ヨメルバ会員のみなさんの「みんなどうしてる?」を調査!今回のテーマは“子どもの料理”について。
キッチンで忙しくご飯を作っていると、子どもが「お手伝いしたい!」とやってくること、ありませんか?子どものやる気は嬉しい反面、「危なくないかな」「時間がかかってしまうな」と葛藤してしまう方も多いのではないでしょうか。今回は、ヨメルバ会員の皆さんに「子どもの料理」についてアンケートを実施しました。各ご家庭で子どもたちがどんな料理に挑戦し、保護者の皆さまがどのようにサポートしているのか、調査結果と皆さんのコメントをご紹介します。
【子どもの料理に関するアンケート調査結果】
料理のメリットは絶大!頻度は「お手伝い」から少しずつ
◆1.あなたのお子さんは現在、どのくらいの頻度でご家庭内で料理をしていますか?
まずは、回答者のお子さんが現在、どのくらいの頻度で料理をしているか調査しました。「保護者の方のお手伝い」としては「ほとんどしていない/したことがない」が約3割で最も多く、「週に1回程度」が23.7%、「月に1回程度」が19.5%で続きます。頻度に差はあるものの、約7割のお子さんがお手伝いでの料理経験があるようです。「週に1回」以上のペースでお手伝いをするというお子さんも約4割と、少なくない結果になりました。一方で、「お子さんの主体的な料理」の頻度については「ほとんどしていない/したことがない」が半数以上を占め、次いで「数か月に1回程度(15.9%)」「月に1回程度(13.1%)」「週に1回程度(11.9%)」となっています。まずは保護者のお手伝いからスタートし、少しずつ経験を積んでいる様子がわかります。
◆2.お子さんが家庭内で料理をすることで、どのような良い点があると思いますか?
次に、お子さんが家庭内で料理をすることで、どのようなメリットがあると思うかを調査しました。最も多かったのは約7割の人が回答した「料理の楽しさを知ることができる(69.5%)」と「将来、自立して生きていく力が身に付く(67.9%)」でした。続いて「食材や食への興味が生まれ、食育になる(64.8%)」や「家族とのコミュニケーションが増える(61.5%)」が6割以上を集め、「段取りをつける力が身に付く(52.0%)」が半数を超えるなど、いずれの選択肢も多くの回答を集めました。「特に良いと感じることはない」という回答はわずか2.2%に留まり、ほとんどの保護者が、子どもの料理に何らかのメリットがあると考えていることがわかりました。自由回答には、「食材に触れることで、どこで採れたのかとか、誰に貰ったのか等興味の幅が広がる」といった声や、「(算数の)“比”がわかるようになる」という意見も寄せられており、料理が単なる家事スキルの習得にとどまらず、お子さんの成長に繋がっていると実感されていることが伺えます。
どんな作業をしている?初めての調理器具は何歳から?
◆3.お子さんが料理をされる際、行ったことのある作業は何ですか?
少し具体的な作業内容についても見ていきましょう。お子さんが料理をする際に、行ったことのある作業についても調査しました。結果は、「包丁や火を使わない調理(野菜をちぎる、卵を混ぜる、お米を研ぐなど)」が84.6%で圧倒的な割合を占めました。次いで「食器の準備・配膳」が76.0%で2位、さらに「包丁を使う調理(67.7%)」「盛り付け(66.5%)」と続きます。
◆4.以下の道具や調理器具について、お子さんが初めて使用したのは何歳の頃ですか?
次に、お子さんが何歳頃に道具や調理器具を使い始めたかについても調査しました。最もお子さんの使用経験が多かったのは「電子レンジ」で、8割以上のお子さんが使ったことがあるようです。「4歳以下から使い始めた」という回答が最も多かったのは「子ども用包丁」で、「4歳以下」が22.8%、「5歳~6歳」が20.5%と、4割以上のお子さんが、未就学の時点で経験していると回答しました。一方で、「大人用包丁」と「火を使う料理」は、未就学での経験者はかなり少ない結果となり、お子さんの成長に合わせて、使う道具を選んでいる様子がよくわかります。ほかにも、「野菜の型抜きが好きで、人参が好きになった」という、安全な道具を使った楽しい作業が好き嫌いの克服にも繋がったという経験談も寄せられました。
料理のきっかけと、保護者のサポートのさじ加減
◆5.お子さんが料理をする際、どのようなきっかけで料理をされますか?
お子さんが料理をする際、どのようなきっかけで料理をされますか?という質問では、「保護者の方に手伝いを頼まれて(57.6%)」、「ご家族の料理を見て興味を持った時(49.9%)」、が上位となり、家庭内でのコミュニケーションの中で料理をされている様子がうかがえました。自由回答では「レシピ本や絵本に出てくる料理を見て」といった、絵本などをきっかけにお子さんが料理を作りたくなったという微笑ましいエピソードも複数寄せられています。
◆6.お子さんが料理をする際、あなたはどのように関わっていますか?
実際にお子さんが料理をする際、保護者の皆さんはどのように関わっているのでしょうか。「保護者の方のお手伝い」の場合、「常に付き添って教える」が約3割で最も多く、次いで「危ない作業(火や包丁)だけサポートする」が24.9%と、半数以上の方が近くでサポートをしているという結果になりました。一方「お子さんの主体的な料理」の場面では、「常に付き添って教える」がトップで25.2%、「やり方を教えて、極力子どもに任せる」が16.9%で上位になりました。お手伝いの時よりも、手や口は出さず見守るという方が多いようです。「自由にさせたいけど心配で口や手を出してしまう」というコメントも多く寄せられましたが、「段取り力のトレーニングになるので基本教えたら任せる」「子どもが『お手伝いしたい!』とキッチンに立ってくれる姿には、頼もしさと大きな成長を感じてとても嬉しくなります。一方で、実際に包丁を持たせたり火を使わせたりする時は、どうしてもヒヤヒヤしてしまい、どこまで手を出さずに見守るべきかという葛藤や不安が常にあります」という声もあり、ハラハラしつつも子どもの自主性を尊重したいという親心が伝わってきます。
最大の悩みは「ケガ・火傷」。おすすめメニューと欲しい情報
◆7.お子さんが料理をする際、あなたが不安に思ったり、悩んだりすることはありますか?
