「コッペパン」がうまく言えずに照れ笑いする姿や、大好きなバナナを見せられて「バナナキターー!」と大喜びする様子がSNSにアップされた途端、瞬く間に人気者となった男の子・わーちゃん。今では200万人以上のファンに、その成長を見守られている存在です。

SNSにアップされるわーちゃんの日常が、「可愛すぎる!」と話題に。
「おしゃべりが上手で賢い!」と言われることも多いわーちゃんですが、お父さん(パパ)とお母さん(カカ)が、どんな子育てをしているのか気になっている人も少なくないはず。そんなわーちゃん一家ファンに向けたイラスト入り初エッセイ「わーちゃん一家の『わくわくのつくりかた』 家族みんなで成長するのんびり子育て日記」が、2025年1月28日に発売されました。
今回、初エッセイを執筆したわーちゃんパパさんにインタビューを実施。本に込めた想いや、ここでしか聞けないエピソードなどを語ってもらいました。
『わーちゃん一家の「わくわくのつくりかた」』刊行について、本が出来上がったときの感想を教えてください。
わーちゃんパパ(以下、パパさん):SNSのDMには、ネットにアップされているレビュー以上にたくさんの感想がきていて、皆さんに喜んでいただけていてうれしいです。「SNSでは見られないところが知れた」「教育の方針を聞けて良かった」といったコメントだったり、「自分の子育ての方針が間違ってないと思えました」といった共感を示してくださる方が多かったですね。そういった皆さんと気持ちを共有できたのがうれしかったです。
そして、外国にお住いの方からは、オンラインショップから本を取り寄せて購入したというメッセージが英語で届いたりもしています。 カカは、めちゃめちゃ飄々としているので「ながしまひろみさんの挿絵が可愛いよね」「よかったね」と喜んでいます。
わーちゃん本人は、まだ3歳なので、自分のことが書かれているエッセイが出版されたという自覚はさすがにないのですが、本をまるで絵本のようにめくって楽しんでいます。挿絵を指さして「これ、わっくん」「カカ、パパ」と言っているので、自分や家族がモデルのイラストだというのは理解しているようですね。
本全体のデザインやイラストの配置などにも優しさが感じられますね。
パパさん:そのあたりは、プロの担当編集の方にお願いしつつ、めちゃめちゃ直感的に選びました。
やっぱり、子育て中の皆さんは特に忙しいじゃないですか。本を読んでいても、お子さんを優先しなければいけない時もあると思うので、たくさん載せたい話はあっても、200ページ以内に抑えたり、文字を大きくしたり、読みやすさを大事に作っていきました。
本の出版について、はじめは悩む気持ちのほうが強かったとありました。書籍出版についてパパさんカカさんでどのようなお話をしたのか、出版に踏み切ってよかったと感じることがあれば、教えてください。
パパさん:今回、エッセイ出版のお話をいただいた時も、最初は「これ、需要あるんかな?」という感じでした。
一方、カカが気にしていたのが「面白くなるかどうか」で、これがハードルが高かったですね。でも、フォロワーさんから「おもしろかった」というコメントやレビューをいただけて、安心しました。
出版に踏み切って良かったこととしては、将来、この本を読み返す楽しみができたことですかね。日々慌ただしく過ごしていると、この時期にどんな風に子育てしていたのか、忘れてしまっているかもしれないので。
執筆中に、思い出して胸が熱くなったエピソードはありましたか?
パパさん:最初の単身赴任の時期は、仕事がめちゃくちゃ忙しくて、家族と向き合える時間が少なかったような気がするんですよ。今回のエッセイ執筆にあたって、その一年間を改めて振り返って、もっと家族との時間を作っておけばよかったなって思いました。
また、パパとカカのなれそめを知ることができてよかった、というお声もたくさんいただきました。本当は全カットしたいぐらいだったのですが、担当編集の方が「絶対に残します!」といって、詳細だけ端折って現在のボリュームになりました。
いやー。ちょっと裸見られるより恥ずかしいかもしれないです(笑)。カカも恥ずかしいって言ったのですが、結果としては皆さんに喜んでいただけたのでよかったです。
本の中でも話題に上がっている、わーちゃんと「食」について、パパさんとカカさんが心がけていること、やってよかったと思うことはどんなことですか?

