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子どもと一緒に読みたい! お風呂をテーマにした絵本

寒さが本格的になってきて、お風呂で温まる時間は、1日の癒しでもありますよね。しかし、中にはお風呂が苦手な子に手を焼くママパパも多いのでは? そんな時はお風呂がテーマの絵本を親子で読んで、ゆったりタイムを過ごすのがおすすめ! ヨメルバ編集部が選んだ5冊をお届けします。

おふろだいすき



  4歳~ 
「おふろだいすき」
作/松岡享子 絵/林明子
福音館書店 1,430円

ぼくはおふろが大好きです。ぼくはいつもあひるのプッカをつれてはいります。お湯でからだを流したら、プッカと一緒にお湯に入ります。「あつくもないし、ぬるくもないし、ちょうどいいかげん」ぼくがからだを洗っていると、ざぁーっと湯ぶねからカメが現れました。すると、ペンギン、オットセイやカバ、クジラまで現れて……。

主人公のまこちゃんがおふろで繰り広げる楽しい妄想のファンタジー絵本。
次々におふろに現れる動物たちは、まるで人間のようにまこちゃんと一緒におふろに入ります。
林明子さんのやさしい絵が、物語の世界観にぴったりで、親子でほっこりした気持ちになる一冊です。

りすのおふろやさん



 1歳~  
「りすのおふろやさん」
作・絵/たなかしん
KADOKAWA 1,320円

寒い季節に、おふろ絵本であったまろう! りすのおふろやさんに、あらいぐまくん、ひつじさん、しろくまくん……。動物のお客さんが次々と登場! 海の砂を用いた優しい絵に、おふろで真似しやすい繰り返しのフレーズ・心地よいオノマトペがたっぷり。

ねむねむごろん』で「第12回MOE絵本屋さん大賞2019年」パパママ賞第3位を受賞した作家による、イヤイヤ期の子どもでも思わずおふろに入りたくなる絵本。
この絵本を読み聞かせることで、子どもは「おふろは楽しい、気持ちいい」というイメージを自然と育み、毎日の入浴がスムーズになります。

ぼくのおふろ



   3歳~   
ぼくのおふろ
作・絵/鈴木のりたけ
PHP研究所 1,540円

おふろがわいた、ゆがわいた。パンツをぬいで、さあはいろう。でも、まいにちまいにちおんなじおふろ。たまにはちがうおふろにはいりたい。たとえば、ながいおふろはどうだろう? はしまでいってもどってくれば、すっかりからだもあったまる。めいろのおふろはたのしそう。次はどんなおふろかな?

『しごとば』『続・しごとば』で大人気の鈴木のりたけ氏が描く、ユニークなおふろがたくさん登場する奇想天外な絵本。
おふろのビルやおふろの遊園地のどこかに飛行機風呂の栓を盗んだ犯人がいるかも⁉ いたるところにいるカエルとアヒルの人形を全部見つけることができる? 遊び心が満載の絵本です。

そら はだかんぼ!



  3歳~   
そら はだかんぼ!
作/五味太郎
偕成社 1,100円

「ライオンくん! おふろですよ。はだかんぼになりなさい」ライオンがはだかんぼになるなんておかしいね。でもまあしかたない。では……。ライオンが毛皮をぬいだらくまに、くまが服をぬいだら? 裸になってお風呂に入るまでを遊びにしてしまう男の子の愉快な絵本。

450冊以上の著書を持つ五味太郎さんは、子どもから大人まで幅広いファンを持つ絵本作家。
主人公のライオンくんがはだかんぼになっておふろに入る姿は、おふろを嫌がる子どもにも楽しく映ることでしょう。この絵本の読み聞かせを入浴前のルーティーンにするのもおすすめ。

おふろさん



 3歳~  
おふろさん
作/せきぐちひろみ
講談社 1,650円

いつもはけんちゃんをあったかく気持ちよくしてくれているおふろさん。毎日気持ちよさそうにしているけんちゃんを見ているうちに、おふろさんもお風呂に入ってみたくなり、大きな銭湯をめざします。はじめてのお風呂はどうだったのでしょう?

2022年「第23回ピンポイント絵本コンペ」優秀賞を本作(受賞時『まよなかのおふろさん』)で受賞。
けんちゃんがいつも入っているお風呂の“おふろさん”が、初めて入るお風呂の気持ちよさににっこりする姿は、寒い季節に気持ちがぽかぽかする内容になっています。


今回はお風呂をテーマにした絵本を紹介しました。
次回は、「りんご」がテーマの絵本を紹介予定です。(1月公開予定)
お楽しみに。
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