レッサーパンダ好き必見の施設！　まるでサバンナ「ライオンの丘」も【長野県・長野市茶臼山動物園】『あてっこどうぶつずかん　だれ』といく　全国の動物園案内 No.16

2023年11月03日

動物

動物園

『あてっこ　どうぶつずかん　だれ』に出てくる動物で、この施設で見られるのは・・・

　▶トラ、キリン、ヘビ、カメ、サル、フクロウ、シマウマ

※2023年11月3日時点の情報です。

国内有数のレッサーパンダの繁殖拠点

長野県長野市にある「長野市茶臼山動物園」は、「森の中の動物園」をコンセプトに約70種600点の動物たちを飼育展示しています。1983年8月8日にオープンし、今年で40周年を迎えました。
国内有数のレッサーパンダの繁殖拠点で、過去35回の出産例があり、その子孫たちが全国の動物園で活躍中です。また、国内では珍獣となったウォンバットも飼育し、人気を博しています。さらに、長野県内の絶滅危惧種であるライチョウやハクバサンショウウオの保全・研究にも取り組んでいます。

長野市茶臼山動物園南口と、動物園の公式キャラクター「茶太郎」

森の中で暮らすレッサーパンダや、趣味を楽しむオランウータンに会える！

茶臼山動物園では、2009年から「レッサーパンダの森」を筆頭に、動物たちが実際に野生で暮らしている環境を再現した「生息環境展示」という展示手法を取り入れ、動物たちの展示のリニューアルを進めています。

レッサーパンダ

2021年にオープンした「オランウータンの森」では、動物園内の森をそのまま展示エリアとして活用し、マレー語で「森の人」と呼ばれるオランウータンが実際の森の中で活動する姿が観察できます。この森に暮らす「フジコ」は、とってもユーモアに溢れたオランウータン。絵を描いたり、雑誌を読んだりと、多彩な趣味の持ち主。
でも、どの趣味もすぐに飽きてしまうので、飼育員をよく悩ませちゃっています。

オランウータン

まるでサバンナの眺め！雄大な「ライオンの丘」

2023年4月には満を持して、ライオンの新施設「ライオンの丘」がオープン。長野の雄大な山々の眺望をライオンたちの背景に取入れ、「ここはアフリカのサバンナか」と思わせる展示に多くの来園者が興奮。展示場はサッカーグラウンドで廃棄された芝生を再利用し、SDGsの取り組みにもチャレンジしています。

ライオンの丘

食欲旺盛な様子を目撃せよ！イベント「トラ・レストラン」が復活

ライオンの丘につづき、現在は「アムールトラの森」の建設を計画中です。針葉樹林の森を颯爽と歩く姿や、川辺で涼む様子を観察できる展示を目指します。
現在、当園では2頭の若いアムールトラを飼育しており、その食欲旺盛な様子をご覧いただけるイベント「トラ・レストラン」も今年から復活し、大人気となっています。

トラ

今ならかわいい赤ちゃんが見られる！

ここで、今年ならではのおすすめ情報をお伝えしちゃいます。7月1日にキリンの赤ちゃん「スバル」、7月8日にシロオリックスの赤ちゃん「惺（せい）」が誕生し、お母さんのたっぷりの愛情に包まれて、すくすく、ぐんぐん成長中です。今しか見られないその様子を、長野市茶臼山動物園でぜひ観察してみませんか？

キリンの赤ちゃん

【施設紹介】

長野市茶臼山動物園（ながのしちゃうすやまどうぶつえん）

TEL：026-293-5167
住所：〒388-8016 長野県長野市篠ノ井有旅570-1
開園時間：春～秋（3/1～11月末）9:30～16:30【券売終了時間16:00】
　　　　　冬季間（12/1～2月末） 10:00～16:00【券売終了時間15:30】
休園日：12月1日～2月末日までの毎週月曜日（休日に当たる場合はその翌日）
　　　　及び12月29日～12月31日
入園料：大人600円（500円）
　　　　小中学生 100円（80円）
　　　　※（　）は有料入園者30名様以上の団体の場合。
駐車場：690台（無料）
交通：長野自動車道更埴I.C、上信越自動車道長野I.Cからともに車で25分。JR篠ノ井駅からタクシー（3,000円程度）で15分、または徒歩1時間。
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