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【親子で楽しく遊べる!】 関東近郊のアスレチック10選

これからの季節は、子どもたちが大好きなアスレチックで思い切り体を動かすのにぴったり! 今回ご紹介するのは関東近郊で楽しめる10カ所の人気アスレチック施設。高所のスリルを味わえるコースや巨大ネット遊具で浮遊感を満喫できるアトラクション、楽しい仕掛けが施された新感覚のアスレチックなど、多様な施設を紹介します。

小さいお子さんをもつママやパパは、子供専用のコースが設けられた施設にも注目! 対象年齢が設定されたコースやアトラクションが多いので、公式サイトで事前にチェックをしておきましょう。




4つの難易度のアクティビティに挑戦する「フォレストアドベンチャー・秩父」(埼玉県・秩父)

アスレチック施設の「フォレストアドベンチャー・秩父」は、自然豊かな丘陵地にコンサートホールの音楽堂や季節の花が彩る大庭園、プールやテニスコートなどを備えた、広大な公園「秩父ミューズパーク」内にあります。森の自然を生かしたアスレチックが全7コースあり、高い位置に設置されたダイナミックなコース設計に。

バランスを取りながら板の上を渡る「TALLOIRES CROSSING(タロワールクロッシング)」、ホルダーをつかんで登る「CLIMBING WALL(クライミングウォール)」、地上まで一気に滑りおりる「ZIP SLIDE(ジップスライド)」やロープを手繰り寄せながらネットを渡っていく「BIG U(ビッグユー)」など難易度もさまざま。4つに区分されたアクティビティの難易度を確認しながらコースを進んでいくのも楽しみの1つです。

アスレチックは小学4年生以上、もしくは身長140cm以上が対象。大人も十分楽しめるので家族みんなで挑戦しましょう。コテージが立ち並ぶ「PICA秩父」に隣接し、ファミリーでの旅行にもおすすめです。
  


バランス感覚が試される「TALLOIRES CROSSING」


「CLIMBING WALL」は手足の位置を考えて登ろう


高所からスタートする「ZIP SLIDE」


網状の3つのアクティビティが連なる「BIG U」


施設情報
住所:埼玉県秩父市久那637-2 秩父ミューズパーク・スポーツの森内/時間:9:00~17:00※季節により変動あり/定休日:不定休 ※18歳未満の方は、必ず18歳以上の保護者もしくは同等の資格を持つ方と一緒に参加。※予約優先、当日予約可 
公式サイト:https://foret-aventure.jp/park/fa-chichibu/



スポーツにもトライ! 巨大ネット遊具の新感覚アスレチック「森の空中あそび パカブ」(神奈川県・南足柄市)
             

神奈川県・南足柄市にある天然の木に張り巡らされた巨大な網の遊具で、空中遊びができるフランス生まれの「パカブ」。さまざまな形をしたカラフルなネットアトラクションが連なる新感覚のアスレチックです。ゆらゆらと揺られながら網の吊り橋を渡ったり、広場でぴょんぴょんと飛び跳ねたり、空中迷路をくぐり抜けたり、遊び方も自由自在。

森に浮かぶ網のコートでボールを使った空中スポーツにチャレンジするのもおすすめ。ふわふわとした浮遊感と共に楽しむミニサッカーやドッチボール、バスケットボールは、「パカブ」でしか味わえないスポーツ体験。ほかには、バトミントンや的あてボール、フリスビーなども。

0~2歳専用のKIDSエリアがあり、赤ちゃんも安心して遊べます。90分入れ替え制で、予約も可能。日帰り温泉施設の「modern湯治おんりーゆー」(別途有料)や、日帰りバーベキューもできる「足柄森林公園 丸太の森 キャンプ場」が併設されているのも魅力です。


パカブで跳んだりはねたり、子どもたちも大興奮


カラフルな網でできたパカブの全景


施設情報
住所:神奈川県南足柄市広町1544「足柄森林公園 丸太の森」内/時間:9:00~17:00(最終入場16:00)/定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※予約優先、当日受付可 
公式サイト:http://parcabout.jp/



多種類のコースがある「那須の森の空中アスレチック『NOZARU』」(栃木県・那須郡)
          

「那須ハイランドパーク」のオフィシャルホテルの敷地で、約2万5000平方メートルもの森を活かした日本最大級の空中アスレチック。木々の間にワイヤーロープで設置されたコースには、地上から10mを超える高さの樹上アクティビティもありスリル満点。身長130cm以上が対象の「NOZARU」(全8コース)と、身長110cm以上を対象とした「KOZARU」(全6コース)が用意され、難易度の異なるコースを自由に選んで自分のペースでチャレンジを進められます。

