
好奇心が育ち、達成感が得られる!子どものためのはじめてのお料理本『よくできました! 一生役立つ! はじめてのこどもキッチン』の選りすぐりのレシピを紹介!
<たのしくて、おいしい!やさい料理はかんたんに作れちゃう>
ほうちょうも火もつかわずにできる、とてもかんたんでおいしい野菜料理をしょうかいするよ。
ちぎったり、くるくる丸めたり、もみもみしたり…野菜に直接ふれ、楽しみながら作れるよ!
キャベツのポリぶくろづけ
ふくろの中でぎゅうぎゅう、もみもみ。キャベツから水が出てしんなりしたらでき上あがり!

ーーーーー ー <道具>ーー ーー ー

<ざいりょう(作りやすい分量)>


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ーーー ーーーーあらう、ちぎるーーー ーーーー

① ボウルにざるをかさね、キャベツをのせる。水をそそいであらう。

② ざるを上げて、水を切る。

③ キャベツを一口大に手でちぎる。
ーーーーーーーしおもみするーーーーーーーー

④ ポリぶくろにキャベツ、しお、とりガラスープのもとを入れる。

⑤ ふくろの上からぎゅうぎゅうともむ。
⑥ ふくろの口をむすび、5分程おく。
ーーーーーーーーしぼるーーーーーーーー
⑦ キッチンばさみでふくろのはしを切る。
⑧ ふくろの上からおさえ、水けをしぼる。

⑨ うつわにもり、ごまをふる。
もみもみするだけでできちゃう「キャベツのぽりぶくろづけ」、できたかな? ごはんのおとも、お弁当のおかずにもおすすめだよ!『よくできました! 一生役立つ! はじめてのこどもキッチン』には、まだまだたのしくておいしい野菜料理がのっているので、ぜひ見てみてね。
※本には、やさいやくだもののひょうがついていて、ダウンロードもできます!
プリントしてかべにはったり、スマホにほぞんしてお買い物に役立てたりしてくださいね。
「食」への関心がさらに高まる! おはなし②
「いただきます」と「ごちそうさま」
ふだん、食事のときに何げなく口にしている、「いただきます」「ごちそうさま」。
なぜそう言うのか知っていますか?
食事のはじめに言う「いただきます」のいみは、2つあると言われています。
一つ目は、食べものへのかんしゃ。「ありがとう」という気持ちをもつことです。
お米、野菜、くだもの、肉、魚も、すべていのちある「生きもの」。わたしたち人間は、そのいのちをいただくことで、生きていくことができるのです。
もう一つのいみは、食べものを作ってくれた人へのかんしゃです。ごはんを作ってくれた人だけでなく、魚をとってくれた人、牛、ぶた、とり、野菜をそだててくれた人、それをはこんでくれた人、お店で売ってくれた人......すべての人へ「ありがとう」とかんしゃしながら食事をするといういみです。

食事がおわったときに言う「ごちそうさま」は、漢字で書くと「御馳走様」。
「馳走」は、走りまわるという、いみです。そこに、大切なものをあらわす「御」「様」をつけた「ごちそうさま」という言葉には、食べものをさがして走りまわってくれた人への、かんしゃの気持ちがこめられています。
今は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアに行けば、色いろな食べものが手に入ります。でも、「いただきます」で説明したように、いのちあるものが、わたしたちの食卓にのぼるまでには、たくさんの人たちが、じっさいに「走りまわって」いるのです。
一人のときも、家族や、友達といっしょのときも、「いただきます」「ごちそうさま」の心をわすれないようにしましょう。食事に集中するために、気持ちを切りかえる言葉としても、とても大切です。
