
ヨメルバ会員のみなさんの「みんなどうしてる?」を調査!今回のテーマはお子さんの“お小遣い”。
「お小遣いは何歳からあげるべき?」「金額はいくらが妥当?」
「家庭内での金融教育は必要?」
など、お子さんのお小遣いや金融教育について疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、17歳までのお子さんがいるヨメルバ会員525人に、「お子さんへのお小遣いについて」アンケート調査を行いました!ヨメルバ会員のお小遣い事情についてご紹介します。
【今回のアンケートに答えたヨメルバ会員はどんな人?】
今回のアンケートでは、17歳までのお子さんがいるヨメルバ会員525人から回答をいただきました。お子さん(第一子)の年齢は小学生が中心ですが、未就学から高校生まで幅広い年齢のお子さんについて回答いただいています。以下のアンケート結果は、年齢をお答えいただいた第一子のお子さんについて回答いただいたものになります。早速結果を見ていきましょう。
【お小遣いに関するアンケート調査結果】
◆1.あなたのご家庭では、お子さんへのお小遣いを渡していますか?
まずはお小遣いを渡しているかどうかを訊いてみたところ、「渡している」人と「渡していない」人がほぼ半々という結果になりました。年齢別にみていくと、お子さんの年齢が上がるほど、お小遣いを渡している人の割合が増えていきます。8歳以上になると、渡している人の方が多くなるという結果になりました。
※2025年5月31日時点 ※お年玉や、プレゼントとしての現金授与は含めず回答
◆2.お子さんに初めてお小遣いを渡したのは、お子さんが何歳の時ですか?
続いて、初めてお小遣いを渡した年齢について訊いてみると、6~8歳と回答された方が約半数という結果になりました。6歳から7歳というと、ちょうど小学校に入学するタイミング。新生活のスタートを機にお小遣いを渡し始める方が多いのかもしれません。
◆3.どのようなタイミングでお子さんにお小遣いを渡していますか?(複数回答可)
定額制で渡している方が最も多く、66%という結果になりました。「お手伝いなど、決められた条件を達成した際に渡す」という方も4割近くいらっしゃいました。今回のアンケートでは、この「条件つき」のお小遣いを渡している中で、最も年齢が低いのは4歳のお子さんでした。
◆4.お子さんにお小遣いを渡している理由は何ですか?(複数回答)
お小遣いを渡している理由の上位は「お金の使い方・管理方法が身に付くと思うから」「欲しいものを買うための計画性が身に付くと思うから」で、どちらも約70%という結果でした。続いて「お金の価値について考えてほしいから」が3位に。前述の「お小遣いの渡し方別」に理由を見てみましたが、「お手伝いなど、決められた条件を達成した際に渡している」方で、「家のことの手伝いや勉強・習い事などのモチベーションを上げるため」という理由を選んだ割合が少し高めだったほか、渡し方と理由に大きな関連は見られませんでした。
◆5.お子さんにお小遣いを渡していない理由はなんですか。(複数回答)
続いてお小遣いを渡していない理由についても見てみましょう。1位は「お子さんが1人でお金を使う場面がないから」、2位は「お小遣いを渡すには早い年齢だと思うから」という結果になりました。お子さんの年齢別にみると、8歳以降で「お小遣いを渡すには早い年齢だと思うから」を選ぶ方が大きく減る結果となり、やはり7歳くらいからがお小遣いを渡すのにふさわしい年齢だと思っている方が多いようです。
お小遣いを渡している親御さんは、お金について学んでほしいという思いが強いようですが、実際の管理はどのようにされているのでしょうか。また、お子さんはお小遣いでどんなものを買っているのでしょうか。
◆6.お子さんのお小遣いの使い方、管理について、どの程度把握されていますか?
最も多かったのが「ある程度ルールを決めた上で、使い方はお子さまに任せている」で半数以上、次が「すべてお子さまに任せている」で4人に1人、合わせると約8割の方が使い方はお子さんに任せているという結果になりました。あまり口出しはせず、自分の責任で管理させるというのも大事なのかもしれませんね。では、金額としてはどの程度渡しているのでしょうか。
◆7.一度に渡しているお小遣いの金額はいくらですか?
1,000円未満が約40%、1,000円台が35%と、2,000円以下がボリュームゾーンとなりました。もちろんお子さんの年齢が上がるにつれて金額は上がっていくようで、11歳までは半数以上が1,000円でしたが、12歳以上になると85%以上の方が1,000円以上という結果でした。
◆8.お子さんのお小遣いの使い道はなんですか。(複数回答)
気になるお小遣いの使い道ですが、最も多かったのは「お菓子・パンなどの食料品」でした!手頃な価格で楽しめるというのも理由かもしれませんね。続いて「書籍・雑誌」「アニメやキャラクターなどのグッズ」「ゲーム以外のおもちゃ」といった趣味に関連する物が並びました。「ゲーム機・ソフト、モバイルゲームの課金」は男の子、「衣料品・雑貨・化粧品」や「文房具」は女の子の割合が多いようです。
◆9.お子さんへの金融教育に関して、教育機関以外でも指導が必要だと思いますか?
最後に「金融教育」に関する考えや行動について調査しました。最も多かったのは「指導は必要だと思うが、実践はしていない」という方で半数以上でしたが、すでにご家庭で指導をしているという方も20%いらっしゃいました。「子どもが特定の年齢になるまでは不要である」という方も含めると、90%以上の方が教育機関以外での金融教育が必要と捉えているようです。
ご家庭で指導をされている方には内容もお伺いしました。(カッコ内はお子さんの年齢)
「昨年、FPさん主催の子どもの金融教室に参加しました。お金の歴史や、お金の価値が変わる事、最後にお店屋さんごっこをして実際にお金を稼ぐ体験などをしました。(7歳)」
「必ずお小遣い帳をつけて何に幾ら使っているのか本人が把握できるようにしています。(8歳)」
「銀行が開催していたお小遣い管理のセミナーに参加しました。またフリーマーケットに出店し、自分で金額の交渉をさせたり、セット販売などの価格決めを体験させました。(8歳)」
ほかにも、お子さん向けのお金の本やドリル、絵本などを用いているという方が多くいらっしゃいました。おもちゃのお金でたくさんお店屋さんごっこをしたという方も。読書や遊びといった身近なところからお金に触れるのも、お子さんにとっては大きな経験になっていそうですね。
以上、“お小遣い”についての調査結果をご紹介しました。お子さんにお小遣いを渡そうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
調査概要
ヨメルバ会員を対象に 2025年6月1日~6月30日にインターネット上で実施。有効回答数525件の結果を掲載。
※会員のコメントは、アンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし明らかな誤字等は修正の上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。