「NOZARU」のアクティビティのなかでもシンボリックなのが、全長100m以上で森を突き抜ける大迫力の「ジップライン」。「KOZARU」を体験するキッズは、トップクラスの難易度を誇る「ジグザグブリッジ」にも挑戦しましょう! 「KOZARU」コースは、所定の地点に戻るまで命綱が外れない構造になったセーフローラーシステムが採用されているので、小さい子どもでも安全に楽しめます。公式サイトからの予約が必要なので忘れずに。


「ジグザクブリッジ」は「KOZARU」コースのなかでもトップクラスの難易度


全8コース中、最も高さを感じさせる「NOZARU」1番コース


施設情報
住所:栃木県那須郡那須町高久乙3375 TOWAピュアコテージ敷地内/時間:9:00~17:00(最終入場16:00)※各3時間4部制、季節により変動あり/定休日:不定休
公式サイト:https://nozaru.net/



難関ポイントに挑戦!「フィールドアスレチック 横浜つくし野コース」(神奈川県横浜市)

森の中に、自然の地形を生かした50種類のポイントが続くアスレチックコースがあります。キッズたちに人気なのは、大きな穴の下から走り回って脱出する「ありじごく」。ロープで登って頂上の鐘を鳴らす「マッスルベル」や、指の力で進んでいく「指猿(ゆびざる)」といった難関ポイントにも果敢に挑んでみましょう。コース途中の池の広場には、スリルを味わえる「池越えロープウエイ」などのアトラクションがあり、元気な子どもは池に落ちる場合も…。着替えの用意をお忘れなく。
また、トンネルすべり台やトランポリン、ターザンロープで小さな子どもが遊べる複合アスレチック、「トムソーヤ冒険の森」も併設。ここでウォーミングアップをしてから本コースにチャレンジしてみては?


急な斜面を走り回る「ありじごく」


スリルを味わえる水上コース


施設情報
住所:神奈川県横浜市緑区長津田町4191/時間:9:00~17:00(冬季は~16:30)/定休日:12月29日~1月3日 
公式サイト:http://www.tsukushino.co.jp/



キッズコースが誕生した「フォレストアドベンチャー・ターザニア」(千葉県・長生郡)

千葉県房総台地の100万坪にもおよぶ敷地に、宿泊施設やレストランなど、数々の施設が併設された体験型リゾート「Sport & Do Resort リソルの森」内の人気スポット。専用のハーネスを装着し、木から木へ空中移動をしたり、木から地面へ滑り降りたり、ハラハラドキドキする冒険体験ができます。なかでも全長445mの距離を約1分間かけて空中滑走する「ロングジップスライド」は圧巻! 身長140cm以上が対象なので、ママやパパにもおすすめ。コースは全4種類あり、森の高低差を生かした難易度の高いアドベンチャーコースのほか、子どもはもちろん、初めての大人でも挑戦しやすい難易度をやや抑えたキャノピーコースも。さらに、2023年7月にはキッズコースがオープンし、身長90cm以上の小さな子どもから楽しめるようになりました。約1~2mの低い位置に設置された「ジップスライド」が大人気です。ターザニアを楽しんだ後は、リソルの森内にあるグランピング施設に宿泊(別途料金)し、天然温泉やBBQを満喫してみてはいかがでしょうか。


新たに完成した身長90cm以上の子どもが遊べる「キッズコース」


「ロングジップスライド」は2人で並走しても楽しい


施設情報
住所:千葉県長生郡長柄町味庄東台1067/時間:10:00~日没※季節により異なる/定休日:木曜日※季節により変動あり ※要予約
公式サイト:https://www.tarzania.jp/



フランス発の巨大ネット遊具を満喫できる「PANZA宮沢湖」(埼玉県・飯能市)

「メッツァビレッジ」の敷地内にある「PANZA宮沢湖」は、湖畔の森に張り巡らされた大型ネット遊具の「Funmock(ファンモック)」で、子どもも大人も夢中になって空中アスレチック体験ができる施設です。跳んだり揺られたり、ネットの上で自由に遊びまわれる「Funmock」はフランス発のアクティビティ。制限時間60分、90分コースのほか、営業時間内は何度でも入退場が可能な1dayコースの3種類から選んで体験できます。夏はスプラッシュイベント、冬は焚火イベントを行っているので参加しよう!


