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好奇心が育ち、達成感が得られる!子どものためのはじめてのお料理本『よくできました! 一生役立つ! はじめてのこどもキッチン』の選りすぐりのレシピを紹介!
<メインディッシュに!お肉料理も作れるよ!>
ばんごはんのメインになる、お肉をつかった料理にトライ!まずは作り方をよく読んで、順番を頭に入れておくといいよ。ほうちょうや火を使うときは、かならず大人の人に見守ってもらってね。
ぶたこましょうがやき
ポリぶくろに肉、ちょうみりょうを入れてもむとあじがしっかりついて、肉もやわらかくなるんだよ。
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ーーーーー ー <道具>ーー ーー ー
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<ざいりょう(作りやすい分量)>
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ーーー ーーーちぎるーーー ーーーー
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① ボウルにざるをかさねてキャベツを入れ、水をそそいであらう。ざるを上げて水を切る。
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② 一口大に手でちぎる。
ーーーーーーーもむーーーーーーーー
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③ ポリぶくろにしょうゆ、さとう、みりん、しょうがを入れ、ふくろの上からもんでまぜる。
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④ 肉を入れてふくろの口をとじ、ふくろの上からよくもむ。
ーーーーーーーーいためるーーーーーーーー
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⑤ フライパンにサラダあぶらを入れ、肉もしるごと入れてから火をつける。
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⑥ わりばしでほぐしながら、肉の色がかわるまでいためる。
ーーーーーーーーもりつけるーーーーーーーー
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⑦ しょうがやきをうつわにもる。
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⑧ キャベツものせ、マヨネーズをそえる。
「ぶたのしょうがやき」はごはんが進むメニューだよね。
『よくできました!一生役立つ!はじめてのこどもキッチン』には、ほかにも食べてみたいメニューがたくさんのっているよ。ぜひチェックしてね!
※本には、やさいやくだもののひょうがついていて、ダウンロードもできます!
プリントしてかべにはったり、スマホにほぞんしてお買い物に役立てたりしてくださいね。
「食」への関心がさらに高まる! おはなし④
おはしのもちかた、だいじょうぶ?
毎日の食事につかう、おはし。上手につかえると、ごはんが食べやすいだけではなく、きれいに食べられるようになります。
中国で生まれたおはしが、いつごろ日本に来たのか、はっきりとは分かりません。
ただ、日本にはじめてやってきたころのおはしは、かみさまへのおそなえものを、手づかみでよごさないようにするためにつかわれていた、とくべつな道具でした。
それが、しょみんの食事にもつかわれるようになったのは、平安時代のころだと言われています。
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日本人にとってのおはしは、たった2本のぼうで、「つまむ、はさむ、おさえる、すくう、さく、のせる、はがす、ほぐす、くるむ、切る、はこぶ、まぜる」ことができる、手のえんちょうのような道具です。とくに和食は、おはしだけで食べやすいように作られていて、ざいりょうの切りかたや、料理のうつくしいもりつけかたも、おはしがあってこそ生まれたものです。
おはしが上手につかえないと、口にはこぶとちゅうで、テーブルに食たべものをこぼしやすくなります。しせいも、前かがみになって、背中が丸まり、しょうかによくありません。また、おはしでつまみにくいものだと食べるのがめんどうになり、えいようがかたよってしまうこともあります。大人になってから、おはしのもち方を直すのは、かなりむずかしいこと。今のうちに、ぜひ、正しいもち方をみにつけてください。
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① えんぴつをもつときのように、おはしを1本もちます。
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② もう1本のおはしを、なかゆびとくすりゆびの間に入れます。
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③ 先をそろえます。食べるときは上のおはしだけをうごかします。