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文具ソムリエールが厳選!子どもにおすすめのシャープペン5選

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小学校の筆記用具としてまず思い浮かべるのは鉛筆ですが、学年を追うごとに「シャープペンを使いたい!」と憧れを抱く子どもも多いもの。子どもの“シャープペンデビュー”に適した書きやすく、扱いやすいものはあるのでしょうか? 文具ソムリエールの菅未里さんに、子ども用シャープペンの選び方とおすすめの5本についてお話をうかがいます。

■ 初めての1本はペン先を収納できるものがおすすめ

 塾などに通う割合が増えてくる小学校4年生ごろから、「シャープペンを使いたい!」という子どもの声が増えてくるのではないでしょうか。学校では使えなくても、家庭で宿題やドリルをするときは、こうした子どもの気持ちを尊重してあげたいものですよね。

 近年のシャープペンは、高機能・高価格化が進んでいて、親世代が学生だったころの価格の数倍、数十倍のものも増えています。機能性の高まりに応じた納得の価格ですが、高価格のシャープペンには、シャープペン初心者には不要な機能が搭載されている場合もあります。子どものリクエストに応じて高機能・高価格のシャープペンを渡すと、思いがけない使い方による故障や紛失でがっかりしてしまうこともあるため、初めてのシャープペン選びでは5000円以下の物を選ぶようにしましょう。

 初めてのシャープペンを選ぶときにぜひチェックしてもらいたいのが、ペン先を収納できるかどうかです。シャープペンでよくあるのが、落としたり、ペンケースの中で他のペンとぶつかったりして、芯をおおう金属のパイプ部分が曲がったり壊れたりしてしまう故障です。ペン先を収納できるものを選べば、こうしたトラブルを減らせます。芯の太さは、0.5mmのものから選びましょう。替え芯は0.5mmのものが最もバリエーション豊富で入手しやすく、価格もリーズナブルだからです。

 こうした条件を踏まえ、使い始めたばかりの子どもにおすすめのシャープペン5本を紹介します。子どもの手に合った1本を選ぶときに参考にしてみてください。



◆『ザ・ドクターグリップ 0.5mm』
鉛筆を握りしめる子どもにとくにおすすめ

 首・肩・腕への負担を軽減する筆記具として誕生した『ドクターグリップシリーズ』。1992年の発売から30年以上にわたり愛されてきたロングセラーです。



ボディはメタリック仕様。グリップ部分をまわして「フレフレロック」のオン・オフを切り替え。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「人間工学に基づき、使い心地を追求して開発されたシャープペンです。太めのグリップはクッション性が高く安定感があり、子どもも握りやすいところが大きな特徴。力を込めて鉛筆を握りしめているタイプの子どもにとくにおすすめです。本体を振ると芯が出る『フレフレ機構』を搭載していて、グリップ部分をまわすとフレフレ機構のロックも可能。ランドセルのなかで不意に芯が飛び出さないように、ノック式に切り替えられます。親世代にもおなじみの安心と信頼の定番アイテムです」




カラーは、左上からダークグレー、ネイビー、オリーブ、ボルドー、シルバーの5色展開。


商品情報
『ザ・ドクターグリップ 0.5mm』
商品サイト:https://www.pilot.co.jp/promotion/special_sites/the_drgrip/

画像提供:株式会社パイロットコーポレーション

◆『デルガード タイプER』
逆さにすると消しゴムが出る、芯が折れにくいシャープペン

 子どもがシャープペンを使っているとき、芯がポキポキ折れたり、芯詰まりしたりして困ってしまったことはありませんか? そんな悩みを解決してくれるのが、ゼブラの大人気シリーズのシャープペンです。



本体の向きを変えるだけで消しゴムが出る設計。キャップを外す手間を省き集中力をキープ。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「芯が折れにくいシャープペンとして一世を風靡したゼブラの『デルガードシリーズ』。筆記時に力を入れるとガードパイプが飛び出し、芯をガードします。同シリーズで小学生に最もおすすめしたいのが、『デルガード タイプER』です。ボディを逆さまにするとピョンと消しゴムがあらわれ、程よい長さで固定されます。消したいときにすぐ使えるタイパのよいアイテムです。芯が折れにくいという特徴を打ち出したシャープペンはほかにもありますが、『デルガード タイプER』はノックして芯を出すベーシックな使い方ができ、そのうえリーズナブル。使い始めの時期にも最適です」




カラーは、左上からブラック、ブルー、ピンク、バイオレット、ホワイト、シルバーの6色展開。


商品情報
『デルガード タイプER』
商品サイト:https://www.zebra.co.jp/pro/detail/del_guard_er/

画像提供:ゼブラ株式会社

◆『クルトガ KSモデル』
「クルトガ新エンジン」でいつもトガった芯先に

 シリーズ累計販売本数1億本を突破した『クルトガシリーズ』。菅さんが子どもにおすすめするのは、同シリーズの新スタンダードモデルとして2023年に登場した『クルトガ KSモデル』です。


