創刊5周年を迎える「角川の集める図鑑GET!」は、好奇心をはぐくむ「体験」がいっぱいの図鑑!
この夏読みたい図鑑GET!『ひらめく理科』『あそべる算数』『宇宙』『人体』の楽しみ方をご紹介します。
自由研究に使えるアイデアもたっぷりです!
図鑑GET!シリーズ5周年フェア開催中!
●『ひらめく理科』はこんな子にぴったり!
3歳ごろから楽しめる図鑑です。生物、地学、科学、物理と幅広い分野が1冊に入っているので、まだ好きなジャンルがわからない子の最初の1冊にぴったりです。小学校受験や中学校受験によく出るテーマも多く扱っています。
⇒『ひらめく理科』の使い方
●『あそべる算数』はこんな子にぴったり!
3歳ごろから楽しめて中学受験まで役立つ図鑑です。小学校に入る前から数や形に触れることで、算数に自然と親しめるようになります。算数に苦手意識を持ち始めた小学生の子の復習にも使えす。
⇒『あそべる算数』の使い方
●『宇宙』はこんな子にぴったり!
「宇宙」は、小学校低・中学年くらいから興味を持つ子が多いジャンル。はやい子は小学校に入る前から好きになる子もいます。動物や恐竜、昆虫など、生き物が好きな子が「いのちのはじまり」から興味をもったり、鉄道や車など、乗り物が好きな子が「ロケット」から興味をもったりもとても多いです。
⇒『宇宙』の使い方
●『人体』はこんな子にぴったり!
『動物』や『昆虫』などの定番の図鑑にあまり興味を示さない子も、『人体』なら関心を持つケースも多くあります。自分のからだについて「なぜ?」「どうして?」とよく聞くようになったらこの図鑑の出番。中学受験によく出る内容の先取り学習にもなります。
⇒『人体』の使い方
● 広くいろんなことが知りたい!という子には
親子でいろいろな体験ができる!
観察、実験、工作、料理、遊びなど、楽しい体験をたくさん載せています。
自主学習や自由研究のアイデア探しにもぴったりです。
おうちでできる内容ばかりなので、ぜひ親子で楽しんでください。

切った野菜を育ててみよう!
『ひらめく理科』に載っている体験の1つを紹介します。
野菜を切った後の切れ端を、水につけて育ててみましょう。
<用意するもの>
野菜の切れ端、水、容器
①容器に野菜を入れて、野菜が少し浸るまで水を入れる。
②日当たりのよいところで育てる。1日1回、水を替えよう。

葉っぱが出てくるか観察してみましょう。
『ひらめく理科』に載っている観察や実験をもっと知りたい人は、ヨメルバの連載もチェック!
▼おうちでできる! 「ひらめく!かんさつ・じっけん」
理科がもっと好きになる施設に行ってみよう!
『ひらめく理科』の監修は日本科学未来館。ここに行けば、理科をさらに体験できます。

日本科学未来館
日本科学未来館は、先端の科学技術を体験できるサイエンスミュージアムです。自分自身で触れ、発見できる体験型の展示が数多くあり、大人から子供までそれぞれの興味に合わせて楽しむことができます。
あそびながら、算数を好きになる!
小学生の早い段階から好き嫌いが分かれてしまう教科が算数。
「あそびながら、算数を好きになる」がコンセプトの『あそべる算数』は、遊びやクイズがいっぱいで、楽しく算数に触れることができます。

花のかざぐるまをつくろう!
『あそべる算数』に載っている体験の1つを紹介します。
折り紙で花のかざぐるまをつくることで、「点対称」の形をつくる体験ができます。
<用意するもの>
折り紙、ハサミ、セロハンテープ、つまようじ、ストロー
①おり紙を縦に2回、横に2回折って、折り目をつける。4か所に切り込みを入れる。

②写真のように裏に折って、羽をつくる。

③裏返して真ん中をセロテープで止める。止めたら表に戻す。

④羽をななめに折る。つまようじを真ん中に刺したらできあがり。ストローを刺して回してみよう。

息を吹きかけるとくるくる回る!

