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地震の対処:「レスキュー3原則」を実践する!『だれでもできる防災事典』第2回


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※第1回はこちらから

 

地震の対処:「レスキュー3原則」を実践する

地震が発生したときは、「打たない」「切らない」「挟まれない」




 地震発生後は次のレスキュー3原則を守って行動することが大切です。
①「打たない」は、落下物や机の角などに頭を打たないということ。揺れを感じたら頭をまずは保護しましょう。
②「切らない」は、ガラスや鋭利なもので手や足を切らないようにすること。家の中でも靴を履きましょう。
③「挟まれない」は、冷蔵庫や本棚などの重たいもので身動きが取れなくならないようにすること。すぐに安全区域に避難しましょう。

もしも重たいものに挟まれたら

 重量物に長時間挟まれた場合は、体に負担がかかってしまい危険です。大声で助けを呼ぶのではなく、周囲の物を叩くなどして音を鳴らすことで、体力温存に努めながらSOSを送ることが大切です。
 普段の備えとして、重たい家具は倒れてこないように壁や天井に固定し、寝室などを安全区域に設定しましょう。救急箱やSOS用の笛も常備しておくと安心です。



助かる命を助けるために

感震ブレーカーを設置して、地震後の火災発生を防ぐ



第3回では、大雨の対処:「避難行動判定フロー」を紹介します。(9月8日公開予定)


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全4章もくじ 公開






著者:タイチョー イラスト:みぞぐちともや

定価
1,430円(本体1,300円+税)
発売日
サイズ
四六判
ISBN
9784046058836

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