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目標身長を決めると身長は伸びるの?『身長先生がズバリ回答! 子どもの背を伸ばすのは、どっち?』ためし読み!

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「もしかしたら、うちの子って低身長じゃないかしら?」「うちの子は小学校低学年のときからずっと背の順がいちばん前のほう。」こんなお悩みありませんか?

1万5000人以上を診てきた身長先生の待望の新著書『身長先生がズバリ回答! 子どもの背を伸ばすのは、どっち?』ためし読み! 最新のエビデンスに基づく、”新しい身長の伸ばし方・考え方”を紹介。今回は身長に関する素朴な疑問を身長先生が回答します。

連載第5回は、第5章「目標身長を決めると身長は伸びるの?」の中から「受験勉強で夜更かししてしまう。どう考えればいい?『そのままがんばる(受験が大事)』or『寝ることを優先(身長を伸ばすのが大事)』」と「エナジードリンクは飲んでも『いい』or『悪い』?」を紹介します!

※本連載は『身長先生がズバリ回答! 子どもの背を伸ばすのは、どっち?』から一部抜粋して構成された記事です。


Q79 受験勉強で夜更かししてしまう。どう考えればいい?「そのままがんばる(受験が大事)」or「寝ることを優先(身長を伸ばすのが大事)」?

 受験も大事だし、できれば身長ももっと高くなったらいいな。
 それが、みなさんの正直な願いではないでしょうか。
 よく眠って成長ホルモンをより多く分泌させることが身長を伸ばすことにつながります。しかし、たっぷり眠っていたら、勉強時間は少なくなりますし、受験レースでは遅れをとってしまいそう……。逆に、身長を伸ばしたいから、受験勉強は適当に。そういう決断もなかなか難しいかもしれません。受験シーズンが近づいてくると、子どもたちはこの困難な2択の前に立たされることになります。身長のことは諦めて受験に専念するか、あるいは、受験より身長を伸ばすことを優先して、たっぷり睡眠時間をとるか。

 私のアドバイスは、どちらもがんばりましょうよ、というものです。
 受験勉強を始めたら、たしかに睡眠時間は以前より少なくなってしまうでしょう。
 ただ、3章の睡眠の章でお話ししたことを思い出してみてください。
 睡眠時間の長さも、成長ホルモンの分泌を促す要因の1つですが、重要なのはそれだけではありません。むしろ、睡眠時間の長さより重要なのが睡眠の質です。
 受験勉強で睡眠時間を以前より減らさざるを得ないなら、時間が短くても、睡眠のクオリティをアップさせることに集中しましょう。
 勉強の量やスケジュールだけでなく、「休息の質」も意識することが大切です。勉強にフォーカスする時間とリラックスする時間のメリハリをつけることで、受験のストレスをうまくコントロールしていきましょう。ずっと机にベッタリ貼りついているだけではなく、日中に体を動かす時間をとるとか、寝るときはちゃんとパジャマに着替えるなど、睡眠の質を上げる工夫もいろいろあります(詳細はQ58参照)。
 それらをしっかり実践しながら、受験勉強のほうもがんばっていくことをおすすめしたいと思います。

Q81 エナジードリンクは飲んでも「いい」or「悪い」?

 子どもたちがエナジードリンクを欲しがる理由としては、

・「勉強やスポーツのパフォーマンス向上のため」
・「日常の息苦しさや生きづらさを紛らわせるため」

 といった点が挙げられているようです。
 テスト勉強や受験勉強、部活の試合前などに集中力や活力を高める目的で飲むことも多いとか。
 ただ、こうした理由で気軽にエナジードリンクを飲み始めた結果、だんだんそれに依存するようになってしまうのが怖いところです。

 エナジードリンクについて結論からいってしまえば、エナジードリンクはすすめられないということになります。
 では、その理由を考えてみましょう。すすめられない理由は2つあります。

・カフェインの悪影響
・糖分の悪影響

 エナジードリンクの場合、まず問題となるのは、含まれるカフェイン量、糖分量がかなり多いということです。
 たとえば、一般的に、コーヒー1杯(140㎖)に含まれるカフェイン量(目安)が80〜90㎎。
 これに対して、あるエナジードリンク(250㎖)には、約80㎎のカフェインが入っています。

 もっと大ボトル(355㎖)になると、カフェイン量が約142㎎まで増えます。
 つまり、エナジードリンクを飲むと、コーヒー1杯分か、1・5杯分のカフェインをとってしまう可能性があるわけです。
 カフェインの問題については、すでに2章(Q45参照)でもふれていますが、身長を伸ばすうえでは、カフェインによって子どもたちの睡眠の質を落としてしまうことが懸念材料です。こうした点から、エナジードリンクも、コーヒーと同様、やはり、成長期の子どもたちには適さないといっていいでしょう。
 夜の勉強中にエナジードリンクを飲んでしまったりすれば、確実に寝つきが悪くなります。それにカフェインは飲んだあとも数時間はその効力が続きますから、夕方飲んでも影響が出てしまうでしょう。

 第二に、エナジードリンクに含まれる糖分の多さについても、これまでもよく問題にされてきました。エナジードリンクに含まれる砂糖の量は、もちろん製品によって異なっていますが、おおよその例を挙げると、

・250㎖缶で約27g(角砂糖で約7個)
・355㎖缶で約46g(角砂糖で約11個)

 これだけの砂糖が含まれているわけですから、エナジードリンクを飲むことが習慣になると、それが肥満を引き起こす原因の1つとなることが懸念されます。
 肥満は、すでに何度もふれてきたように、子どもたちの早熟傾向を引き出す要因の1つですから、この点からも、子どもたちにはよくありません。もともとぽっちゃり気味の子どもにとっても、エナジードリンクはより太る誘因となりますから、いずれにせよ推奨できないでしょう。




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