子どもの料理を応援したい気持ちはありつつも、やはり心配事は尽きないですよね。お子さんが料理をする際に不安に思ったり、悩んだりすることについて聞くと、約7割の方が「お子さんのケガや火傷」を挙げました。続いて「つい保護者が手を出してしまう(35.9%)」、「調理に時間がかかる(35.6%)」、「衛生管理(手洗いや生ものの扱いなど)(35.6%)」が上位という結果に。自由回答でも非常に多く寄せられたのが、「親の余裕がないと難しい」という声でした。「子どもがやりたい!と言ったときに、こちらの余裕がないと良いよと言ってあげられない」「親が自分で作った方が早いと感じる時期は、時間的にも気持ち的にも余裕がなく、子供に『手伝ってあげる』と言われても、逆にイライラしてしまう」など、忙しい毎日の中で、なかなかお子さんの思うようにはさせてあげられずに悩んでいる方は多いようです。
同じように葛藤しながらも、無理のない範囲で工夫されている方のコメントを紹介します。「私が料理をしていると、子どもが自分で踏み台をキッチンまで運び、『やりたい』と手伝おうとすることがあります。その姿を見るたびに、この“やってみたい”という気持ちを流してしまわずに受け止めたいと感じます。一方で、実際には作業に時間がかかり、余裕のないときには十分に関わらせてあげられないこともあります。それでも、レタスをちぎるなど短い工程だけでも任せてみると、できたときにとても嬉しそうな表情を見せてくれ、『自分でできた』という実感につながっていることを感じます。すべてを一緒にやるのは難しくても、その時々で無理のない関わり方を選びながら、この気持ちをできるだけそのまま育てていきたいと思っています」。自分でできた、という経験がお子さんの自信につながったというエピソードは他にも寄せられています。大人の考える料理には複雑なことも多いですが、どんなに小さなことでもお子さんに任せてみる、というのはいかがでしょうか。
◆8.お子さんが作った料理の中で、他のご家庭にもおすすめしたいものはありますか?
そんな中、お子さんが作った料理の中で、他のご家庭にもおすすめしたいものを尋ねたところ、「カレー」や「オムライス」、「餃子」、「ホットケーキ」などが大人気でした。おすすめしたい理由としては、カレーは「具材を切る、炒めるなど工程が分かりやすい」「大きさなどあまり気にせず食材を切ることができ、火加減なども難しくなく簡単だから」といった意見が多く寄せられました。
ランキング外の料理では、以下のようなものも挙げられていました。
・フレンチトースト:卵を割る、混ぜる、牛乳や砂糖の計量、パンのカット、卵液に浸すなど、小さなお子さんでも手伝えるポイントがたくさんあり、子どもに人気のメニューなので
・ラタトゥイユ:トマトやナス、ズッキーニなど色とりどりの野菜を使うことで「見て楽しい・切って楽しい・食べておいしい」と三拍子そろい、料理への興味を自然に引き出してくれます。また、細かい味付けに神経質にならなくても、野菜の旨みでしっかり美味しく仕上がるため、初めての料理体験にもぴったりです
◆9.「お子さんの料理」について、どのような情報が欲しいですか?
最後に「お子さんの料理」について、どのような情報が欲しいかについて調査したところ、「子ども一人で作れる料理のレシピ(56.4%)」が半数以上で最も多く求められていました。次いで「年齢別『お手伝いにちょうど良い作業』」が46.9%、「家族で一緒に作れる料理のレシピ」が44.2%で多く、実際にどのような料理・作業ができるのか、具体的な情報を求めている方が多いようです。「年齢ごとに切りやすい野菜選びが難しい。さつまいもだと硬かったり、トマトは転がったり。一度包丁で怪我したことがあるので、切りやすさには慎重になってしまいます」「安全に楽しく料理の基本を学べる教え方や、子どもが扱いやすい安全な調理器具、包丁いらずで簡単に作れるキッズ向けレシピなどがあればぜひ知りたいです」といったコメントも寄せられており、より安全でステップアップしやすい情報が求められていることがわかりました。
そんな皆さんにおすすめの、かんたんおやつのレシピ本と、料理の基本がわかる学習まんがが新発売!親子でも、お子さんだけでもできるレシピが盛りだくさんです。
著者: 鈴木 薫
- 【定価】
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- B5判
- 【ISBN】
- 9784041168486
以上「子どもの料理」に関するアンケート調査結果をご紹介しました。今回の調査から、保護者のみなさんが子どもの「やりたい!」という気持ちを大切にしながらも、ケガへの不安や時間の制約と闘いながらキッチンでサポートしている姿が伺えました。年齢に合わせた道具選びや、火や包丁を使わない簡単な作業から始めることで、子どもたちは少しずつ料理の楽しさと自信を身につけているようです。休日の時間がある時などに、ぜひ親子で一緒にキッチンに立つ時間を楽しんでみてくださいね。
調査概要
ヨメルバ会員を対象に 2026年5月1日〜5月31日にインターネット上で実施。有効回答数653件のうち、「18歳未満のお子さんがいる」と回答した452件の結果を掲載。