【ためし読み】うちの子、発達障害かも？…子育ての悩みを解決！　『子どもの脳がみるみる育つ新習慣』はじめに

2022年08月02日

１万人以上の脳を見て、画期的な脳トレ法を考案してきた医師ならではの目から鱗の知恵が満載の1冊『脳と子どもの専門医が知っている子どもの脳がみるみる育つ新習慣』をためし読み公開！
「うちの子、発達障害かも？」と心配する親御さんに、お子さんの苦手や困難を解決するちょっとした習慣を提案します。

脳内科医・小児科専門医加藤俊徳が伝えたいこと

「うちの子どもは発達障害ではないか」と心配されている親御さんが近年、ますます増えているようです。
そのようなご相談で私のクリニックを訪れるお子さんと親御さんは、実際多くいらっしゃいます。
脳内科医として、「脳」というものの特性を踏まえて申しますと、

発達障害とは、
現時点での脳が未発達なために
今、生きづらさがあったり
できないこと・苦手なことがあって、
本人や周りの人が困っている状態

のことです。
ただ、そもそもすべての子どもの脳は発展途上で、たいてい、脳のどこかの部分は未発達です。
だから言ってみれば、

すべての子どもは
発達障害のようなものです。

しかし、

今は未熟な脳でも
これからみるみる伸びてゆく
可能性は１００％です。

だから私は、
「うちの子は発達障害ではないか」
「グレーゾーンと言われてしまった」
と困った顔をしている親御さんたちに対して、今、あなたのお子さんが必要としている

脳を育てるちょっとした習慣

をお伝えしたくて、この本をまとめました。

どれも、脳内科医で小児科専門医の私だからこそ
伝えられる話だと自負しています。

たくさんの考え方やアプローチ法を紹介していますので、どうか、すべて実践しようとは思わないでください（笑）。
目次を眺めて、今、あなたが試したいと思う項目から読むこと。

そして一読したら、

すぐできることしか書いていませんから、すぐにアクションを起こしましょう。

脳は、死ぬまで発達し続ける器官です。
だから、この本に書いてあることを試すのに「遅い」ということはありません。

あなたのお子さんがまだ保育園児や幼稚園児でも、あるいは、もう中学校や高校に通っていても、この本の内容は有効です。

お子さんの脳の発達を日常生活の中で効果的にサポートし、
脳の未発達な部分をぐんぐん伸ばしてあげてください。

それだけで、
今、お子さんが抱えている生きづらさや困難は
放っておくより格段に早く解決され、
「発達障害かも」というあなたの不安も解消されるでしょう。