1919年に日本初の乳酸菌飲料として誕生し、100年以上経った今も幅広い世代から愛されている「カルピス」。今回、「カルピス」が長年愛される秘密を探るべく、ヨメルバ公式キャラクターヨモモンと一緒に群馬県館林市にあるアサヒ飲料群馬工場「カルピス」みらいのミュージアムを訪れました。
この施設は、「カルピス」のおいしさを生み出す“技術”と“想い”が未来までずっと続くように、という願いを込めて商品誕生から100年目の2019年に建てられた工場見学施設です。年間約27,000人が訪れる人気の工場見学を体験した様子を紹介します。
白と青の「カルピス」カラーが印象的な清潔感のある施設
ロビーには大きなピースボトルやギフトショップが。
受付ロビーは、天井が高く広々としており白い大きな「カルピス」のピースボトルが私たちを出迎えてくれます。
実はこのピースボトル、ただのボトルではありません! ボトルにはのぞき穴があり、そこをのぞくとある映像を見ることができます。ぜひ、来場してロビーで待っている際にチェックしてみましょう。
ヨモモンものぞいていました。
工場見学開始の時間になったら2階の見学エリアへ上がり、“はじまりのへや”で約7分の映像を通して「カルピス」の生みの親、三島海雲(みしまかいうん)氏のエピソードを見ていきます。
映像は全編アニメーションで、お子さんにも親しみやすい内容になっています。
広々とした室内にゆったりと座れる長椅子。
プロジェクションマッピングで「カルピス」ができるまでの秘密に迫る
映像を見た後は、“水玉ひろば”で三島氏についての詳しい紹介や、“100年ギャラリー”で歴代の「カルピス」のパッケージや昔の広告を見ていきます。
皆さんが「懐かしい!」と思うパッケージや広告は、いつごろのものでしょう?
貴重な初代パッケージや広告などもあります。
歴史を振り返った後は、「カルピス」ができるまでの工程を壁に映し出されるプロジェクションマッピングで見ていきます。
かわいい模型に映し出される映像。
脱脂乳に「カルピス菌」を加えて発酵し、ボトルにつめて出荷されるまで、「カルピス」がどうやってできていくのか…。実際の映像とプロジェクションマッピングに丁寧な説明が加わることで、「カルピス」ができる流れが驚くほどよく理解できました。
水玉のラベルが装着される描写が細かく、とってもかわいくてぜひ注目してほしいポイントです。
画像中央のラベリングの変化に注目です!
製造工程を確認したら、要となる「発酵」を学ぶ“発酵のへや”へ。ここでは、まるで自分が発酵タンクに飛び込んだかのような没入体験ができます。映像とともに、一次発酵と二次発酵で起こる「カルピス」独特の香りと味わいの秘密に触れていきます。
体験の途中には、発酵で生まれる芳醇でさわやかな香りを感じられる場面もあり、香りにはリラックス効果もあるそうで、癒されるひと時でした。
映像は壁や天井に映し出されるのでどの席からでも見やすい。
ペットボトルを工場内で成形! 最新のペットボトル製造ラインを見学
いよいよ、実際の工場を見学していきます。
その途中の渡り廊下から見える大きなタンク。貯酸乳(ちょさんにゅう)タンクと呼ばれ、「カルピス」の一次発酵が終わったあとに、次の工程への準備のために発酵乳をためておくものです。
1タンクには、ピースボトルを1日1本飲んだとして約877年かかるほどの量が入っているそう。群馬工場は、日本で飲まれている「カルピス」の約70%の生産を担っており、その規模の大きさに改めて驚かされました。
1つのタンクには約150tの発酵乳。
渡り廊下の先には、ペットボトル飲料の製造ラインが見える部屋があります。群馬工場ではプリフォームと呼ばれるペットボトルの元を加熱・加圧の工程を経て、私たちが日ごろ目にしているペットボトルを成形しています。
ペットボトルの元“プリフォーム”。
次はペットボトルに飲料を入れる工程。なんと!! 1分間に最大900本の速さで詰めることができるそうですが、そのスピード感は圧巻。その後、次の機械ラベラーへと進んでいきます。
筒状になったラベルをペットボトルにすぽっとはめて、そこに蒸気をかけ熱を加えてラベルを縮めることでペットボトルに密着させていきます。
ラベルが付いたら、厳しく検査された「カルピス」は箱詰めされて出荷されていきます。
なじみのある商品がたくさん運ばれていきます。
広い工場内には人の姿がまったく見られなかったので、心配になり思わず案内の方に聞いてみました。すると、新型機の導入や、工程の自動化により省人化・省エネルギー化が図れました、とのこと。
そして締めくくりは、ドローンなどを使って撮影された臨場感あるスペシャル映像を見て「ここも機械が!?」と驚きと新たな発見のある製造ライン見学となりました。
黄金比で作る「カルピス」を楽しむ♪
製造ライン見学の後は、“「カルピス」ラボ”でお待ちかねの試飲タイムです!
