【インテリアにも防災にも役立つ】子どもと使いたいキャンプアイテム「LEDランタン」
日常使いできる便利なキャンプアイテムのひとつが「LEDランタン」です。キャンプ場はもちろん、日々の暮らしの彩りや防災アイテムとしても活躍します。今回は、キャンプコーディネーター・漫画家のこいしゆうかさんに、キャンプ場でも自宅でも活躍する「LEDランタン」の選び方とおすすめのアイテムについてお話をうかがいます。
■ LEDランタンで「暗闇の余白」をデザインしよう
灯りは、キャンプをデザインする大切な要素のひとつです。ふだんの生活では街灯が夜道を照らしますが、キャンプ場は想像以上に真っ暗です。ランタンなどの照明の選び方がキャンプサイトの夜の在り方をつくります。
かつてはオイルランタンやガスランタンが主流でしたが、現在では多くのキャンパーがLEDランタンを使用しています。近年のLEDランタンは、テント全体を明るく照らす実用性重視のタイプと、温かみのある灯りとほどよい暗さを楽しめる雰囲気重視のタイプに二極化しています。明るさを重視するのか、雰囲気を大切にしたいのか。キャンプでどんな夜を過ごしたいのかをイメージしてからランタンを選ぶのがおすすめです。
「日常では味わえない体験がしたい」という方には、キャンプならではの「暗闇の余白」を子どもと一緒に楽しんでほしいですね。相手の顔が見えるか見えないかくらいの明るさは、独特の安心感や情緒が感じられます。また、「暗闇や夜が怖い」という本能的な感覚を子どもが再認識する機会にもなります。さらに、暗いからこそ際立つのが星や月の美しさです。満月の夜は、ライトなしでもまわりを見渡せるほど明るくなります。そうした情景も、ぜひ親子で楽しんでください。食事中は明るくして、食後のゆったりしたひとときには灯りを落とすなど、光をデザインできるとキャンプがもっと楽しくなります。
■ こいしさんおすすめ!キャンプでも自宅でも活躍する「LEDランタン」
「キャンプでは、万が一充電切れとなっても困らないように、灯りは2つ以上携帯するのがおすすめです。今回はアウトドアで使用でき、連続点灯時間が長く、環境に配慮したアイテムを中心に選びました」とこいしさん。メインランタンやサブランタンとしておすすめのLEDランタン5つを教えていただきました。
◆CARRY THE SUN『Medium Warm Light』
ソーラー充電式で防災にも最適!
こいしさん:「CARRY THE SUN」、太陽を運ぶというブランド名を冠したソーラー充電式のLEDランタンです。温かい灯りが魅力的で、足元や手元をふんわりと照らします。直射日光を7〜9時間あてるとフル充電。天候が良ければ、キャンプ場に到着後、太陽光にあてて充電を補えます。子どもが足を引っかけやすいテントを支えるロープやペグの近くにサブランタンとして置いて使うのがおすすめです。
上から軽く押さえてたたむとスマホほどのサイズに。カラビナでテントやリュックにつけて持ち運び可能。最大の明るさは100ルーメン。
こいしさん:糸を織り込んだヨットのセイル生地がニュアンスのある灯りを届けてくれ、グランピング施設のようなおしゃれな雰囲気を簡単に演出できます。私もサブランタンとして愛用中です。86gと軽量で、たたむと厚さ1.2センチまで薄くなり、リーズナブルな価格も魅力。防災アイテムとして備えやすいランタンです。
商品情報
CARRY THE SUN『Medium Warm Light』
商品サイト:https://carrythesun.jp/pages/online-shop
画像提供:ランドポート株式会社
◆CLAYMORE『3フェイス ミニ』
軽量・明るさ・連続点灯時間・価格のバランスが抜群!
