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世界最大級の水族館 海遊館【大阪府】 「角川の集める図鑑GET!とめぐる日本の水族館」第9回 


日本は世界で一番水族館が多い国ともいわれています。みんながよく行く水族館だけでなく、 日本全国にはたくさんの魅力的な水族館があります!水族館で実際にはたらく人から、 水族館の魅力や楽しさを教えてもらって、 魚や水の生きものの面白さを発見しよう!そして水族館へ行ってみよう! (毎月2回更新予定)

 

世界最大級の水族館
海遊館【大阪府】

連載第9回は大阪府大阪市にある「海遊館」をご紹介します。海遊館は大阪港に面した天保山(てんぽうざん)ハーバービレッジに位置する水族館。館内には、中央アメリカのパナマ湾、エクアドルの熱帯雨林、オーストラリア大陸沖にあるグレート・バリア・リーフなど世界中のさまざまな環境がわかる水槽が展示されています。これらの屋内水槽の規模が日本有数であり、世界最大級といわれる理由のひとつです。




【すべてのものはつながっている】

 地球上のあらゆる生きものは、生態系の中で互いにつながりながら生きています。海遊館はそのような密接なつながりを展示で紹介しており、コンセプトは「すべてのものはつながっている」です。


水深9メートル、水量5,400トンの「太平洋」水槽ではジンベエザメなどの生きものたちが暮らしています


 海遊館の展示は地球でもっとも広大な海“太平洋”を中心に、緑あふれる「日本の森」水槽からはじまり、水の流れとともに、川、そして海へとつながり、環太平洋の自然環境をめぐります。


木々や草花、そして滝のある「日本の森」水槽



【生きもの同士や環境とのつながり】

 海遊館の各水槽では生きものと、暮らす自然環境を再現しています。そして、そこには生きもの同士や環境とのつながりも含まれています。

 アメリカ・カリフォルニア州の地域を再現した「モンタレー湾」水槽は、海底に広がる深い谷を再現した水槽で、カリフォルニアアシカたちが一頭のオスを中心にハーレムと呼ばれる群れで生活しています。
 また、「南極大陸」水槽ではペンギンたちが降雪機から降り積もった雪に埋まる様子が見られるほか、現地の日照時間に合わせて照明の点灯時間を調整しています。


「モンタレー湾」水槽のカリフォルニアアシカたち


 生きものたちの姿だけでなく、生きものたちの暮らし方やそれぞれのつながりに注目してみると、新たな発見があるかもしれません。(文=海遊館広報 柿本賢佑)

海遊館(かいゆうかん)
約620種の生きものたちが展示された大迫力の水族館。ジンベエザメが遊泳する「太平洋」水槽やクラゲの魅力を最大限楽しめる「海月銀河」など海遊館ならではの構成がいっぱい!
〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1丁目1-10
Tel:06-6576-5501
海遊館 HP: https://www.kaiyukan.com/
営業時間 10:00~20:00(変動あり、入館は閉館の1時間前まで)

FB: https://www.facebook.com/kaiyukan/
Instagram: https://www.instagram.com/kaiyukan_japan/
Twitter: https://twitter.com/Osaka_Kaiyukan/
YouTube: https://www.youtube.com/user/OsakaKaiyukan


総監修:宮 正樹監修:佐土 哲也監修:小枝 圭太

定価
2,200円(本体2,000円+税)
発売日
サイズ
A4変形判
ISBN
9784041118535

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