おうちでかんたん!モンテッソーリ 第16回:数教育 10より大きい数の伝え方
【10のビーズづくり】
【用意する物】
①10cmくらいのモール、(クラフト用の)はりがね、糸など。
②7mmくらいの同じ色のビーズを10個~。(※小さな子どものいるご家庭は、誤飲に気をつけてください)
【作り方】
①のモールに②のビーズを10個通します。モールの先を丸めるなどして抜けないようにしてください(※針金の先で指を怪我しないように注意してください)。
【使い方】
(例1)「10と1で11」「10と2で12」など10よりも大きな数を視覚的に見せて数える。
(例2)「10と10で20。数えてみよう!」など10、20と十の位を視覚的に見せて数える。 などなど
【10以降も、量と数字を一致させよう!】
11,12,13~も、引き続き、量と、数字と、その一致というステップをたどると、理解しやすくなります。その時に、対応する数のカードも一緒につくっておくと、一致がしやすくなります。カードはもしできれば、1の位のカードを緑色、10の位のカードを少し長い青色でつくっておけば、色が違うので、二つの位で数を構成する様子がよくわかります。
さらに、どんどん数がわかるようになっていったら、11から19、20から29、30から39と、最終的には100までを目標にして連続した数に親しんでみましょう!
いかがでしたか? もちろん、家庭でわざわざ教具を作ってやるのは、ちょっと大変…という方は、身近にあるものを使って、11まで数えたりして、「10と1で11!」という概念を紹介してあげましょう。