大好きなプチトマト狩りを楽しむわーちゃん
パパさん:動画でも取り上げているのですが、わーちゃんはソーセージが苦手なんですよね。お肉は大好きなのに。「ならば、ソーセージを豚肉・牛肉から自分で作ってみよう!」と、ソーセージがどうやって作られるのかを家で一緒に体験してみました。金属の腸詰機、Amazonで3,000円くらいで手に入ることがわかり購入しました。「これで食べてくれなかったらどうしよう」と思いながら。結果的に手作りしたソーセージは「おいしい!」と言ってバクバク食べてくれましたが、でも、本人が、それでも食べたくない、というならそれもありかと思っています。その前に、一緒に目の前の食べ物のことを知ってみようよ、といったことを大事にしたいなと思っています。
あとは、食材の根っこを探しに行くための栽培・採集を一緒にやってみることですね。好きなら好きでより詳しくなって、嫌いなものは理解してみて、それでもダメだったら、ダメなことを受け入れることが大切かなと思っています。
この作戦も、成功ばかりではないです。スパゲッティは今のところダメですね。うどんやおそばは大好きなんですけど、スパゲッティは腹ペコじゃないと食べないんです。一緒にゆでて、料理したりしてみているのですが、食べてくれるのは5割くらいです。
でも、パパカカも食が好きだし、料理するところを良く見せていたので、わーちゃんも興味を持ってくれているのは嬉しいです。いつか、3人で一緒にキッチンに立って、料理を作るのが夢です。4・5歳からレパートリーを増やして、最終的には自分で好きなものを作って食べてくれるようになると楽しいだろうな、と思っています。
食育といった観点では、食卓にはなるべく旬の食べ物が載るように心がけていて、季節ごとの野菜をカカが教えてあげたりしていますね。
本の中では、パパの職業は「プロ絵本読み師」だというお話があります。絵本の読み聞かせは、わーちゃんの成長に合わせて、どのように変化しましたか?

本棚を物色する1歳8ヶ月のわーちゃん
パパさん:絵本はほんとうに大好きで、同じ本を何十回も読む、という感じから、どんどん違う本をを10冊読むという形に変わっていきましたね。
一番最初に読み聞かせをしたのは、「だるまさん」シリーズです。甥っ子や姪っ子から「だるまさん」シリーズが3セットくらい、おさがりで集まってきまして。親戚が多いので、絵本は9割方、おさがりとプレゼントかもしれません。これから本人の欲しい本などが出てきたら、本屋さんに一緒に探しに行くのも楽しみです。
読み聞かせのマイルールは「わーちゃんに『読んで』と言われたら絶対に読む」「読み始めたら最後まで読む」です。始めたことをしっかりやり終わることは重要だと思っています。わーちゃんがお気に入りの絵本は「パンどろぼう」で、今も週に何回かは読んでいます。皆さんにわーちゃんを知っていただくきっかけにもなった「コッピパン」は、自分でネタにしているんですよ(笑)。
わーちゃんが成長するにしたがって、ちょっと科学的な絵本とか、野菜の断面の絵本とか、野菜の花の絵本なんかも読むようになってきているんです。僕も読み聞かせしながら、わーちゃんと一緒に学んでいます。絵本から学べることは、大人も多いんだな、と感じています。
僕としてはこの先、わーちゃんが小学校に入ったときに、教科書を読みながら一緒にいろんな科目を勉強するのが楽しみですね。その準備として、子供部屋を作ってみようかな、と思っています。
最後に『わーちゃん一家の「わくわくのつくりかた」』の読者の皆さんに、本を通じていちばん伝えたいことを教えてください。
パパさん:子育てって始めてしまったら走るしかないんですよね。僕らも自分らしく楽しくやっているだけで、気にしていることはあんまりないんです。大変なことも多いですが、目の前のことにできるだけ楽しく対処していくだけでも、親にとっても面白い子育てになるんじゃないかななんて思っています。
子育てに煮詰まっちゃった時、この本を読んでいただいて、肩の力を抜いてもらうことができたら嬉しいです!
わーちゃんパパさん、素敵なお話をありがとうございました!
わーちゃん家の楽しい雰囲気がそのまま本になった、イラスト入り初エッセイは好評発売中!ぜひ、チェックしてみてくださいね。
【書籍情報】
著: わーちゃんパパ&カカ
- 【定価】
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- 四六判
- 【ISBN】
- 9784046072016