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命の大切さは学べるけれど…可愛さだけじゃ飼えない!ペットについて親の半数以上が悩む“4つの壁”とは?


ヨメルバ会員のみなさんの「みんなどうしてる?」を調査!今回のテーマは“ペット”について。

 「おうちにワンちゃんやネコちゃんがいたら、毎日がもっと賑やかで楽しそう!」「ペットを飼いたい!」とお子さんにねだられて、頭を悩ませたことのある保護者の方も多いのではないでしょうか。生き物を飼うことは、子どもにとって素晴らしい経験になると思いつつも、命を預かる責任をきちんと取れるのか悩んだり、「毎日のお世話は誰がするの?」「旅行に行けなくなるのでは?」など、現実的なハードルを考えると簡単には決断できないですよね。今回は、ヨメルバ会員の皆さんに「ペット(家族としての生き物との暮らし)」についてのアンケートを実施しました。どんなペットと暮らしているのか、ペットと暮らしているご家庭の様子や、お迎えを迷っている方のリアルな本音など、調査結果と皆さんのコメントをご紹介します。

【ペットに関するアンケート調査結果】

一番人気はやっぱりあの動物!自宅で飼ったことのある生き物は?


1.あなたのご自宅では、ペットを飼っていますか?


約6割の方が、ペットを飼ったことがあると回答


 まずは、ペットとの暮らしの経験があるかを調査しました。「現在、飼っている」と回答した方は28%、「以前、飼っていたことがある」という方は33.4%と、ペットと一緒に暮らした経験がある方は全体の約6割程度という結果になりました。


2.あなたのご自宅で飼育したことがあるペットの種類はなんですか?


犬を飼ったことがある方は半数以上!


 次に、これまでに自宅でどのような生き物を飼育した経験があるかについて尋ねてみました。最も多かったのは半数以上が回答した「犬」(52.8%)で、「観賞魚・水生生物(金魚、メダカ、熱帯魚、ザリガニなど)」(49.5%)が僅差で続きました。さらに「猫」(31.8%)や「小動物(ハムスター、うさぎ、モルモット、フェレットなど)」(30.4%)、「昆虫(カブトムシ、クワガタなど)」(29.7%)と、さまざまな生き物が家族として迎えられていることがわかりました。

 犬や猫、小動物といった感情を通い合わせやすい哺乳類が人気を集める一方で、お世話のしやすさや省スペースなどの住宅事情を反映してか、金魚やメダカといった観賞魚、カブトムシなどの昆虫も約3割から5割近くのご家庭で親しまれているようです。しかし、小さくて飼いやすそうな生き物であっても、お世話は一筋縄ではいかないようです。「子供がクラゲ博士になりたい夢もありクラゲを飼い始めた。半年以上飼っているが、まだ小学1年生の子にはなかなかお世話するのが難しい」という声や、「カメを飼っていたことがありましたが、水槽が汚れやすく掃除が大変でした。二匹飼っていたのですが、片方がもう片方を食べようとしていたことがあり、どうすれば良いかと悩んだことがありました」といった、生き物ならではのリアルなお世話の苦労を語るエピソードが寄せられており、どんな生き物であってもそれぞれに特性があり、日々のお世話には注意が必要なことが分かります。

お迎えのきっかけは?毎日の生活に「癒し」を求める方が多数


3.あなたのご自宅でペットを飼い始めたきっかけは何ですか?


多様なきっかけで家族を迎えている


 では、ご家庭でペットを飼い始めたきっかけはどのようなことだったのでしょうか。最も多かった理由は約4割を占めた「生活に癒しや心の支えが欲しかったから」(39.4%)でした。仕事や家事、育児で多忙な毎日を送っている中で、ペットの存在に癒しや心の安らぎを求めている方が多いようです。続いて「家族がペットを飼いたがったから」(35.0%)、「子どもがペットを飼いたがったから」(25.3%)といった理由が上位に入りました。「娘がお小遣いを貯めてハムスターを買いました。ペットのケージなどもお小遣いから支払いました。自分で飼いたくてお迎えしたので、とても可愛がっています。」というエピソードも寄せられています。

 また、子どもが成長していく過程で、動物と触れ合うことによる教育的なメリットを期待する方も多いようで、「子どもに良い影響を与えると思ったから」(23.0%)も2割以上の方がペットを迎えるきっかけとして回答されていました。コメントには「子どもがカブトムシにハマっていたことがあり、そのタイミングでカブトムシを育てました。どうやったらよく育つ環境ができるのか、糞をどうするのかなど、知らないことも進んで考えるようになったので、とてもいい経験だったなと思います。」という、お子さんの成長を感じさせる素敵な体験談も寄せられました。

ペットを飼うことで子どもに訪れる「心の成長」と「変化」


4.あなたのお子さんは、ペットのお世話にどのように関わっていますか?


