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おうちでかんたん!モンテッソーリ 第17回:実践編 日常生活の練習~ひも結び~

ひさしぶりに、子どもが日常生活で手や指を使うことを考える、実践編です! 家庭でもできるモンテッソーリ教育について、モンテッソーリにくわしいネコ・モンちゃんといっしょに、みなさまにわかりやすくお届けします!

 



 

「おうちでかんたん!モンテッソーリ」過去の連載分はコチラ!

【かた結びや蝶結び】

手を思い通りに動かすことを練習したい幼児期の子ども達は、ひもが大好き!生活の中でもひもを使ってできることはたくさんあります。

【例】

ひもを引く/ひも通し/かた結び/蝶結び/3つ編み/くつひもを結ぶ など

 



指先を思い通りに動かせる練習をしたい! なんでも自分でやりたい! と願っている子どもにとって、ひもをうまく扱えることは、動きの練習や脳の発達だけでなく、自信や自立心にもつながっていきます。

【ママ・パパはどうしたらいい?】

モンテッソーリ教育の実践園などには、「着衣枠」と呼ばれる教具があり、蝶結びだけを練習することができます。



しかし、「生活の場」である家庭で、突然「ひもを結ぶ」練習をしてもうまくいかないことが多いと思います。そこで、家庭では次のような流れで進めるといいと思います。

【家庭での進め方】

ステップ1:動機があること

素敵なひものついた「お弁当袋」、「リュック」、「ひも靴」、「自分やお人形のお洋服」があり、それを「1人でできるように練習したい!」という動機(モチベーション)があること。



ステップ2:練習できるものの用意

子どもが扱いやすい、ひもを用意しておくこと(最初は太目のひもで、左右の色が違う など)。



ステップ3:やり方を見せる

やり方をくり返し、「ゆっくり見せて」あげること。

 

別に用意したもの「練習用のひも」を使いたくなければ、最初からお弁当袋などを使って練習しても、もちろん大丈夫です。【はっきり】【ゆっくり】【区切って】【見せる】。黙って見せる! これが鉄則です。一度でできるようにならなくて当たり前ですので、焦らないで!

 



いかがでしたか? 家庭で行う時に大事にしたいのは、突然練習がはじまるよりも、「日常生活で、実際にこれができるようになりたいから練習する!」という動機があることです。

 

一度でできるようにならなくても、「ママのエプロンのひも、結んでくれる?」「ゴミ袋をしばってくれる?」「すてきな風呂敷、自分で結んでみようか!」などと、生活の中で練習していくことが、子どもにとっての原動力になります。


作家プロフィール

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