地図専門店マスターが教えるフシギな地球儀と地図の世界！第３回【地球儀グッズがあたるキャンペーンも！】

入学・進級を迎え、新年度がスタートしましたね。さて、この時期に人気のアイテムと言えば、自分で回転させて楽しく世界地図を学べる地球儀です。皆さん、地球儀にいろいろな種類があるのを知っていますか？　ペーパークラフトやビーチボール、パズルなどいろんな素材の地球儀があるんですよ。そこで全４回の連載記事で定番から個性派までの地球儀と、古地図や鳥瞰図（※）といった珍しい地図を紹介。さらに、ユニークな地図文房具なども取り上げます。記事の最後には地球儀・地図グッズがもらえちゃうスペシャルなキャンペーン情報も！

それでは地球儀・地図のフシギな世界へ出発進行～♪


※鳥が眺めているように、上空から見下ろした視点で作られた地図のこと。

日本橋の地図専門店「ぶよお堂」の社長を直撃！
 

取材で訪れた東京・日本橋にある「ぶよお堂」は、地図専門店です。日本全国の地形図をはじめ、世界の地図や江戸時代の古地図、鳥瞰図、そして約90種の地球儀、地図文房具、かるたやパズルなどの地図アイテムがぎっしり並んでいます。総アイテム数はなんと2万点以上です！

社長の峰村和孝さんは、子どものころから地図が大好きで、地図や地理の授業が得意だったそう。2019年に「ぶよお堂」の社長になり、仕事や趣味の海外旅行で、今までに約40か国、計80回以上も世界を飛び回ってきたんだとか。今回は公私ともに地図好きの峰村さんに、地球儀と地図の魅力を教えてもらいました！

①立体パズル地球儀に親子でチャレンジを！

連載3回目では、「地球儀と地図で遊ぶ」をテーマに商品をセレクトしました！ 最初に紹介するのは「３Ｄ球体パズル ブルーアース２‐地球儀‐」。一見、普通の地球儀に見えますけど、立体型の地球儀パズルなんです。
「接着剤不要のプラスチック製のパズルですから、小さいお子さんから楽しめますよね。各ピースが少しずつ曲がっていて、組んでいくと自然と丸い形になります。全部で240ピース、難易度はやや高いですけど、ぜひ親子で挑戦してみてください」（峰村さん）
「3Ｄ球体パズル 3インチ（約7．6㎝）」という地球儀・月球儀・木星儀の３種類、各60ピースのパズルもあります。「月と木星は似たような図柄が多く、ちょっと難易度が高めです。特に木星は巨大な渦を巻く赤っぽい雲の様子をよく観察することが必要ですね」（峰村さん）
でも大丈夫！　各ピースの裏に組み立てる順を示す１～60のナンバリングと矢印が書いてあるので、ヒントになりますよ。

②ボックス型のペーパークラフト地球儀もあるよ！

「反転式地球儀[LANDS&NATIONS]」と「回転式地球儀［EARTH&SKY］」は、ペーパークラフト地球儀です。
「反転式地球儀」はリバーシブルな地球儀。海と陸地を表した正十二面体をぐるりとウラにひっくり返すと、複雑な国境を描いた立方体に変形！ つながっている6つのパーツをひっくり返して組み立て直すパズルらしい楽しさがあります。

そして「回転式地球儀」は、四角い地球儀をひっくり返すと、なんと夜空を描いた天球儀に変身します！　「天球儀は、星座名も詳細に載っているので、夜空を眺めながら星座を学ぶという楽しみ方もありますね。地球儀も球体のものから投影され、情報は正確です。国名も記されていて、実用性もばっちり」（峰村さん）
２商品とも組み立てる際にのりやハサミは不要、推奨対象年齢は6歳以上です。

③「都道府県かるた」がひそかなブーム

最後に地理にまつわる「かるた」も紹介。「都道府県かるた」は、47都道府県のカタチや特徴を遊びながら覚えられます。加えて、都道府県庁所在地・地形・産物などの情報もいっぱい！　たとえば北海道なら「米作、ジャガイモなどの大規模農業がさかん…」などの豆知識が札に載っています。
「最近、都道府県のカタチを当てるクイズが、はやっていますよね。web新聞の取材でお笑いの東京03さんが来店した際に、このカルタで私と勝負して熱戦になりました（笑）。大人でも夢中になりますよ」（峰村さん）
さらに「地図記号かるた」では、中学入試によく出る48の地図記号が遊びながら学べます。オリジナリティあふれる内容で、学校の先生からも大評判なんだとか。

「るるぶ 国旗と世界の国かるた」は、国旗の意味などがわかる読み札から国旗を当てて覚えたり、札のウラ面を使って、首都や各国の特徴がわかる「世界の国クイズ」も楽しめます。
「22年から高校で地理総合が必修になりました。お子さんが小さいころから地図や地理に興味をもち、楽しみながら学んでもらうツールとして、かるたはオススメです！」（峰村さん）

もっと地図の世界を楽しむには…
地球儀や地図があたる！プレゼントキャンペーン！！

「角川の集める図鑑GET！」編集部では、地理の学びにぴったりな「グローブボール（ブルー）」と『GET！動物図鑑』のセットが抽選であたるプレゼントキャンペーンを実施中です！　「グローブボール（ブルー）」なら、公園や海で楽しく遊びながら、世界のことを学べます♪
B賞では、世界の地形や世界遺産、文化や生き物などなどがぎゅぎゅっと盛り込まれた「2023年ジュニア世界カレンダー」と『GET！昆虫図鑑』のセットがあたります。 ぜひ下の応募方法をよく読んで、素敵な地図グッズといっしょに新生活を楽しんでみてくださいね！

■応募方法
①Twitterで、「角川の集める図鑑GET！」公式アカウント（@ZUKAN_GET）をフォロー
②キャンペーンツイートをリツイートして応募完了！リツイートする投稿はこちら！
※応募の前に、注意事項をお読みください。

■賞品
A賞：グローブボール（ブルー） ＋ 『GET！動物図鑑』セット ×５名様
B賞：2023年ジュニア世界カレンダー ＋ 『GET！昆虫図鑑』セット×１５名様
※当選者のみ後日DMでご連絡いたします。

■応募期間
2023年4月28日（金）～2023年5月31日（水）23:59まで

【地図のプロがGET！を読んでみた！】

「角川の集める図鑑GET！」は、動物や昆虫の「生息地」がわかるマップが満載の学習図鑑。地図のプロである峰村さんに、GET！を読んでもらいました。

 「私も子どものころ、動物や魚、星と星座といった図鑑を持っていましたけど、一番好きだったのはそれらに載っている地図でした（笑）。『GET！』は、地図が多く載っているから面白いですね。アフリカの気候は緯度で違いますが、『動物』のアフリカ各地に生息する動物と地図が合わさったイラストを見ると、気候と動物の関係が見えてきます。また、『絶滅動物』には人類誕生のページがありますが、アフリカの地図の東側には、大地溝帯がありますね。ここは渓谷だったから、外敵が来られず、人類が誕生したと言われています。地図は知識を得るための土台になりますし、この図鑑は大人でも楽しめますね！」（峰村さん）。

地図の魅力が詰まった「角川の集める図鑑GET！」は、
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取材・文／小林智明
写真／渋木耀太（DINARYworks）