お世話を手伝っているお子さんは約6割


 お子さんの希望でペットを迎えたという方が一定数いらっしゃいましたが、お子さんはペットとどのように関わっているのでしょうか。「子どもが飼いたいと言っても、最終的に親がお世話する頻度が多くなりそう」というコメントにもある通り、お子さんがしっかりお世話ができるのかは気になるところですよね。アンケート結果によると、約6割のお子さんが、ペットのお世話に関わっているようでした。その中でも、ほぼすべてのお世話をお子さんだけで行っているという回答は15.8%に留まりました。


5.ペットを飼うことでお子さんにどんな良い影響があると思いますか?


多くの方がペットとの生活が子どもに良い影響を与えると感じている


 ペットとの共同生活は、子どもたちにどのような変化をもたらすのでしょうか。ペットとの暮らしがお子さんに与える良い影響について尋ねたところ、実に7割以上の方が「命の大切さが学べる」(71.0%)と回答しました。次いで「思いやりの心が育つ」が62.5%、「お世話をすることで責任感が身につく」という回答も半数以上の50.6%という結果に。「特に良い影響があるとは思わない」を選んだ方は1.2%に留まり、日常の中で動物のお世話をし、時にはその死を経験することが、子どもたちに言葉以上の大切な学びを授けていることが分かります。

 コメントにも「19年生きてくれたペットと昨年お別れしました。子供と一緒に最後まで見ることが出来て、子供の心の成長にも良かったなと感じています」といった声や、「カブトムシの成虫を2年くらい前に飼いました。動いているところや、餌を食べてる様子はかわいいです。ひとシーズンで死んでしまいますが、やはり辛かったです。子どもも泣いていて、子どもなりに思うことが色々あったようです」というエピソードも寄せられました。

 お子さんの学習に役に立ったという声も。「学校のテストでメダカの卵の大きさを聞かれ、見たことあったはずなのに子どもが1㎝と答えていました。たまたまメダカが欲しいというので飼い始め、春に卵を産み、ようやく本物の卵を見ることができました。1mmくらいの大きさで、子供も本当の大きさを理解できてよかったです。小魚が次々生まれてきて、「かわいい」と喜んでいますが、全部が大人になるわけではないので、命についても感じてくれるといいなと思います」。教科書で知るだけではなく、実際に触れ合うことでより深い学びにつながるのかもしれないですね。

お迎えをためらう「現実的なハードル」


6.ペットを飼う(または検討する)際に、不安に思うこと・大変だと感じることは何ですか?


お迎え前に考えなければならないことは多い


 一方で、ペットを飼う、または検討する際に、不安に思ったり大変だと感じたりすることは何でしょうか。アンケートの結果から、“4つの壁”があることが見えてきました。最も多かったのは約6割に達した「旅行や長期間の外出がしにくくなること」(57.5%)でした。続いて「命を預かる責任の重さ」(55.5%)、「ペットとの別れ」(52.6%)、「金銭的な負担(ごはん代、医療費、ペット保険など)」(50.1%)、「お世話の負担(散歩、ブラッシングなど)」(48.2%)などが上位を占めています。

 お出かけ時の心配や日々の散歩といった「時間的な制限」に加え、物価高の中でのごはん代や高額になりがちな医療費などの「経済的負担」、何よりも「最後まで命に責任を持てるか」という精神的な覚悟など、ペットをお迎えする前に検討しなければいけないことは多々あります。特に、いつか訪れるお別れについては「どんな生き物でも別れの時が辛すぎる」と躊躇する声や、「一番の不安は、亡くなったときの悲しみとつらさです。大切に育てていたうさぎとのお別れは、とてもつらく、家族みんなで深い悲しみに包まれました。今でも思い出すたびに寂しさが込み上げ、他の動物を迎える気持ちにはなれません。それほど、かけがえのない存在でした」というコメントもあり、大切な家族の一員だったからこそ、その後の喪失感(ペットロス)を恐れてしまう皆さんの真剣な葛藤が伝わってきます。


7.ペットを飼うことについて、どんな情報が欲しいですか?


