一度は会いたい、特別なキリンがここに！　冒険心をかきたてる動物園【愛媛県・とべ動物園】『あてっこどうぶつずかん　だれ』といく　全国の動物園案内 No.17

2023年11月10日

動物

動物園

『あてっこ　どうぶつずかん　だれ』に出てくる動物で、この施設で見られるのは・・・

　▶サル、ヘビ、カメ、ウサギ、カモ、キリン、シマウマ、トラ、フクロウ、ホッキョクグマ

※2023年11月10日時点の情報です。

冒険心をかきたてる工夫の数々

とべ動物園は、2023年4月1日をもって開園35周年を迎えました。
園内には約147種634点(2023年9月末時点)の動物が、地理学、分類学、行動学にもとづきバランス良く集められています。
パノラマ展示による立体感ある風景、ストリート(ゾーン)誘導方式による動物の国世界一周など、冒険心をかきたてる工夫が凝らされています。
また、各ゾーンには観察のポイントを記した案内板や学習のための解説パネルなどがあるので、動物に詳しくない方でも、わかりやすく楽しく観ることができます。

とべ動物園ならではの見どころ

当園のアイドル、人工哺育で育ったホッキョクグマのピースは、2022年12月に23歳を迎え、国内の人工哺育個体の生存記録を更新しています。
また、リカ・媛・砥愛の3頭で暮らすアフリカゾウファミリーを飼育しています。アフリカゾウの家族をご覧いただけるのは、国内でとべ動物園だけです。
さらに2021年夏には、アシカ舎がリニューアルしカリフォルニアアシカを間近で観察できるようになったほか、群れ生活が観察できるチンパンジーの森など、見どころがたくさんあります。

サバンナエリアの人気者賢いキリンのリュウキ

とべ動物園アフリカストリートにあるサバンナエリアでは、キリンやシマウマ、シロオリックスなどの草食獣が同じ場所で暮らしています。堀の向こう側には肉食獣のライオンもいて、時々鋭い視線でシマウマたちを見つめます。その様子は本場アフリカのサバンナの風景を切り抜いたように見えると好評です。
そんなサバンナエリアの主ともいえるのがキリンのリュウキです。角先までの高さが520㎝という圧倒的な大きさを誇り、リュウキが歩けば他の動物たちは道を開けるといった威風堂々とした姿を見ることができます。好奇心と執着心が強く、気になるものがあればとことん長い舌や下顎の前歯を使って器用に触り続けます。おかげで雨樋など無残な姿に変わり果てた箇所も少なくありません。以前、採食時間が少しでも長くなるようにと、餌の乾草を入れるヘイラックに手作りの蓋を取り付けたことがありました。その時も蓋を付けたら壊されて、改良を加えて直すとまた壊されるといった、キーパーとの知恵比べをしたこともありました。

キリン　リュウキ

サバンナの様子（キリンとエランド）

そんなリュウキも今ではリュウトと小夏の二頭の父親。子どもキリンたちとスキンシップをとる優しい姿や、小夏が母親のおっぱいを飲むとなぜか怒る姿など、魅力たっぷりなリュウキは皆さんに一度は会いに来てほしいキリンです。

キリン家族（中央小夏、左リュウト、奥リュウキ、右杏子）

【施設紹介】

愛媛県立とべ動物園（えひめけんりつとべどうぶつえん）

TEL：080-962-6000
住所：〒791-2191 愛媛県伊予郡砥部町上原町240
開園時間：9:00～17:00（入園は16:30まで）
休園日：毎週月曜日（月曜日が祝日の場合は翌平日）、年末年始（12/29～1/1）
　　　　※詳しくは公式HPをご覧ください。
入園料：大人　500円　　高齢者・高校生　200円　　小中学生　100円　　幼児・障害者手帳をお持ちの方　無料
駐車場：300台（普通車300円、大型車820円）
交通：伊予鉄バス・砥部線（千舟町経由）、えひめこどもの城行、「松山市駅」乗車（3番のりば）または「いよ立花駅」乗車、「とべ動物園前」下車
HP：https://www.tobezoo.com/
Twitter：https://twitter.com/tobezooofficial
Facebook：https://www.facebook.com/tobezoo
Youtube：https://www.youtube.com/channel/UCATcoO27HDvwzkdEOFx_69A