「宇宙地図」を使って天体を指さそう
図鑑冒頭についている大きなページ「宇宙地図」は、地球から宇宙の果てまで、月、惑星、銀河、ブラックホール…とたくさんの天体が距離ごとにずらりと並んだそうだいな地図!
いろいろな天体を指さしながら、「これはなに?」「月!」「火星!」と、答える遊びがおすすめです。
ブラックホールってなに?など気になる天体があったら、ページをめくってしらべてみましょう。

「宇宙地図」とあわせて付録の解説動画を一緒にみると、さらに宇宙のすがたがわかります!
● 解説!宇宙はどこまで広がっているの?【角川の集める図鑑GET!宇宙】特典映像
じっけんしてみよう!
手軽に体験できるじっけんアイデアをご紹介します。
①国際宇宙ステーションを見つけてみよう
国際宇宙ステーション(ISS)は、肉眼でみることができます。JAXAの支援のもとKIBO宇宙放送局が運営するサイト「#きぼうを見よう」では、ISSがよく見える時間帯が公開されているので、参考にして空を見上げてみましょう。

©KIBO放送局
ISSを見つけたら、宇宙図鑑でそのしくみを学びましょう!

②「皆既月食」をおうちで再現しよう!

今年2025年は、9月8日に皆既月食がみられます。日本全国でみられるのはなんと3年ぶり!
皆既月食といえば、月が赤く見えるのが不思議ですよね。
じつはこの現象、おうちでかんたんに再現できるんです。
<用意するもの>
・ライト(かい中電灯)…1つ
・500ml以上のペットボトル…数本
・牛乳
・月のイラストまたは写真
- ペットボトルに水を入れて、牛乳をほんの数滴混ぜる。
- 月のイラストの前にペットボトルを並べる。
- ペットボトルの前でライトをかまえ、部屋を暗くして、スイッチをオン。
すると…。

月のイラスト(写真)が赤く照らされました!
牛乳水のはいったペットボトルが、ライトの光のなかの「青い光」を吸収してしまいました。
ライトが太陽のかわり、ペットボトルが地球の大気のかわりだと考えてみてください。
皆既月食で月が赤くなるのは、太陽の光が地球の大気を通り抜けるときに、空気のなかのチリによって青い光が散乱して、残った赤やオレンジ色の光だけ月を照らすことで起こる、というしくみだったのですね!
月食や日食のくわしい解説は宇宙図鑑の71ページをみてくださいね♪
宇宙をまなべる施設に行ってみよう!
図鑑を飛び出して、もっと「宇宙」を好きになるおでかけスポットをご紹介します!

国立天文台
国立天文台(三鷹キャンパス)は、研究施設ですが、一般の方でも無料で見学することができます。観望会や、天文学者の先生が教えてくれる子ども向け天文教室も開催されています。

Space Travelium TeNQ
Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)は、“宇宙旅行”をテーマに、展示やVR体験を楽しめるエンターテインメント体験を提供する施設。
リアルな月旅行を体感できるフリーローミングVRや知的好奇心をくすぐる展示、アートや学びを楽しめるギャラリーや教室、宇宙や星をモチーフにしたアイテムやメニューが揃うカフェやショップなど、宇宙とつながる体験がいっぱいです!
からだのことをもっと知りたくなる!
GET!の人体図鑑はクイズやコラムがたくさん!
からだの不思議や豆知識に触れて、知的好奇心が育まれます。
人体クイズであそぼう!
巻頭のページには、人体にまつわる3択クイズが載っています。
自分で答えを考えたり、家族や友だちにクイズを出したりしてみましょう。

からだの役割を知ろう!
臓器や細胞などを「部位」ではなく「役割」に着目して構成しているので、自分のからだにあるどんなものがどんな働きをしているのかが理解しやすくなっています。
「どうして血が流れているんだろう」など、考えながら読んでみてください。

古代の医療を調べてみよう!
各章の章末には「人体の発見と医療の歴史」コラムが掲載され、これまでどのように人のからだについて明らかになり、医学が発展したかの世界史を学ぶこともできます。
からだの異常を治す医療がいつからおこなわれていたのかは、わかっていません。
しかし、からだによい効果のある植物は、大昔から使われていたようです。
人々が各地で発展させた医療について、地域ごとの特徴を調べてみましょう。

【書籍情報】
総監修: 小久保 英一郎 監修: 野口 聡一 監修: 生駒 大洋 監修: 石川 遼子 監修: 一般財団法人日本宇宙フォーラム 監修: 北山 哲 監修: 渋谷 岳造 監修: 関口 雄一郎 監修: 冨永 望 監修: 馬場 淳一 監修: 本原 顕太郎 監修: 吉川 真
- 【定価】
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- A4変形判
- 【ISBN】
- 9784041130933