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YouTubeで20万人以上が参考にした「防災・レスキューテクニック」を書籍化!
数々の災害現場に対処してきたからこそ知り得た『レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典』の特別試し読み公開です!
はじめに
レスキューハウスが普段YouTubeで発信している、
「助かる命を助けるための防災」
とは、
地震や台風などの自然災害
だけでなく
火災や急病、車両事故、水難事故などの日常で起こりうる事故・災害、テロや誹謗(ひぼう)中傷、いじめなどの予測不能の人災や対人トラブル
といった
あらゆる危険から命を守るためのものです。
自分の命を守り、そして、目の前にいる大切な人の命をつないでその人の笑顔を見続けるために、
「今できる備え」を一緒にしてください。
この本がたくさんの人の防災意識を高める一助になれば、とてもうれしく思います。
消防防災専門家/ 防災アドバイザー
レスキューハウス タイチョー
もしもの備え:「二つのマップ」の違いを知ることが命を守る
逃げ遅れないように「ハザードマップ」と「防災マップ」を見ておこう
2018年7月に起きた西日本豪雨の際、ハザードマップが「危険」と予測していた場所と、実際に土砂災害が発生した場所とが9割以上合致していたことがわかっています。
このことからも、事前にハザードマップで危険な場所を知っておくことは助かる命を助けることにつながると言えます。
ただし、ハザードマップはあくまでも過去のデータなどから「危険を予測する」地図であって、安全を保障しているわけではないです。状況に応じた避難行動が大切です。
ハザードマップとは
その地域に起こり得る「被害予想地図」
防災マップとは
災害が発生したときに、避難する道や場所を知ることができる「街全体の公共施設の情報が載った地図」(下記、掲載情報のイメージ)
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助かる命を助けるために
マップはスマホに保存したり、印刷して持ち歩いたりして確認できるようにする
防災情報を集める方法一覧
○ハザードマップ
ハザードマップポータルサイト(国土交通省)から住んでいる地域の危険を確認できる
○防災マップ
各自治体HPなどから確認できる
○地点別浸水シミュレーション検索システム
浸水予測を国土交通省のHPから確認できる
○Yahoo! 防災速報
緊急地震速報などを通知してくれるアプリ
○SNS(主にTwitter)
公式アカウントを見れば、タイムリーかつ正確で信頼できる情報を収集できる
例:首相官邸/気象庁/内閣府防災
第2回では、地震の対処:「レスキュー3原則」を紹介します。(9月5日公開予定)
★RESCUE HOUSE レスキューハウスの動画もチェックしよう!
チャンネルはこちらから
『消防レスキュー隊員が教える だれでもできる防災事典』好評発売中!
全4章もくじ 公開
著者:タイチョー イラスト:みぞぐちともや
- 【定価】
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- 四六判
- 【ISBN】
- 9784046058836