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読書感想文の書き方のコツを伝授!<現役編集者の例文つき>


読書感想文が書きだせない人や、文字数が足りなくて悩んでしまう人、必見!
最後までスラスラ書きあげるために、役立つ「3つのコツ」を伝授します。



いきなりですが、質問です!
読書感想文ってなんでしょう。

ーー本のあらすじを紹介する作文?
ーー作者について調べて書く作文?

もしあなたが、少しでも苦手意識を持っているなら・・・
「自分がその本を読んで、どう変わったか」を書く、ちょっと長めの日記
だと考えてみましょう。

日記だと思えば、正解も不正解も、上手も下手もありません。
ポイントは、「本について」ではなく、
「自分自身の変化について」書くこと。

▶本を読む前の自分(変化前)
▶本を読んでいる時の自分
▶本を読み終えた自分(変化後)


についてまとめるだけで、読書感想文ができあがりますよ。

ここでは、読書感想文にぴったりの青春小説『ソノリティ はじまりのうた』(佐藤いつ子)を題材に、具体的にポイントを解説していきます。




コツ① 本を選んだ時の気持ち・理由をメモする

どこで使う?▶「本を読む前の自分(変化前)」について書くとき
なぜその本を選んだのか?は「本と出会う前の自分」を書くための大きなヒントになります。

「なぜその本を選んだのか?」という質問をスタートに、どんどん深堀りするように、自分にインタビューしてみましょう。


たとえば…

★さわやかな表紙のイラストが気に入ったから。(さわやかな物語が読みたい気分だった?描かれているどのキャラクターが目にとまった?色合いが好き?)
★帯の「音楽×青春」という言葉が気になったから。(音楽をテーマにした小説はよく読む?自分も音楽の授業や習い事が好き?)
★好きな作者だから。(前に読んだ本のどんなところが好きだった?)
★人におすすめされたから。(誰に、どんな言葉でおすすめされた?)



コツ②「自分の感情」に注目して、フセンを貼りながら一気に読む

どこで使う?▶「本を読んでいる時の自分」について書くとき
新しく知って驚いたこと、ドキドキしたり泣きそうになった場面、きれいだなと思ったセリフ。「自分の感情が動いた文章」にフセンを貼りながら読み進めましょう。

あとで詳しく調べたい時には簡単なメモを取るのもおすすめ。一度本から離れると、読み進めるのがおっくうになってしまいます。途中でスマホやPCを触らずに、あとでまとめて調べるようにしましょう。


たとえば…

★早紀が勇気を出して、先輩に「合唱コンが終わるまで部活を休む」と伝えたとき、厳しいはずの先輩が受け入れたのが意外だった。(自分だったら休むと伝えられる?先輩は本当はどんな人なんだろう?)
★キンタが涼万に手を引かれて走っていく場面でドキドキした。(自分だったらどうする?相手になんという言葉をかける?)



コツ③本を読み終えた瞬間の感情と、これからどんな自分になりたいかを素直に書き出す

どこで使う?▶「本を読み終えた自分(変化後)」について書くとき
読み終えてすぐの気持ちを、忘れないようにメモしておきます。そのあと、自分の生活がどう変わるか、読書体験をどう活かせるかをじっくり考えて書きとめましょう。

「本と出会う前の自分(変化前)」とどう違うかを意識してみましょう。


たとえば…

★読み終えたとき、心が温まった。(読む前はどんな気持ちだった?読み進めている間は、ワクワクした?悲しかった?おどろいた?)
★登場人物の岳のように、あきらめず努力する人になりたい。(具体的にどう行動すれば、あきらめず努力できそう?岳だったら自分にどんなアドバイスをする?)
★吹奏楽部をテーマにした小説を探して読みたい。(他には、このあとどんな本を読みたい?どんな分野に新たに興味を持った?)


これで、本を読み終えると同時に

①本を読む前の自分(変化前)
②本を読んでいる時の自分
③本を読み終えた自分(変化後)


のフセンやメモができあがりました。

1~2段落目に「本自体の簡単な紹介」をつけて、あとはメモを中心に「自分がその本を読んで、どう変わったか」を書いてみましょう。
作文の提出前には、何度か時間を空けて読み直すことも忘れずに。家族や友達に読んでもらい、感想をもらうのもおすすめです!

おまけ 現役編集者の「冒頭」例文

セリフや体言止めなど、インパクトのある1文を書き出しに持ってくると、読み応えのある読書感想文になります。
高学年の読書感想文にぴったりの青春小説『ソノリティ はじまりのうた』(佐藤いつ子)を読んだ現役編集者の4人に、「読書感想文の冒頭部分」を書いてもらいました。


さっそく見てみよう…▶

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