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ママは自分の睡眠を後回しにするもの? 『赤ちゃん超ぐっすり育児 親子でしあわせになる寝かしつけメソッド』ためし読み 第2回

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赤ちゃんの寝かしつけに毎日1~2時間かかっているという方、いませんか?
自分の睡眠時間が確保できない、ましてや自分の時間なんて皆無…という方のために、誰でもできる寝かしつけの極意をお伝えします。ママだけじゃなく、パパやおじいちゃんおばあちゃんも必見です!


ママは自分の睡眠を後回しにするもの?

産後、自分の健康診断や検診にきちんと行けていますか? 最後に美容院に行ったのは、いつだったでしょうか。
赤ちゃんが生まれた瞬間、
「この子のためなら何でも犠牲にしていい」
「子どもが幸せなら、自分はどうなってもいい」
そう思ってしまうママは少なくありません。実際、私自身もそうでした。長男が生まれたとき、少し泣き声をあげただけで抱っこをしたり、授乳をしたり……。自分の体がどれだけボロボロになっても構わない、とにかく赤ちゃんのために尽くしていたのです。
しかし、その生活を続けた結果、私は心身ともに限界に達し、わが子を「かわいい」と思えなくなってしまった時期がありました。

世界共通の「ママの自己犠牲」

 この「母親は子どものために自分を犠牲にするもの」という考えは、日本だけでなく世界中で見られます。今住んでいるアメリカでも、インド人のママと話をしていたとき、まさに同じようなことを耳にしました。
「母親なのに自分を優先するなんて」
「母親が夜に出かけるなんてよくない」
 そんな〝理想の母親像〟を、社会や文化が世界中のママに押し付けてくるのです。
 しかし、実際に子どもが幸せであるかどうかは、一番近くで子どもを支える保育者の心の状態に左右されます。つまり、ママが満たされていなければ、子どもを満たすことはできないのです。 母親の睡眠不足や自己犠牲は、子どもの発達や親子関係に悪影響を及ぼすことが研究でも示されています。

 例えば、アメリカで行われた大規模な研究では、母親の睡眠不足は産後うつのリスクを大幅に高めることが明らかになっています。また、母親のストレスや疲労が強いと、子どもの情緒や行動に影響するという報告もあります。
 つまり 「ママが自分を大事にすること」は、決して自己中心的な行動ではなく、子どもを幸せにするために必要不可欠なことなのです。

ママが自分を優先したとき、時には周囲から心ない言葉を投げかけられることもあるかもしれません。でも、それは他人の価値観に過ぎません。大切なのは「自分が満たされて、子どもに笑顔で接することができるかどうか」です。
 だからこそ、ママは自分を責めるのではなく、もっと自分自身のことを大切にしてほしいと思っています。そしてママの周囲にいる人は、ぜひやさしい言葉をかけてあげてください。
 そう、まずは少しでも「自分のケア」を取り戻すことから始めてほしいのです。この一歩は、必ず子どもの幸せにもつながります。

 世界中でママの自己犠牲が当たり前だと考えられているからこそ、ママ・ファーストな行動に対して心ない言葉を投げかけられたり、時には孤独を感じたりすることもあるでしょう。でも、そんなときは私を思い出してください。私はいつだってあなたの味方です。そして、子どもとママ、そしてパパの睡眠を通して、幸せな未来を築いてほしいと願っています。


睡眠がととのえば、みんなしあわせ

赤ちゃんがすぐに、そしてしっかり寝てくれること。
これは、ママやパパの負担が減って自由な時間が確保できるだけでなく、赤ちゃん自身にとっても熟睡できていいこどづくめなのです。
書籍ではいろんな方法を紹介していますので、ぜひご自身や赤ちゃんにあったものを試してみてくださいね。



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