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子どもと使いたいキャンプアイテム『双眼鏡・顕微鏡5選』

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秋はキャンプのベストシーズン! 過ごしやすくなってきたら、子どもと一緒に自然を満喫しにキャンプ場に出かけてみませんか。子連れキャンプで活躍するアイテム、それが双眼鏡や顕微鏡です。今回は、キャンプコーディネーター・漫画家のこいしゆうかさんに、双眼鏡や顕微鏡の楽しみ方とおすすめアイテムついてお話をうかがいます。



■ キャンプ場の苔が「小さな森」に変身!

 キャンプのベストシーズンがやってきます。子どもと一緒にキャンプに行くとき、ぜひおすすめしたいのが双眼鏡や顕微鏡です。

 双眼鏡や顕微鏡がひとつあると、キャンプ場がワクワクする遊び場に一変します。草木や昆虫、野鳥を観察したり、夜になったら月や星を眺めたりして、親子で「自然観察」をしてみましょう。ふだんから見慣れている草花も、双眼鏡や顕微鏡のレンズを通せばまったく違う表情を見せてくれます。

 おすすめは「苔」を見ること。沢の近くや日が当たりにくいところに自生している苔を、双眼鏡や顕微鏡でズームしてのぞいてみてください。まるで、キラキラと輝く「小さな森」が目の前にあらわれたかのような感動を味わえます。昆虫が暮らしている世界に思いを馳せて、「もしこの世界で暮らしたらどうなるかな?」と想像をふくらませるのも楽しいですね。双眼鏡や顕微鏡は、子どもに自然への興味を抱かせ、イマジネーションをかき立てる“最強”のアイテムです。

■ こいしさんおすすめ!「双眼鏡・顕微鏡5選」

「双眼鏡や顕微鏡がひとつあるだけで、星や月、生き物との距離がぐっと近くなる」とこいしさん。子どもと使いたいおすすめの双眼鏡・顕微鏡を教えていただきました。

カールツァイス『ZEISS Victory Pocket 8x25』
子どもへの一生もののプレゼントに!




こいしさん:カールツァイスのレンズは、抜群の見やすさが大きな魅力。陽が傾いて薄暗くなると、双眼鏡で野鳥観察をしていても、鳥の羽の色や柄が見えにくくなってきます。光透過率91%のレンズを採用している『ZEISS Victory Pocket 8x25』は、長時間明るく、クリアに自然観察を楽しめます。はっきりくっきり見えるので、野鳥や星空観察はもちろん、滝や川の流れをのぞいてみると、きらめくなめらかな水の流れが見えて感動します。遠目から焚き火を眺めるのもおすすめです。


SCHOTT社製フローライト系ガラスを採用。ZEISS T *コーティングを施し、薄明かりでもきりりと鮮明にコントラストの高い視界をキープ。


こいしさん:本格的な機能を搭載しているにも関わらず、重量はわずか290g。軽量なうえに折りたためて文庫本とほぼ同サイズで、ポケットにも入れられます。持ち運びにも便利です。片手で操作できるようにデザインされているので、子どももピントを合わせやすいはず。小学校高学年から中学生への一生もののプレゼントとしておすすめです!

商品情報
カールツァイス『ZEISS Victory Pocket 8x25』
商品サイト:https://www.zeiss.co.jp/consumer-products/nature-observation/binoculars/victory-pocket/victory-pocket-8x25.html#dealer

画像提供:株式会社カールツァイス

Nikon『ファーブル ミニ』
顕微鏡の世界に没入できる!



こいしさん:『ファーブル ミニ』は、対象をそのまま両目で観察できる実体顕微鏡です。両目で覗きこむので、顕微鏡の世界にどっぷり入り込めるところが大きな魅力。特別な準備や操作は必要なく、見たいものにフォーカスするだけで迫力ある20倍の世界を立体的に観察できます。河原で鉱石を採取して、じっくりと表面の凹凸や模様を見比べるのも楽しいですね。ウォーターレジスタント仕様なので、天気の悪い日も安心。子どものアウトドア遊びにぴったりです。

付属のミニストラップをつければ、首にかけることも可能。軽量で、頑丈な素材でできているため、安心して子どもに持たせられます。森での探検をぜひ楽しんでください。

商品情報
Nikon『ファーブル ミニ』
商品サイト:https://nij.nikon.com/products/lineup/sportoptics/fabre/fabre_mini/

画像提供:株式会社ニコンイメージングジャパン

ビクセン『双眼鏡 コールマンH6×21WP(フォレスト)』
手にとりやすい価格。キュートなカラーリングも魅力



こいしさん:天体望遠鏡で有名な国内メーカー・ビクセンの『双眼鏡 コールマンH6×21WP(フォレスト)』は、リーズナブルな価格と機能性のバランスにすぐれた双眼鏡です。倍率6倍、重さは約210gと軽量で、日常使いしやすい気軽さがありながら、アウトドア環境ではうれしい防水仕様。子どもが濡れた芝生に置いたり、テントに朝露が発生したりしても、安心して使えます。