芯を回転させ、芯先をトガらせる「クルトガ新エンジン」を搭載。シンプルで日常になじむデザイン。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「高機能シャープペンの先駆け的存在として、親世代にもよく知られている『クルトガシリーズ』。近年では幅広い層に愛される超定番品として定着しています。『クルトガシリーズ』といえば、書くたびに芯が少しずつ回転し、いつもトガった状態で書けるところが大きな特徴。KSモデルはエラストマーグリップを搭載していて、やわらかく握りやすい仕様になっています。ペン先を収納できないため、シャープペンに慣れてきた子どもにおすすめです。カッコいいメタル系と大人っぽいニュアンスカラーから、子どもの好みに合わせて選べます」




カラーは、左上からネイビー、アイアンブルー、アイスブルー、クリームイエロー、コーラルピンク、ハーフグリーンなど10色展開。


商品情報
『クルトガ KSモデル』
商品サイト:https://www.mpuni.co.jp/products/mechanical_pencils/sharp_pen/kurutoga/ks.html

画像提供:三菱鉛筆株式会社

◆『モノグラフライト』
手軽な価格と安定のクオリティがうれしい

「気づいたら筆箱が空っぽ!」ということはありませんか? 文房具を無くしがちな子どもに安心して持たせられるのが『モノグラフライト』。安心のクオリティと価格のバランスがうれしい1本です。


高密度のテクスチャーグリップが指先にフィットして筆記をサポート。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「ワンコインでお釣りが出るほどリーズナブルな『モノグラフライト』。最大の特徴は、たっぷり使える長さ30mmのモノ消しゴムが搭載されているところ。ペン尻をくるくるまわすと大容量の消しゴムが繰り出され、モノ消しゴムならではの消し心地のよさを存分に味わえます。消しゴムをなくしたり忘れたりしたときに心強いですね。ペン先を収納できないタイプで、ボディもやや細めですが、グリップ感が優れているため、高学年の子どもであればスムーズに使えます。おなじみの青・白・黒の3色ストライプ柄のキュートなモノカラーデザインもありますよ」




カラーは、左からモノカラー、フルブラック、グレイッシュブルー、グレイッシュブラウン、グレイッシュピンク、グレー、ネイビーの7色展開。


商品情報
『モノグラフライト』
商品サイト:https://www.tombow.com/products/monograph_lite_sh/

画像提供:株式会社トンボ鉛筆

◆『インタリオシャープ05 数量限定』
がんばった子どもへのご褒美に

 最後にご紹介するのは、今年9月に数量限定で発売された、サクラクレパスの高機能シャープペン「インタリオシャープ05」ダークカラーモデルです。



グリップの溝が指を捉えて滑りにくく、シンプルなデザインと持ちやすさを両立。


  • 菅さんのイチオシPOINT!

「今回ご紹介するアイテムのなかでもっとも高額なアイテムです。金属を切削して作り上げたボディは大人っぽく、カッコいいうえにすべりにくいという実用性も兼ね備えています。ペン先が収納できない仕様なため、高学年以降の子どもにおすすめです。持ち運びには、できれば上の写真のように1本ずつペンを収納できるペンケースを使うといいですね。不意な衝撃による故障防止になります。がんばったときのご褒美として、まわりの人が持っていない1本を探している方にイチオシの1本です」




カラーは上から、グリーンブラック、ブルーブラック、ワインブラックの3色展開。


商品情報
『インタリオシャープ05 数量限定』
商品サイト:https://www.craypas.co.jp/products/mechanicalpencil/063/277410.html

画像提供:株式会社サクラクレパス

 

■ 長持ちの秘訣は「分解しない」こと

 最後に、子どもにシャープペンを持たせるときに伝えておきたい大事なことについて菅さんに教えていただきました。

「シャープペンを子どもに渡すときは、必ず『分解しないで』と伝えておきましょう。近年のシャープペンは構造が複雑で、なかには40個以上のパーツを組み上げてできているものもあります。分解すると、元に戻せないこともしばしば。小学校でシャープペンの使用を禁止する理由のひとつは、分解して元に戻せなくなってしまうことがあるからです。パーツによっては、無くしてしまうと買い替えになる場合もありますので、事前に子どもにルールとして伝えておくのがおすすめです」

 書き心地がいいお気に入りのシャープペンに出会えれば、机に向かう気分もきっと上がるはず。菅さんのアドバイスを参考に、子どもに使うときのルールを共有し、好みの1本を長く愛用してもらいましょう!


取材・文:三東社



【プロフィール】
菅未里(かん みさと)

文具ソムリエール。文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。国内外で商品や売り場の企画・監修、メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。『毎日が楽しくなる きらめき文房具』(KADOKAWA)など、著書多数。


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