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猛暑で遊び場が変化?多様化する子どもの居場所、親が抱える見えない場所での不安とは

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ヨメルバ会員のみなさんの「みんなどうしてる?」を調査!今回のテーマは“子どもの外遊び”について。

 子どもが成長するにつれ、親の手を離れて「子どもだけでお友だちと遊びに行きたい!」と言い始める時期がやってきますよね。自立への第一歩として嬉しく感じる反面、「事故に遭わないか」「お友だちとトラブルにならないか」と、心配や不安が尽きない保護者の方も多いのではないでしょうか。今回は、ヨメルバ会員の皆さんに「子どもだけで遊ぶときのこと」についてアンケートを実施しました。みんながどんな場所で遊んでいるのか、安全のためのルールや見守りツールの活用法など、調査結果と皆さんのコメントをご紹介します。

【子どもの外遊びに関するアンケート調査結果】

約半数のお子さんが、週に1日以上お友だちと遊んでいる


1.あなたのお子さんは現在、どのくらいの頻度でお友だちと遊んでいますか?


6割以上が子どもだけで遊んだことがあると回答


 まずは、回答者のお子さんが現在、どのくらいの頻度でお友だちと遊んでいるかを調査しました。約半数のお子さんが週に1日以上お友だちと遊んでおり、「週に2日以上」と答えた方は18.5%、「ほぼ毎日」も13.2%という結果になりました。その中で、お子さんだけで遊ぶ頻度についても尋ねると、こちらも「週に2日以上」が最も多く、16.3%という結果に。「子どもだけで遊ぶことはない」と答えた方は34.4%でしたが、このうち約6割は未就学のお子さんが占めています。小学生になると、子どもだけで遊ぶ機会が増え、「月に1回」以上遊んでいるお子さんは56.3%に達することがわかりました。

変化する外遊びの環境


2.あなたのお子さんが子どもだけで遊ぶとき、お子さんはどのような場所で遊んでいますか?


「公園」と「家」が主流


 次に、お子さんが子どもだけで遊ぶとき、どのような場所で遊んでいるかについて尋ねたところ、半数以上の方が「公園」(55.4%)と「お友だちの家」(55.0%)と回答し、次いで「ご自宅」(43.9%)が上位を占め、多くのお子さんが「公園」か「家」で遊んでいることがわかりました。お子さんがアクセスしやすく、保護者にとってもある程度環境が把握できている場所が選ばれやすいのかもしれません。しかしコメントを見ると、近年は単なる場所の好みに留まらない事情もあるようです。「暑くて、公園に行っても子供が少ない。一方で遊ぶ場が家になると、その家の方が負担に思うことがあるので、遊ぶ回数が減ってしまいかわいそう」という切実な声や、「我が家は『外遊び』と言っても、外出はするものの友達の家の中でTVゲームで遊ぶ事がほとんどです。全体的に、親の時代と比べて外にせよ内にせよ友達と遊ぶ機会自体が減っていると感じています」という意見が寄せられています。猛暑やデジタルデバイスの普及といった外的要因が、子どもたちの遊び場を屋外から室内へとシフトさせている実態が浮かび上がってきました。

外出時のルールや門限はどのように設定している?


3.あなたのご家庭では、お子さんに門限を設定していますか。


17時~18時台が帰宅時間の目安


 では、お子さんが外出するときのルールについてもアンケート結果を見ていきましょう。まずは時間について。「門限」を設定されている方は全体の約6割でした。毎日ではなく、お子さんが出かけるときだけ、という方も一定数いらっしゃるようです。具体的な時間については、「17時台」が48.9%で最も多く、次いで「18時台」が30.5%という結果に。お子さんの年齢にもよりますが、8割近くの方が、17時~19時の間に門限を設定しているようです。季節によって時間を変えるという方もいらっしゃいました。


4.お子さんが子どもだけで外に遊びに行く際、お子さんと決めているルールや、お子さんの安全のために行っていることはありますか?


ルールの基本は「行き先」「帰宅時間」の事前共有


 子どもだけで外に遊びに行く際、安全のために決めているルールについて聞いたところ、「出かける前に、行き先や誰と遊ぶかを伝える」が66.5%で最も多く、次いで「出かける前に、帰宅時間を話し合う」(50.6%)、「暗くなる前に帰宅する」(48.0%)が上位に入りました。外出中の連絡といった細かなルール設定よりも、出発前のコミュニケーションでお子さんとの約束事を設け、ある程度はお子さんの行動に任せようとする柔軟な姿勢が見受けられます。また自由回答には「保護者が送り迎えをする」という回答も多く見られました。ほかにも、「親がずっと見守れるわけではないので、約束を守ることや困った時に大人へ相談することの大切さを繰り返し伝えています」といった、ルールを「お子さんを縛るもの」ではなく、親の手を離れて安全に遊ぶための「自立へのステップ」として機能させようとする前向きなコメントも寄せられました。

見守りツールは「お守り代わり」


5.お子さんがお子さんだけで外へ遊びに行った際、子ども用GPSやキッズケータイはどのように活用していますか?