10ルームに分かれたネット遊具「Funmock」


施設情報
住所:埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ内/時間:9:40~17:00※季節により変動あり/定休日:不定休 ※予約優先、当日受付可
公式サイト:https://panza.co.jp/miyazawako/



趣向を凝らしたアスレチックがいっぱい! 一日中遊べる「モビリティリゾートもてぎ」(栃木県・芳賀郡)
             

「モビリティリゾートもてぎ」には、一日中遊び尽くせる多様なアトラクションがそろい、子どもたちも大満足! “巨大などんぐりの木”に見立てた5階建ての頂上を目指す「森感覚アスレチックDOKIDOKI」では、木登り型のアスレチックに挑戦! ボルダリングのように壁を登るゾーン、丸太橋渡り・綱渡りゾーンなどがあり、各所に難易度が異なるコースが用意されています。“森の生きものが隠れるすみか”をテーマにした屋内型ネットアスレチック「巨大ネットの森SUMIKA」は、光と音で森の365日を表現した演出にも注目。ほかにも往復561mの爽快な空中散歩を体験できる「メガジップラインつばさ」や、生きものの巨大オブジェの仕掛けやスタンプラリーを楽しみながら進む「迷宮森殿ITADAKI」など、アトラクションが満載です。


どんぐりの木をモデルにした「森感覚アスレチックDOKIDOKI」


施設情報
住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1/時間:10:00~16:30※季節・曜日により変動あり/定休日:なし、12~2月は火・水曜※1月中旬から2月上旬に施設メンテナンス休業あり
公式サイト:https://www.mr-motegi.jp/



都内にある穴場スポット「平和の森公園 フィールドアスレチック」(東京都大田区)

小学生以上が利用できる、都内のフィールドアスレチック。フィールドには、円状の斜面を走り抜ける「前方後円かけぬけ」や、ネットのつり橋を渡る「泉の源探検・郷倉渡り」、壁を登ってロープで降りる「磐井の井戸探検」といった、大田区の歴史や史跡、地名にちなんだ遊具が並ぶのが特徴です。計40ポイントの遊具にチャレンジしましょう! また、隣接した場所には、無料の幼児用アスレチック(4ポイント)や、遊具を配した「平和の広場」もありますよ。


「すり鉢」は落ちないように斜面を走り回る
(大田区提供)


施設情報
住所:東京都大田区平和の森公園2-1/時間:9:30~16:30(最終入園15:00)/定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
公式サイト:https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/sports/fieldathletics.html



ポイント数が計100種!「ふなばしアンデルセン公園」(千葉県船橋市)

全国的に有名な総合公園の「ワンパク王国」ゾーンに、4コース計100種の遊具が点在する「森のアスレチック」があります。小さな子どもから遊べる「ファミリーコース」や、船橋の民話に登場する“じゅうえもん”をモチーフとした複合遊具の「じゅえむタワー」から始まる初~中級者向けの「じゅえむの冒険コース」は、キッズに大好評です。さらに、小学生も挑戦できる中~上級者向けの「ダイナミックコース」、上級者向けの「力だめしの森コース」へと難易度がアップ!


中級者向けの「ロープネット移動」


施設情報
住所:千葉県船橋市金堀町525/時間:9:30~16:00(時季によって~17:00)/定休日:月曜(祝日と春・夏・冬休みの場合は開園)
公式サイト:https://www.park-funabashi.or.jp/and/



本格派のフィールド・アスレチックを満喫できる「東丹沢グリーンパーク」(神奈川県・厚木市)

神奈川県・東丹沢の野鳥が飛び交う5万㎡の森に、延べ3.5㎞の長さの本格フィールド・アスレチックコースがあります。登って、飛んで、渡って、丸太などで造られた全36ポイントのアトラクションに子どもたちも大興奮。地上から高さ約5mの「誘妻郷夢の橋」は、30cm間隔で渡した丸太の隙間から地面が見えるのでスリル感もたっぷり。アスレチックのメインは斜面を丸太にのって滑りおりる、高さ約5mの「誘妻郷人間ロープウェイ1号」。風を切る爽快感を味わうことができ、キッズたちにも好評です。「東丹沢グリーンパーク」には、ほかにも1000㎡の池でコイやフナの釣りを楽しめる「つりぼりセンター」(別途料金)や野外バーベキュー施設もあり、さまざまなアウトドア体験を満喫できます。


丸太を渡した長さ20mの「誘妻郷夢の橋」


施設情報
住所:神奈川県厚木市飯山5560/時間:9:00~17:00(最終入場15:00)/定休日:火曜日※祝日の場合は営業
公式サイト:http://h-greenpark.com/

 

子どもの成長にも役立つ! 満足度の高いアスレチック体験

今回ご紹介したアスレチックは家族で楽しめるコースや子ども限定のコースもあり、難易度もさまざま。自分の年齢や身体能力に合わせた多様なアトラクションに挑戦しながら、全身を使って思いっきり体を動かしたり、バランス感覚を養ったり、どのようにクリアをすればよいのか思考を巡らせたり、子どもたちの成長にもさまざまな効果が期待できます。今年の秋は、お子さんにぴったりのアスレチック施設を見つけて、ぜひ家族みんなでトライしてください。

原稿:小林優子・小林智明
 

 


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