
好奇心が育ち、達成感が得られる!子どものためのはじめてのお料理本『よくできました! 一生役立つ! はじめてのこどもキッチン』の選りすぐりのレシピを紹介!
<ゆでたり、やいたりたまご料理にチャレンジ!>
たまごって、1こあればおかずになる、スゴイ食材!しょうゆ、ケチャップ、ソース…すきなものを合わせれば、朝ごはんのしゅやくになるよ!
チーズスクランブルエッグ
チーズといっしょにいためると、ふんわりとしておいしくなるよ。
かきまぜすぎるとポロポロになるから気をつけてね。

ーーーーー ー <道具>ーー ーー ー

<ざいりょう(作りやすい分量)>


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ーーー ーーーーわるーーー ーーーー

① たまごをたいらな場所でたたき、ひびを入れる。
両手でもち、ひびの入ったところをひらき、中身をボウルにおとす。

② フォークでときほぐす。

③ さとうをくわえ、さらにまぜる。
ーーーーーーーいためるーーーーーーーー

④ フライパンにバターを入れてから火にかける。

⑤ バターがとけたら、火を止めてたまごを入れ、また火をつける。

⑥ まわりが少しかたまってきたら、チーズをのせる。

⑦ ゴムべらでまぜ、ほとんどかたまったら火を止める。
ーーーーーーーーもりつけるーーーーーーーー

⑧ うつわにもり、ケチャップをそえる。
とろ~りふんわり「チーズスクランブルエッグ」、おいしくできたかな?
『よくできました!一生役立つ!はじめてのこどもキッチン』には、電子レンジでできる茶わんむしや、フライパンで作るたまごやきなど、まだまだたまご料理がいっぱい!
※本には、やさいやくだもののひょうがついていて、ダウンロードもできます!
プリントしてかべにはったり、スマホにほぞんしてお買い物に役立てたりしてくださいね。
「食」への関心がさらに高まる! おはなし③
料理のならべかた、知ってる?
和食には、きまったならべかたがあります。日ごろから、親子でいっしょに用意することが、食事へのきょうみにつながります。
和食の基本とされる「一汁三菜」。
ごはんを主食に、みそしるなどのしるものと、3つの菜(メインのおかず1つと、小さいおかず2つ)を組み合わせたこんだてです。体をうごかすエネルギーになるもの(炭水化物)、体を作るもの(たんぱくしつ)、体をととのえるもの(ビタミン、ミネラル、しょくもつせんい)を、バランスよくとることができるよう、とてもうまく考えられています。
一汁三菜のならべかたには、きまりがあります。むかって左側の手前が、ごはん。
右側の手前がしるもの。3つのおかずはおくにおき、左に小さいおかずを2つ、右にメインのおかずとならべるのが、いっぱんてきです。
なぜ、こういうならべかたをするのか、色いろなせつがあるのですが、左側にくらいの高いものをおくという、日本にむかしからある「左上位」の考えかたにのっとっていると言われています。つまり、一汁三菜の中で、一番“えらい ”のは、ごはんなのです。かみだなや、おぶつだんがあるおうちなら、そこに、ごはんがおそなえされているのを、見たことがあるのではないでしょうか。
こうしたならべかたが、長い間うけつがれてきたのは、右ききの人が多い日本人にとって、そうしたほうが食べやすいからです。おはしを右手、ごはん茶わんを左手にもって食べるのですから、ごはんは、左側にあったほうがべんり。メインのおかずのうつわはもち上げずに食べるので、右側にあるほうが食べやすいというわけです。ただ、最近は、左ききの人もふえているので、こうした基本を知った上で、食べやすいようにならべかえるのは、もんだいないという意見もあります。
