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子どもと一緒に読みたい!  新小学一年生に贈る絵本

春の足音が聞こえてくる今の時季、入学式を控えて新しい生活に胸を躍らせる子どもたちも多いのではないでしょうか♪ そんなピカピカの小学一年生にプレゼントしたい、入学祝いにぴったりな絵本をヨメルバ編集部が厳選してお届けします。

ぞうくんはいちねんせい



  4歳~ 
「ぞうくんはいちねんせい」
作/ながしまひろみ 
アリス館 1,650円

ぞうくんは、今日初めて学校に行きます。隣の席の子は、人間の女の子の、コトコちゃん。緊張して挨拶で失敗し、ペンギンの先生にも『おかあさん』と言ってしまったり……。でも、休み時間は元気に遊んだり。悲喜交々の楽しい1日です。

ぞうくんの一年生、初日を描いたこの絵本には、人間の子どもだけではなく、きりんやコアラ、パンダなど、さまざまな動物の一年生が出てきます。隣の席になった人間の女の子コトコちゃんと仲良くなり、ドキドキの一日を終えます。明日はどんな一日になるかな?

1ねん1くみの1にち



 4歳~  
「1ねん1くみの1にち」
写真・文/川島敏生
アリス館 1,760円

登校、朝の会、国語、算数、休み時間……と、小学校1年生のクラスの1日を追った画期的な絵本!  教室を定点で追う中で、忘れ物したり、いたずらしたり、と楽しいストーリーが展開。学校の1日が分かり、自分の学校とくらべてみても楽しめます。

未就学児にとってもその親にとっても、小学校での1日は未知。写真家である川島敏生さんが実際に小学校に4~5日密着し、撮影した写真と子どもたちの様子が描かれています。
この絵本を見ることで、子どもが「小学校って楽しそう!」と、思うこと必至。

ともだち



  6歳~   
「ともだち」
文/谷川俊太郎 絵/和田誠
玉川大学出版部 1,320円

「ともだちって かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと」―谷川俊太郎の珠玉の詩と、和田誠のほのぼのとしたイラストによる幼児~小学校低学年向き絵本。よい友は一生の宝であり、生きて行くうえで友だちがいかに大切かということをやさしいことばと楽しい絵により幼児にもわかりやすく語りかける。

詩人、谷川俊太郎とイラストレーター和田誠の作品で、2002年に単行本化されてから、多くの人に読まれている作品です。入学を控えた子どもにはもちろん、「友達ってなんだろう?」と考えるきっかけにもなるので、大人にもおすすめの一冊。

教室はまちがうところだ



 4歳~  
「教室はまちがうところだ」
作/蒔田晋治 絵/長谷川知子
子どもの未来社 1,650円

みんなの前で手をあげて発表するときの、ドキドキする気持ち、だれもが経験しているはず。そんな子どもたちを「まちがえることをおそれちゃいけない」と励まし、まちがうなかで「ほんとのものを見つけていくのだ」「そうしてみんなで伸びていくのだ」と語りかけます。

全国で愛され続けてきた詩が絵本になりました!  教室で間違えるのが怖くて小さくだまりこくっている子どもたちに勇気と自身を与えてくれます。
入学が楽しみな反面、不安な気持ちがある子どもに、この本を読みながら「まちがっていい」と伝えてあげたいですね。

小学校が100倍楽しくなる 小学生のおやくそく



   3歳~   
「小学校が100倍楽しくなる 小学生のおやくそく」
監修/沼田晶弘 絵/石塚ワカメ
KADOKAWA 1,540円

「生活リズムをととのえよう」「きせつに合うふくをえらぼう」「時計を見て行どうしよう」「しつもん、はつ言をどんどんしよう」「なかよくできない人とはいったんはなれよう」生活習慣・勉強・人間関係・安全。世界一のクラス担任・ぬまっちが伝えたい、入学前後に役立つ38の大切な約束。

子どもの自主性・自立性を引き出すユニークな教育で注目を集める、“ぬまっち”こと沼田晶弘先生(東京学芸大学附属世田谷小学校教諭)と作った、小学校生活をスムースに楽しく過ごすのに役立つ、親子で楽しく読めるおやくそく絵本。
小学校入学準備や新学年に上がる子どもへの贈り物にピッタリ!


今回は新小学一年生に贈る絵本を紹介しました。
次回は、「これからママになる人へ贈る」絵本を紹介予定です。(4月公開予定)
お楽しみに。
その他にも、さまざまな切り口で本を紹介しています。
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