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令和の中学受験問題傾向 『中学受験 合格をつかむ自宅勉強法』ためし読み

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その勉強法、実は「時代遅れ」かも…? 今、中学受験の現場で起きているのは、単なる難化ではなく「質」の大きな変化です。かつてのような「知識を詰め込めば受かる」という単純な図式は、もはや通用しなくなりつつあります。 現在の中学入試で合否を分ける「3つの力」とは? そして算数、国語、理科、社会、それぞれの教科で増えている「新しい問題傾向」について、具体的に紹介します。

※本連載は『中学受験 合格をつかむ自宅勉強法』から一部抜粋して構成された記事です。


令和の中学受験問題傾向

大学受験の変化と新しい学習指導要領にあわせて、中学受験の出題傾向も変化しています。変化している現在の受験で求められるのは「思考力」「情報整理力」「表現力」です。この3つの力が問われる問題傾向を、それぞれ簡単に紹介します。

「思考力」が問われる問題傾

数では、対話文からヒントを得て考える問題、国語では、答えになる選択肢を二つ以上選ぶ問題、理科では、より正確に考察するとどうなるのかを考えさせる問題、社会では、地理と歴史を合わせた問題などが増えています。

「情報整理力」が問われる問題傾向

算数では、問題を解くために必要となる説明が非常に長い問題、国語でも文章の長文化が進んでいます。理科では、複数の実験データや資料を組み合わせて解く問題、社会でも資料読解型の文章が増えています。

「表現力」が問われる問題傾向

数では、数学の証明問題や長い記述問題が増え、国語では、これまで選択問題が中心だった学校も記述問題を出題するようになっています。同様に、理科、社会でも記述問題が増えています。その一方で記述問題を減らす学校も複数あり、「表現力」の問い方は各学校模索中の面もあるようです。


「思考力」「情報整理力」「表現力」は大学入学共通テストで求められる力であり、そして中学受験の中でも難関校中心に求められるものです。大学入学共通テストに強い生徒を集めたいという難関校の意図がうかがえます。

これまでの中学受験の歴史を振り返ると、難関校の問題傾向は徐々に中堅校に広がっていきました。実際、「思考力」「情報整理力」「表現力」が問われる問題は、中学受験全体の傾向となりつつあるのです。



中学受験は、刻一刻とアップデートされています。かつて中学受験を経験した保護者こそ、要注意です。新しい傾向に対応し、効率よく、的確にお子さんの学習をサポートできるように、本書では各教科ごとに具体的なメソッドを中学受験の最前線で指導するエキスパートたちが解説しています。


書籍情報





中学受験のリアルを語る!うえだしろこさん×にしむら先生スペシャル対談

西村創先生が監修を務めたコミックエッセイ『中学受験に挑戦したら、想像以上に壮絶でした』の発売を記念して、著者のうえだしろこさんとのスペシャル対談が実現! 受験準備から壮絶な受験本番までを赤裸々に描いた本書をもとに、中学受験のリアルを、受験指導のプロと保護者の立場から存分に語っていただきました。

▼前編


▼後編



▼『中学受験に挑戦したら、想像以上に壮絶でした』のためし読み連載▼



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