「カルピス」といえばの“朝顔グラス”で試飲。
用意されたコップには2本の線が入っており、まず下の線まで「カルピス」を入れて、その後上の線までお水をそそいでいきます。これがおすすめの1:5の黄金比の割合とのこと。
お水の量はお好みで調整してもOK。ヨモモンは、おすすめの割合で。
希釈の「カルピス」は公式のアレンジレシピもたくさん出ていますが、自分のオリジナルレシピを探してみてくださいね! との案内も。
自分で作って飲めるという体験はとても楽しく、黄金比の「カルピス」のおいしさを堪能しました。試飲中には、「カルピス」にまつわるクイズの出題やフォトプロップスを使って自由に写真をとる時間もあります。
「カルピス」の工場ならではのアイテムで記念撮影。
試飲の部屋には近年発売した「カルピス」の一部の商品ボトルも展示してありました。「こんな味もあったんだ!」という発見がここにもありました。
いろいろな味の「カルピス」が!
見学はここまで。見学の後は、1階のギフトショップで買い物を楽しむことができます。「カルピス」のギフトをはじめ、「カルピス」みらいのミュージアムでしか手に入らないオリジナルグッズなどもたくさん! お土産にもぴったりです。
Tシャツやクリップなどの文房具も。三ツ矢サイダーのグッズも人気。
フォトスポットもたくさんあるので、工場見学の記念写真もお忘れなく。
CM撮影にも使われた「カルピス」にとって大事な生乳を生み出す牛のオブジェ。
また、バリアフリーの施設のため、車いすやベビーカーの方でも安心して来場できますよ。
※車いす(貸出もあり)、ベビーカーでのご来館をご希望の方は、予約時にその旨をお電話でお伝えください。
おむつ替えができるベビールーム。ユニバーサルトイレも完備されています。
今回は、「カルピス」みらいのミュージアムを紹介しました。100年以上の歴史がある「カルピス」の歩みから最新の設備まで、見ごたえたっぷりで学び多き内容でした。「カルピス」は7月7日に発売され、パッケージにもある水玉は夜空に浮かぶ天の川をイメージしたものだそうです。そんな七夕の日に三島氏が願っていたのは「日本の人々に、健康で幸せになってほしい」ということ。「カルピス」とともにその願いは叶えられ、この先も私たちの生活を豊かにし続けるのだと見学を通して感じました。
また、工場見学の帰りにはお土産がもらえます。今回は、乳成分不使用の豆乳生まれの「カルピス」をいただきました。この見学の後は、体験したことを振り返りながら希釈タイプの「カルピス」で“自分好みの「カルピス」”を作ってみてはいかがでしょうか。
※お土産の内容は変わることがあります。
お土産にペットボトルの「カルピス」がもらえます。
※「カルピス」は、アサヒ飲料株式会社の登録商標です。
<「カルピス」みらいのミュージアム 詳細>
場所:群馬県館林市大新田町166
行き方:電車の場合、東武伊勢崎線館林駅(東口)からタクシーで約10分。東武佐野線渡瀬駅から徒歩で約15分
車の場合、東北自動車道館林ICより約20分。
費用:無料(完全予約制)
休館日:年末年始、指定休日。※HP、お電話にてご確認ください。
見学開始時間:10:00~、13:00~、15:00~
所要時間:約90分(各回20名)
予約スケジュール:HPにてご確認ください。
アサヒ飲料群馬工場「カルピス」みらいのミュージアム 公式HP:https://www.asahiinryo.co.jp/entertainment/factory/gunma/tour.html
「カルピス」公式HP:https://www.calpis.info/
アサヒ飲料公式HP:https://www.asahiinryo.co.jp/index.psp.html