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【レビュー】赤ちゃんとのコミュニケーションにぴったり 親子でにっこり笑い合える、たのしい絵本『とりがいるよ』ギフトセット

 「いないいないばあ」や「どっちの手に入っている?」といった手遊びをすると、赤ちゃんは飛び切りの笑顔を見せてくれます。“ない”ところから“ある”がうまれた時の、純粋な驚きを喜びとして表現しているのでしょうね。見ているこちらまで温かい気持ちになります。キャッキャとうれしそうにする様子は、いつまでも見ていたいもの。そして一緒に笑い合えたらもっとステキ。そんな赤ちゃんの笑顔を引き出す方法のひとつとして、絵本はとても役立ちます。

 今回ご紹介するのは、まさに親子の時間を豊かにする『とりがいるよ』の3冊セット。1,2,3才向けですが7〜8ヶ月頃の赤ちゃんなら問題なく楽しめるはず(友人の赤ちゃんで確認済み!)

 読む順番としては、まずは『たまごがあるよ』から。たまごをとんとんとノックをするとパカッとひよこ、なでなでしてもパカッとひよこ。小さなたまご、大きなたまご、カラフルなたまご、ながーいたまご。色々なたまごやひよこが登場します。保護者の方は「トントン」「ピヨッピヨッ」をかわいい声で読んであげると良いですね。子どもと一緒にたまごをトントンとしたり、歌うように読んだりしてもまた良し。どんどん意表を突いていくので最後は大満足でページを閉じることができます。




 お次は鳥がたくさん登場する『とりがいるよ』です。歩けるようになったら、鳩を追いかけたり飛ぶ鳥を指差したりするぐらい子どもにとって鳥は興味の対象です。かわいらしい鳥がページいっぱいをうめていると思ったら、色が変わったり、大きさが変わったり。「あれ?あれ?」が次々と続いていきます。最後はわあっと飛び立っていく鳥たち。数と色、大きさの概念が自然と身についていきますよ。




 そして最後は『一緒にするよ』です。子どもは大きくなるに従って、自分ではない他者を自覚していきます。そこから友だち関係が生まれてくるので、「いっしょに」という表現そのものが2〜3才頃にちょうどよいですね。絵本の中では鳥たちが“いっしょに”色々なことをしていくのですが、そのたびに「とことこ」「ぱしゃぱしゃ」「じゃっぼん」といった擬音語がたくさん登場します。ぜひお子さんと一緒に声に出して音のリズムを楽しんでみてください。我が子は「ぽっとん」で大喜びしていました(笑)。どういうことかはぜひ実際に本を開いてご確認を!



 たまご→鳥→仲間と成長に合わせて考えられたこの3冊のシリーズ、お友だちへの出産祝いにするも良し、ご自身でそろえるも良し。はっきり見やすく、シンプルでいてハートウォーミングな内容は、手に取るだけで楽しい気持ちになります。きっとお子さんのお気に入りとして何度も繰り返し読むこととなるでしょう。そしていつか思い出の大切な一冊となるはずですよ。

宗我部 香

 

本の詳細はコチラ!




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