KADOKAWA Group

Enjoy & Go out

遊び・おでかけ

ホッキョクグマに会える水族館 男鹿水族館GAO【秋田県】 「角川の集める図鑑GET!とめぐる日本の水族館」第8回 


日本は世界で一番水族館が多い国ともいわれています。みんながよく行く水族館だけでなく、 日本全国にはたくさんの魅力的な水族館があります!水族館で実際にはたらく人から、 水族館の魅力や楽しさを教えてもらって、 魚や水の生きものの面白さを発見しよう!そして水族館へ行ってみよう! (毎月2回更新予定)

 

ホッキョクグマに会える水族館
男鹿水族館GAO【秋田県】

連載第8回は秋田県男鹿(おが)市にある「男鹿水族館GAO」をご紹介します。男鹿市といえば伝統行事「なまはげ」が有名ですが、三方を日本海に囲まれた男鹿半島では「なまはげ」だけでなく、日本でも珍しい生きものたちに出会える水族館があります。

男鹿水族館GAOは、男鹿半島の海際という絶好のロケーションに建つ秋田県唯一の水族館です。
秋田県の県魚「ハタハタ」やホッキョクグマ、アザラシ、ペンギンをはじめとする約400種1万点の生き物を飼育展示しています。


入館してすぐにある「男鹿の海大水槽」
男鹿の海に生息する魚たちが約40種2,000匹泳いでいる


秋田県の県魚「ハタハタ」



ホッキョクグマに会える水族館

「ホッキョクグマ」と聞くと、動物園を思い浮かべる方がほとんどなほど水族館での飼育は珍しく、全国の水族館の中でホッキョクグマを飼育する施設は当館を含めて2施設だけです。
また、地球温暖化などの影響により世界的にも絶滅の危機に瀕しているホッキョクグマは、日本国内で飼育されている数も少なく、2022年3月の時点で36頭。その内の3頭が男鹿水族館GAOにいます。
この記事の中では、そんなホッキョクグマの魅力をちょっとだけお伝えします。


ジェンツーペンギン

ホッキョクグマ「豪太」


ホッキョクグマ「ユキ」「フブキ」親子



ホッキョクグマの特徴

「ホッキョクグマ」は名前の通り、北極圏に生息する陸上最大の肉食獣です。
自然界ではアザラシを主食とし、男鹿水族館GAOでは馬肉やサバ、サツマイモ、ニンジンなど様々なエサを与えています。
「シロクマ」の愛称で親しまれるホッキョクグマですが、実は、地肌の色は真っ黒。どうしてかというと、この真っ黒な地肌で太陽の光を吸収し、寒い北極の地でも快適に暮らすことができるからなんです。
また、泳ぎが得意なのも特徴の一つで、大きな前足や長い首は泳ぎに適した体の作りと言われています。


肉球も真っ黒


「ホッキョクグマ水槽」はホッキョクグマの泳ぎが間近で見られる


最後に

ぜひ、実際に男鹿水族館GAOに来て、ホッキョクグマを間近で観察してみてください。
気がつくことのできなかった魅力が発見できるかもしれません。
男鹿水族館GAOの公式YouTubeでは、2020年12月に生まれたホッキョクグマ「フブキ」の成長記録をはじめ、様々な生き物の様子を随時アップしています。
ぜひチェックしてみてね。
(文=広報課 陶 美穂子)
男鹿水族館GAO 公式チャンネル
https://www.youtube.com/c/ogaaquariumGAO


お気に入りを見つけに来てね


日本海が目の前に広がる


男鹿水族館GAO(おがすいぞくかんがお)
日本海の海際という絶好のロケーションに建つ水族館。
秋田県の県魚「ハタハタ」やホッキョクグマ、アザラシなど約400種1万点の生き物を飼育展示している。入館してすぐにある「男鹿の海大水槽」は高さ8m、幅15mと圧巻。
〒010-0673 秋田県男鹿市戸賀塩浜
Tel:0185-32-2221
男鹿水族館GAO HP: https://www.gao-aqua.jp/
営業時間 9:00~17:00(最終入館16:00)
※季節により変動あり。HPで要確認。

FB: https://www.facebook.com/gao.aqua/
Instagram: https://www.instagram.com/oga_aquarium_gao/
Twitter: https://twitter.com/ogaaquariumgao/
YouTube: https://www.youtube.com/c/ogaaquariumGAO


総監修:宮 正樹 監修:佐土 哲也 監修:小枝 圭太

定価
2,200円(本体2000円+税)
発売日
サイズ
A4変形判
ISBN
9784041118535

紙の本を買う


この記事をシェアする

特集

ページトップへ戻る