こまめに連絡を取るという方は少数派


 続いて、上記の質問で3割以上の方が使用していると回答した「子ども用GPSやキッズケータイ」について、その使い方を見ていきます。「帰宅が予定より遅れる可能性がある時に連絡させる」が39.8%でトップとなり、次いで「特に連絡はさせず、GPSで位置情報だけを確認している」(36.6%)が続きました。保護者の皆さんが常に子どもの行動に干渉するのではなく、いざという時の「セーフティネット」や「お守り」として一歩引いた位置から活用していることがわかります。一方で、「目的地に着いた時、出る時に連絡するように伝えてるけど実行されず悩んでいる」といった声や、「キッズケータイを忘れて遊びに行き、門限を過ぎても帰ってこないことが一度だけありました。いつでもどこでも連絡がつくことに慣れていたのでとても不安になったのを覚えています」というヒヤリとした体験談もあり、便利なツールへの依存が生み出す新たな悩みもあるようです。

尽きない親の心配。物理的な危険と社会性への不安


6.お子さんがお友だちと遊ぶ際、どのような点について不安や悩みを感じますか?


9割以上が不安や悩みを抱えている


 お子さんの外遊びに関する不安や悩みについても調査すると、便利なグッズやお子さんとの約束があっても、保護者の目の届かないところでの行動や、お友だちとの関係について、不安や悩みを抱えている方は非常に多いことがわかりました。具体的には、「犯罪や事故に巻き込まれること」(67.80%)と「けがをする、させること」(59.76%)が上位を占め、続いて「お友だちの家での振る舞い・マナー」(54.63%)が3位にランクインしました。耳を疑うようなニュースが日常的に流れてくる社会情勢の中で、お子さんの命や身体に関わる物理的な危険への強い警戒感がある方はやはりとても多いようです。自由回答でも「最近は、警察のふりをして、『あなたの親が待っているから』などのウソをついて、子供をさらう事件などもあり、そういった犯罪に巻き込まれる事が、何より心配です」という不安の声があがっていました。また、3位になった「お友だちの家での振る舞い・マナー」についても、「友達の親御さんの意向や教育方針。どんな遊びがセーフ、アウトなのか、ご家庭ごとの考え方の違いもあると思うので気になります」「相手の子が我慢していないか、ちゃんとお互いの考えを言い、聞き合いながら、遊ぶことができているか心配な時はあります」といったコメントもあり、他のご家庭との関係や、お子さんの社会性などに気を配る様子も伺えました。


7.お子さんの外遊びに関して、どのような情報が欲しいですか?


守るだけでなく「自立する力」を育みたい


 最後に、お子さんの外遊びに関してどのような情報が欲しいかを聞いたところ、「犯罪や事故から身を守る具体的な方法」(61.2%)と「子どもの「断る力」や「自分の気持ちを伝える力」の育て方」(60.0%)がほぼ同率で上位に並びました。お子さんから危険を遠ざける方法だけでなく、お子さん自身が危険を回避し、対人トラブルを乗り越える力や、コミュニケーション能力を身につけてほしいと願っている様子が伺えます。保護者の方のコメントには、「自分のルールやしたいことを押し付けてくる友達がいて、嫌だと思っても断ったり気持ちを伝えられず不満を溜めこみ、我慢の限界が来た時に泣いて怒ってパニックになったことがある。なんでも気軽に自分の気持ちが出せるようになっていってほしい」「友人と遊びに行ったと思ったら途中で帰ってきて、『お腹が空いたから帰りたいと言ったけど、友だちがそっちが誘ったんだから帰らないでよ!』と帰してくれなかったと泣いてしまった。お友だちと遊んでいる時のルールや(自分の都合で振り回さないこと、対策を考えること)お友だちへの伝え方を一緒に話しました」というエピソードも寄せられていました。

以上「子どもの外遊び」に関するアンケート調査結果をご紹介しました。今回の調査からは、子どもだけで遊ぶ機会が増えるにつれ、保護者の皆さまが子どもを見守るツールを活用しつつ、親子の対話を重ねて安全を確保している姿が見えてきました。犯罪や事故、対人関係の不安は尽きませんが、少しずつ親から離れていく子どもたちが、自分の身を守る術や断る力を身につけながら、成長していく過程をこれからも温かく見守っていきたいですね。

 

調査概要
ヨメルバ会員を対象に 2026年6月1日〜6月30日にインターネット上で実施。有効回答数640件のうち、「18歳未満のお子さんがいる」と回答した410件の結果を掲載。

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