなくなるからです。大人用と子ども用を分けて用意するのがおすすめですよ」






商品情報
『マイネーム』『マイネームツイン』
商品サイト:https://www.craypas.co.jp/products/pickup-myname/index.html

画像提供:株式会社サクラクレパス

もう濃い色の布の名前書きに困らない『マイネーム ホワイト』


濃い色の布にも白くくっきり書ける『マイネーム ホワイト』。太さは細字と極細の全2種展開。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「『指定の靴下が紺色。名前はどこに書いたらいいの?』。そんなお悩みを解決するのが『マイネーム ホワイト』。濃い色の布にもはっきり書けます。使う頻度が少ないと手持ちの白い油性ペンを使いたくなるかもしれませんが、布に対応していない白の油性ペンはインクが繊維ににじみ、洗濯ではがれてしまうことも。『マイネーム ホワイト』は洗濯しても落ちにくく、布にじみしにくいので安心です。『マイネーム』シリーズはパッケージが似ているので、しっかりチェックしてから購入しましょう」





商品情報
『マイネーム ホワイト』
商品サイト:https://www.craypas.co.jp/products/pickup-myname/index.html

画像提供:株式会社サクラクレパス

『マッキー』シリーズでおなじみ「ゼブラ」

 どんなものにも書ける油性マーカーの定番といえば『マッキー』シリーズ。学校やオフィスでおなじみの同シリーズには名前書きに役立つアイテムもあります。

布、プラスチック、金属など幅広く使える『おなまえマッキー 両用』



布、ビニール袋、プラスチック、金属など幅広い素材に対応。細字・極細の両用タイプ。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「油性マーカーでおなじみの『マッキー』シリーズに『おなまえマッキー』があるのをご存知ですか? 布へのにじみを抑えた新インクを採用したネームペンで、布はもちろん、お弁当などのプラスチック製品や水筒などの金属、ビニール袋まで、これ1本で対応できます。親しみのある『マッキー』ブランドという安心感もあり、作業がぐんぐんはかどります」





商品情報
『おなまえマッキー 両用』
商品サイト:https://www.zebra.co.jp/pro/detail/onamaemackee_both/?tab=oc-nav-sustainability

画像提供:ゼブラ株式会社

 

■ 頼れるペンは名前入れの強い味方

 シールやスタンプなど、名前書きには手書き以外にもさまざまな方法があります。油性ネームペンならではのよさはあるのでしょうか? 菅さんは「手書きはなんといってもコスパがいい!」と話します。

「注文式の名入れシールは手書きよりも高額で、文字数が多いと対応できない場合があると聞きます。スタンプは便利ですが、インクの補充を手間に感じる方もいるようです。一方、油性ネームペンは必要なときにすぐ使えて、非常にリーズナブル。おはじきに名前を書くときなど、最終的に油性ネームペンが頼りになる場面は意外と多いものです。シールやスタンプと併用するなど、ストレスの少ない方法を見つけて、怒涛の名前書きを乗りきっていきましょう!」

 名前書きの効率を最大化してくれる油性ネームペン。菅さんのおすすめを参考に用途に合った最適な1本を味方につけて、春からの新生活を笑顔でスタートしましょう!


取材・文:三東社



【プロフィール】
菅未里(かん みさと)

文具ソムリエール。文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。国内外で商品や売り場の企画・監修、メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。『毎日が楽しくなる きらめき文房具』(KADOKAWA)など、著書多数。


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