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おうちでかんたん!モンテッソーリ 第3回:モンテッソーリ教育のメリット② 文・絵:あべようこ

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「モンテッソーリ教育=自己教育力を使って子どもが主体的に学ぶこと」

モンテッソーリ教育を受けると、どんなメリットがあるのでしょうか? 前回に引き続きお伝えいたします!

 

前回の記事:モンテッソーリ教育のメリット① はコチラ!

メリット②幼児期に、器用な指先を身につけられる

 

 



モンテッソーリ教育では、0歳~6歳の子どもは「手を使うこと」が大切だと考えています。 小さな子どもは、随意筋(ずいいきん)という自分の意思で動かせる筋肉の調整期にいるため、使えば使うほど、手や指の機能は発達していきます。また、指を使うほど、脳も発達するというメリットもあります。 6歳ごろまでの子どもは、喜んで手を使いたがる貴重な時期。その時期の自己教育力をうまく使えば、誰かに教えられるわけではなくて、自分で何度も繰り返して、思い通りに動く手を身に着けていきます。この時に手に入れた器用さは一生続き、その後の自立心や自信にも大きくつながっています。

ボタンをひとりで止められなかった子も、練習すればボタンのついた服を自分で着替えられるようになります。お弁当の風呂敷包みや袋の蝶結びができるようになります。折り紙を折ったりはさみで切ったりお箸を使うなど、ありとあらゆることが「自分でやりたいな」と思える時期に、上手になった方が子どもも嬉しいですよね!


子どもの「やりたい!」という意思を見逃さないようにしましょう


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