ランダムなお題・材料に沿って即興的に工作アイディアを考える「即興工作」や、季節に合わせた動くしかけが楽しい「からくりへきめん」など、保育現場や小学校、ご家庭でも楽しめるさまざまな工作アイディアを各種SNSで発信する野呂祐人さん。
そんな「即興工作」と、子育て・お出かけ情報などを発信する「ヨメルバ」がコラボ!
季節の楽しい手作りおもちゃアイディアをご紹介します。
今回は「磁石」と「紙コップ」を使った手作りおもちゃ「ぺったんもちつき」の作り方を紹介します!丸めた白画用紙をおもちに見立て、杵でおもちをつくと、磁石の力でおもちがびよーんと伸びるおもちゃです。ぺったんぺったんと、もちつきごっこが楽しめる、お正月に向けた工作です!
※手順をよく読み、安全に注意して行いましょう。磁石を使用するため、誤飲の恐れがある小さい子どもがいる環境で作る場合は、十分にご注意ください。
※長い画用紙を使うので、紙のフチで手を切らないようにご注意ください。
「即興工作」YouTubeチャンネルでも、「ぺったんもちつき」の作り方・遊び方をご紹介しています!ぜひこちらもご覧くださいね♪
1.「ぺったんもちつき」の材料
まずは材料の紹介です。基本は百均で手に入るものです。白い画用紙は、厚口(あつくち)のものが弾力がありオススメです。クラフト紙コップを使うと、本物の臼や杵の色のように作れます。
【材料】
・紙コップ × 3
・フェライト磁石 × 3
・割り箸 × 1
・段ボールの破片
・白画用紙
※白画用紙はA4サイズのものを使用しました。
【道具】
・はさみ
・定規
・鉛筆
・セロテープ
・両面テープ
・カッター
・スティックのり
・絵を描く道具
・穴を開ける道具
2.「おもち」の作り方
それでは「ぺったんもちつき」を作りましょう!まずは「おもち」の部分を作ります。
① 紙コップの深さより少し短い幅で、白画用紙に線を引きます。
② ①の線をはさみで切り、白画用紙を細長い帯状にします。
※写真はA4サイズの画用紙を使い、縦長(約30cm)に切ったものを2つ使っています。
③ 切った白画用紙の片面を、机などのフチにあてて引っ張り、丸めやすくなるようにくせをつけます。
④ 片方の白画用紙の端に、写真のように2箇所、両面テープを貼ります。
⑤ 剥離紙(はくりし)をはがし、2つの磁石を側面が両面テープにつくように置きます。
⑥ 2つの磁石の側面に巻きつけるように、白画用紙を丸めます。
⑦ ⑥と残りの白画用紙をセロテープでつなげます。
⑧ ⑦を紙コップの底のサイズに丸め、セロテープで端を留めます。
これで「おもち」の完成です!
3.「臼(うす)」の作り方
次に「臼」の部分を作ります。
① 紙コップに絵を描きます。
※小さい子どもと作る場合は、この部分を子どもに作ってもらいましょう!
② 別の紙コップの底をカッターで切り抜きます。
③ ②におもちを入れ、丸めた外側の部分と紙コップをセロテープで留めます。
④ ③の紙コップにスティックのりを塗り、絵を描いた紙コップに入れます。
これで「臼」の完成です!
4.「杵(きね)」の作り方
最後に「杵」の部分を作ります。
① 残りの磁石の「おもちの磁石とくっつく面」に両面テープを貼ります。
② 残りの紙コップを、はさみで半分に切ります。
③ 紙コップの底に2箇所切り込みを入れます。
④ 紙コップの底に、写真のようにスティックのりを塗ります。
⑤ 紙コップを丸め、セロテープで留めます
⑥ 写真のように、紙コップをおもちの磁石の上に置きます。
⑦ ①の剥離紙をはがし、両面テープの面を下にして、紙コップの中に磁石を入れます。
※磁石同士が引き合う力を使うことで、磁石と紙コップの底がしっかり接着できます。
⑧ 紙コップに穴を開け、穴を広げるように割り箸を差し込みます。
これで「杵」の完成です!
5.「ぺったんもちつき」の遊び方
片手で臼を抑え、杵でおもちの磁石の部分をつきます。
杵を上げると、おもちがびよーんと伸びます!
さらに杵を上げると、おもちが離れ、臼に戻ります。
磁力が強くておもちが伸びすぎる場合は、杵に段ボールの破片を1〜2枚つけて、磁力を弱めましょう!
反対に、磁力が弱くておもちがくっつかない場合は、杵の中に追加で磁石を入れて、磁力を強めましょう!
コツをつかむと、本物のもちつきのように、ぺったんぺったんと連続でおもちをつくことができます!お正月に向けて是非チャレンジしてみてください!
「即興工作」YouTubeチャンネルでも、「ぺったんもちつき」」の作り方・遊び方をご紹介しています!ぜひこちらもご覧くださいね♪