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特報② 新作『ぼくらの東京革命』と「東京大地震」について、宗田理さんの特別メッセージが到着!

2023年9月1日は、10万人以上が亡くなった関東大震災から100年になります。
『ぼくらの七日間戦争』の作者の宗田理さんは東京にふたたび大地震がくることを心配し、10数年前から資料を集め、人々や街を守ることを考えてきました。

宗田理さんからのメッセージ



首都圏に甚大な被害を与えた関東大震災が起こってから、今年で100年になる。
現在、東京の人口は約1400万人。関東大震災当時の3倍を超えた。人も建物もひしめき合っている。
そんな大都市における防災をテーマに取り上げたのが、新作『ぼくらの東京革命』だ。
この小説の中で、子どもたちは東京を、震災に強い理想の町にしようと考える。
やがて来るであろう大地震から、どうやって身を守るべきか、様々なアイディアを出し合う。
そして、人々が互いに思いやり、助けあうことが何よりも大切であることを学ぶ。
だが、今の世の中に目を向けると、人はいつもだれかと争っている。
戦争はその最たるものだ。自然災害からは逃れることができないが、人間自身が作りだす戦争や争いは自分たちの力で回避できる。人は一人では生きていけない。
地球上のすべての人間が少しでも穏やかに平和に生きていけるよう、力を合わせることが大切だと、ぼくは思う。

宗田理


 

宗田理さんは大地震への対策をテーマにした物語を練りつづけてきました。
そしてついに、構想10年以上をかけて、書き下ろし新作『ぼくらの東京革命』が10月12日に刊行予定です。

『ぼくらの東京革命』内容紹介

ネズミが逃亡し、巨大地震の前ぶれが起きた!?
関東大震災から100年が経ち、中学2年のぼくらは、東京の防災コンテストに参加することになった!
相原のグループは、大地震や津波、洪水、火災の対策を考えた『海上都市』を計画する。
いっぽう英治のグループは、一人暮らしの高齢者を助ける活動を始める。
ところが、高齢者をねらった手抜き工事で、お金をかせぐ、悪徳会社の犯罪が明らかになり……!?
知恵いたずらで、不正を行う大人はやっつけろ!
そして、ぼくらは大災害への提案を東京都知事に行う!!

宗田理さん、ぼくらシリーズ書き下ろし完全新作!!


作:宗田 理  絵:YUME  キャラクターデザイン:はしもと しん

定価
814円(本体740円+税)
発売日
サイズ
新書判
ISBN
9784046322616

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