軽量ながら耐久性に優れたアルミダイキャストボディを採用。ボディが丈夫で持ち歩きも安心。


こいしさん:月のクレーターがくっきり見えるので、はじめての星空観察にもおすすめです。アウトドアブランド『コールマン』とのコラボアイテムということもあって、カラーリングがとてもキュート。ファッション性が高く、フェスに行く大人にもおすすめしたくなるアイテムです。

商品情報
ビクセン『双眼鏡 コールマンH6×21WP(フォレスト)』
商品サイト:https://www.vixen.co.jp/product/14551_5/

画像提供:株式会社ビクセン

ロゴス『LOGOS ハンディ顕微鏡 スマホアダプター付き』
顕微鏡を覗いた感動をスマホで撮影できる!




こいしさん:おなじみのキャンプブランド・LOGOSの『LOGOS ハンディ顕微鏡 スマホアダプター付き』は、120〜240倍でミクロの世界を楽しめるアイテム。草木をのぞいたり、昆虫を観察したりと、気軽に自然観察を楽しめます。高倍率の単眼顕微鏡は、レンズに入る光量が少なく視界が暗くなりがちですが、『LOGOSハンディ顕微鏡 スマホアダプター付き』はLEDライトを搭載。付属のスマホアダプターを使えば、レンズを覗いたときの感動をそのまま画像に記録できます。自由研究にも活用しやすいアイテムです。


LEDの電源は単4形乾電池1本。持ち運びに便利な収納ポーチ付き。


こいしさん:重さ約58gと非常に軽量で、付属のネックストラップを使えば首から下げて携帯できます。手にとりやすい価格なため、まずは試してみたいというときに最適です。

商品情報
『LOGOS ハンディ顕微鏡 スマホアダプター付き』
商品サイト:https://www.logos.ne.jp/products/info/10623

画像提供:株式会社ロゴスコーポレーション

キヤノン『PowerShot ZOOM』
静止画も動画もこの一台でOK!片手でラクラク操作の望遠鏡




こいしさん:『PowerShot ZOOM』は、望遠鏡でありつつ、静止画も動画も撮影できるすぐれもの。見たいものに狙いを定めて、ファインダーを覗いたままワンタッチでズームできるところが魅力です。ボタンを押すだけで焦点距離を切り替えられるので、子どももラクに操作できます。遠くまでしっかり見えるので、野鳥観察をしたり、山を眺めたりと、使いみちはさまざま。動画が撮影できるので、鳥の鳴き声や動きも思い出として残しておけます。


100mm/400mm/800mmの焦点距離を、ボタンを押すだけのワンタッチで切り替え。子どもの運動会観戦にも役立つアイテム。


こいしさん:専用アプリを使えば、撮影した画像をスマホで管理することも可能。望遠鏡で覗いたものをリアルタイムで離れた人にシェアできる「リモートライブビュー撮影」も画期的です。軽くてコンパクトで持ち運びやすいので、キャンプに限らず、旅のお供にもってこいの一台です。

商品情報
キヤノン『PowerShot ZOOM』
商品サイト:https://personal.canon.jp/product/compact-digital-camera/powershot/zoom/branding

画像提供:キヤノンマーケティングジャパン株式会社

 

■ 自然観察で子どもの世界がより豊かに

「視点が変わると、見える世界が変わってくる」とこいしさん。双眼鏡や顕微鏡で自然観察をすると、子どもの世界が豊かに広がると話します。

「レンズ越しに見る野鳥や昆虫はとてもかわいらしくて、見ているだけで幸せな気持ちになります。双眼鏡や顕微鏡を通して生き物が暮らしている世界を見せてもらうと、ふだん見ている世界がすべてではない、たくさんの生き物とともに暮らしていることを肌で感じられるはず。こうした気づきが、子どもの世界をより豊かに、より大きく広げてくれるのではないかと思います」


双眼鏡や顕微鏡で自然観察をすると、子どもとのキャンプがより楽しくなるはず。今回ご紹介したアイテムを参考に、親子で自然を満喫しましょう!


取材・文:三東社

【プロフィール】

こいしゆうか
キャンプコーディネーター・漫画家。女性が自立してキャンプをする「女子キャンプ」の提唱者。メーカーコラボによるオリジナルテント「PANDA」などのデザインも手がける。雑誌やラジオ、テレビなどさまざまなメディアでキャンプの魅力を発信。『ゆるっと始めるキャンプ読本』(KADOKAWA)など著書多数。




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