自主学習の宿題に困っているみなさん、朗報です!
この記事では、『マジック・ツリーハウス』シリーズを使った勉強について紹介しています。
大ヒットよみものシリーズである本作は、現在54巻まで出ており、どれだけ使ってもネタが尽きない!
まず、今回ご紹介する〈シリーズ第1巻〉を使った自主学習をいっしょにトライしてみましょう。
うまくいったら、他の巻を使ってどんどん試していってくださいね。
「自主学習」って何?
小学校の家庭学習で取り入れられている「自主学習」。親御さん世代のなかには、ご存じない方も多いのでは?
その名のとおり、自主学習とは「自分でテーマを設定して学ぶ課題」のこと。国語や算数の問題を解いたり、社会や理科の調べ学習をしたりなど、内容は多岐にわたります。
専用のノートを用意して、1回につき1~2ページを使い、学んだことをまとめていく形式で提出する学校が多いようです。
★ヨメルバでは、これまでもさまざまな自主学習チャレンジを紹介しています!
さっそくやってみよう!
用意するものは、ノート、筆記用具、そして『マジック・ツリーハウス 第1巻』。

『マジック・ツリーハウス』とは、本をひらいて「ここへ行きたい!」って言うだけで、いろんな国へひとっ飛び!――全世界1億5000万部突破、世界中の子供たちに読まれている大人気読み物です。


読みやすい文字サイズ、薄いつくり、魅力的なイラストが多数収録されていて、本が苦手なお子様でも気づけば夢中で読みきれる内容。小説を好きになる「はじめての一冊」としても最適です。
第1巻に収録されているのは
● 恐竜の谷の大冒険
● 黒い馬の騎士
の2話。今回は「恐竜」について調べてみましょう!
白亜紀には、どんな生き物が暮らしていた?
1話「恐竜の谷の大冒険」では、なんと自宅の庭のツリーハウスが、いきなり恐竜や翼竜が暮らす時代につながってしまいます!

初めに遭遇するのは、主人公のジャックが「本物に会ってみたい」と願った、プテラノドン。
プテラノドンは、つばさをもったはちゅう類”翼竜”の仲間で、白亜紀という時代の生き物である。
恐竜とともに、やく六千五百万年前に絶滅した。
「ゼツメツって?」と、アニーが聞いた。
「地球じょうから、その仲間が一頭もいなくなってしまうことだよ」
ジャックとアニーは、プテラノドンに触れ、観察していきます。
✎みじかい毛がはえている。ビロードみたい
✎口は、はさみのよう

この調子で、つぎつぎに登場するトリケラトプス、アナトサウルス、ティラノサウルスについても読んでまとめていきましょう。
完成!

はるか昔「白亜紀」の時代には、いまはもう絶滅してしまった、多彩な恐竜や翼竜たちが暮らしていたことがわかりました。
さらに、物語を読んでいく中で感じた「なるほど! そうだったのか…」「これはどうなっているんだろう?」など、気になった点を残しておくと、あなただけの探求の視点がつまった、素敵なまとめが完成します!
『マジック・ツリーハウス』は、世界各国のさまざまな時代を舞台に、主人公のジャックとアニーが冒険していくストーリー!
1話につき1トピックがまとまっていて、お話のなかで解説も充実しているため、このシリーズを読むだけで、社会科学・自然科学にかかわる広範な教養が自然と身につく構成です。
例えば…
・古代エジプトのピラミッド探検へ行く!
・ヨーロッパでレオナルド・ダ・ヴィンチに弟子入り!?
・小型潜水艇でサンゴ礁の冒険へ!
お話はとても短く、読みやすい日本語で紡がれているので、するする読めてどんどん続きが気になること、間違いなし!
お子さまの自主学習用に、ぜひ気になった巻から入手してみてくださいね。

★新刊情報
最新刊のテーマは、ラッコ!
絶滅危惧種であるラッコをめぐる、海辺の町の物語。ラッコが暮らす豊かな海について知り、生物多様性を学べるストーリー!
もちろん、この巻一冊で読んでOK。
水族館や海にあそびにいく予定があれば、その前に手に取るのもオススメです。
お子さまの夏の自主学習や自由研究のテーマさがしに、ぜひご活用ください!
著者: メアリー・ポープ・オズボーン 訳者: 番 由美子
- 【定価】
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- 四六判
- 【ISBN】
- 9784041164938