人と動物が健康で幸せに暮らすための情報が求められている


 ペットを飼うことに関して、どのような情報が欲しいかも調査しました。結果は、4割強の支持を得た「ペットのしつけや、健康管理(病気の予防など)について」(44.3%)と、「ペットを飼う際にかかる費用(初期費用や毎月の飼育費、 医療費など)」(41.2%)がツートップとなりました。次いで「旅行や長期外出の際のペットの預け先や、一緒に旅行するコツ」(36.2%)が上位となりました。これからペットをお迎えしたいと考えているご家庭にとっては、お世話の基礎知識や費用面などの「現実的で具体的なシミュレーション」ができる情報が特に必要とされていることがわかります。「飼育にかかる費用や予防注射などの医療費用がどのくらいかかるのかが気になります。また最近は子供と庭で遊んだりするだけで近所から苦情が来ると聞くので、大きな声で鳴く動物は住宅街では避けるべきなのかな?と心配になります」という悩みや、「チワワを飼っています。旅行先やホテルを子ども優先にしたい気持ちとペット環境の良いホテルを選びたい気持ちと、毎回悩みながら決めております。子どもにとってもペットにとっても、楽しめる優しいホテルがあればなといつも思っております。ペットありの子育て家族向けのサービスやホテルの情報があれば助かります」といったリクエストが寄せられており、家族の一員としてペットを優しく迎えるための環境づくりやサポート情報の充実が求められているようです。

子どもと生き物の、心温まるエピソード

 今回のアンケートでは、とても多くの体験談・エピソードが寄せられました。最後にその一部をご紹介します。


・言葉が通じないからこそ、犬の気持ちを読み取ろうとする姿勢は大人も子供も同じです。「今喜んでいるな」「ご飯が欲しいのかな」と犬を観察する子供の姿を見て、大人の私が逆に気付かされることも多々あります。

・ペットといえば犬や猫ですが、我が家で毎年育てているペットはモンシロチョウの幼虫です。おばあちゃん家のキャベツ畑で捕まえて育てます。幼虫からさなぎ、さなぎから蝶々になっていく姿を子どもたちと毎日観察します。蝶になったモンシロチョウを「バイバイ!」「元気でね!」と言いながら放つ時には少し寂しさも感じてしまうくらい、愛着が沸きます。モンシロチョウの幼虫をペットとは言わないかもしれませんが、フンを捨てて清潔な環境を作ったり、餌のキャベツを新鮮なものに替えたりといろんなお世話を経験できます。毎年春の期間限定ですが、小さな命を育てる経験ができて子どもたちも喜んでいます。

・子どもが幼稚園の頃から毎年、虫取りで捕まえてきた昆虫を家で飼っています。最初は親がお世話していましたが、小学校高学年になってからは子ども1人で虫かごに住処をセット、汚れたら掃除、餌やりなど全てできるようになりました。おかげで自然や生き物に詳しくなり、理科の勉強にも繋がっています。

・後追いが激しくなって大変でしたが、猫が息子の遊び相手をしてくれてとても助かっています。


 以上「ペット」に関するアンケート調査結果をご紹介しました。今回の調査からは、ペットを迎えることは、子どもにとって「命の重み」を学ぶ貴重な体験であり、大人にとってもかけがえのない「癒やし」となる一方で、時間的・経済的な負担、そして何よりも「いつか来る別れの辛さ」という重い責任と向き合う必要があることが改めて分かりました。安易に飼い始めるのではなく、家族みんなでしっかりと話し合い、覚悟を持ってお迎えを検討することが、人も動物も幸せに暮らすための何より大切な一歩になりそうです。

 

調査概要
ヨメルバ会員を対象に 2026年7月1日〜7月31日にインターネット上で実施。有効回答数704件の結果を掲載。

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