こいしさん:最近メインランタンとしてよく使用しているのが韓国発のアウトドアブランド・CLAYMORE(クレイモア)の『3フェイス ミニ』。手のひらサイズで約159gと、スマホほどの軽さとコンパクトさが魅力です。背面ストラップに付属のカラビナを通して吊るせば、これひとつでテント内をしっかり照らせます。用途に合わせて3つの光を調光でき、温かみのある電球色を選べるのもおすすめポイント。連続点灯時間は最大の明るさで6時間半。明るさを調節すれば最大60時間使用できます。スペックが充実しているうえに購入しやすい価格で、軽さ、光量、価格、連続点灯時間のバランスはピカイチです。
最大の明るさは800ルーメン。スマホやタブレット端末のバッテリーとしても使用可能。USB Type-C充電ケーブル、カラビナ、専用ハードケース付き。
こいしさん:キャンパー目線の工夫も随所に散りばめられています。背面ストラップは調節しやすい面ファスナー式で、ループやフック、木の枝など、あらゆる場所に取り付けやすく、ネジ穴に三脚を取り付ければテーブルでも使えます。さらに、スマホなどのバッテリーとしても活用可能。キャンプの荷物をひとつ減らしてくれるスグレモノです。
商品情報
CLAYMORE『3フェイス ミニ』
商品サイト:https://claymore.jp/detail08/
画像提供:株式会社BSR
◆CLAYMORE『ランプキャビン』
ろうそくの炎のようなゆらめきを楽しめる
こいしさん:テントサイトのインテリアになるようなランタンとしておすすめしたいのが、CLAYMOREの『ランプキャビン』。近年、炎のようなゆらめきを再現したLEDランタンがじわじわと人気を集めています。『ランプキャビン』は炎のゆらぎのように光が不規則に揺れるBreeze、夕焼けのような赤色の光を楽しめるSunsetなど4種類の光モードを楽しめます。
明るさは30〜640ルーメン。付属のリングフック、ペンダントフック、レザーストラップを付け替えて手持ちや吊り下げも自由自在。
こいしさん:ろうそくのようなやさしい灯りが素敵で、持っているとまわりから褒められるアイテムです。透明部分は傷つきにくいアクリル樹脂を使用していて、アウトドアで安心して使えます。連続点灯時間は6〜55時間。実用性がありつつもおしゃれな雰囲気を楽しめるLEDランタンです。
商品情報
CLAYMORE『ランプキャビン』
商品サイト:https://claymore.jp/detail14/
画像提供:株式会社BSR
◆ベアボーンズ『エジソンストリングライトLED』
3つのランタンが広範囲を温かく照らす
こいしさん:ファミリー用テントは、光源ひとつでは全体を照らしきれないことがあります。そんなとき重宝するのが、ベアボーンズの『エジソンストリングライトLED』です。3つのランタンが横に連なり、広範囲を照らせるところが大きな特徴。オレンジ色のやさしい光は雰囲気抜群で、カフェのようなテントサイトを演出できます。
電球のフィラメントが見えるアンティーク風のデザイン。カラーは、アンティークブロンズ、レッド、カッパー、ビンテージホワイトの4色展開。*バッテリーは別途必要
こいしさん:ベアボーンズは、アメリカ生まれのアウトドア&ガーデニングブランド。レトロでおしゃれなランタンを数多く生み出していて、雰囲気重視のLEDランタンを探すときはチェックしておきたいブランドのひとつです。レトロでアンティークなデザインは唯一無二で、自宅の庭やベランダに飾ってもおしゃれな雰囲気が楽しめますよ。
商品情報
ベアボーンズ『エジソンストリングライトLED』
商品サイト:https://aandfstore.com/products/20230007
画像提供:株式会社エイアンドエフ
◆BALMUDA『BALMUDA The Lantern(バルミューダ ザ・ランタン)』
おうちでキャンプ気分を満喫
こいしさん:室内での使用が中心なら、イチオシはデザイン性の高い家電でおなじみの国内メーカー・BALMUDAの『BALMUDA The Lantern(バルミューダ ザ・ランタン)』。LEDとは思えないゆらぎのある灯りと美しいフォルムが、室内のインテリアにすっとなじみます。自宅でキャンプ気分を味わえるランタンです。
ダイヤルをまわして調光すると、ゆらぎのある暖色から温白色の光へと色合いが変化。カラーは、左からブラック、グレー、ホワイト、クラシックレッドの4色展開。クラシックレッドは限定カラー。
こいしさん:私は主に室内のインテリアとして使用していますが、生活防水に対応していてアウトドアでも使えます。ふだん使いできる防災アイテムとして備えておくのもおすすめです。
商品情報
BALMUDA『BALMUDA The Lantern(バルミューダ ザ・ランタン)』
商品サイト:https://www.balmuda.com/jp/lantern/
画像提供:バルミューダ株式会社
■ 長く使えるキャンプアイテムを選ぼう!
最後に、防災という観点からLEDランタンを備えるメリットをこいしさんにうかがいました。
「日ごろからキャンプや自宅でLEDランタンを使用していると、もしものときもスムーズに使えます。今回、ソーラー充電式のアイテムを紹介しましたが、環境負荷を減らすには、少しでも長く使えるキャンプアイテムを選ぶことがとても大切です。自然と一体となるアウトドア体験を通じて、環境問題にも目を向けてもらえたらと思います」
ベランダにシートを敷いてランタンを灯せば、特別なわが家のアウトドアスポットができ上がります。長く愛用したいと思えるお気に入りのランタンを見つけて、ぜひ親子で暗闇の余白を楽しんでみましょう♪
取材・文:三東社
【プロフィール】
こいしゆうか
キャンプコーディネーター・漫画家。女性が自立してキャンプをする「女子キャンプ」の提唱者。メーカーコラボによるオリジナルテント「PANDA」などのデザインも手がける。雑誌やラジオ、テレビなどさまざまなメディアでキャンプの魅力を発信。『ゆるっと始めるキャンプ読本』(KADOKAWA)など著書多数。