子連れのお出かけは楽しみでもありますが、不安や心配事もつきもの。それが旅先となればなおのことです。
この連載では乳幼児~小学生まで、子連れ旅初心者でも安心して楽しめる、旅のコツをご紹介します。
連載第3回は、『本当に役に立つ!子連れ旅行ハック術』の中から、『物価高の今、お得に旅するコツ7選』を紹介します。
※本連載は『おとなTOこどもTRiPと行く ぜったい楽しい親子旅バイブル』から一部抜粋して構成された記事です。
物価高の今、お得に旅するコツ7選
レストランもホテルもぐんと値上がりした昨今、コストを抑えて旅する工夫が必須となってきました。「ここにはお金をかけたい」というポイントにコストを割くためにも、また次回も家族旅行に行くためにも、コストを抑えるポイントを7つあげてみました。
①子ども料金をお得に使う
未就学児や小学生の添い寝は無料という宿を選ぶとかなり費用が抑えられます。そのほか、子どもは大人の半額なのか、3分の2なのかといった違いにも留意しましょう。
飛行機旅の場合、航空会社や国内線・国際線の違いで2歳未満もしくは3歳未満が膝上無料となります。テーマパークも、たとえばディズニーランド/シーは3歳以下無料ですが、4歳になったとたん5000円前後がかかります。「4歳になる前」「小学校に上がる前」など料金がグッと上がる時期は、その手前で旅をしておきたいですね。
ちなみに中学生になるとほとんどのシーンで大人と同じ料金がかかります。そういう意味でも子ども時代の家族旅行はお得で特別なのです。
②繁忙期を避ける
お正月、お盆、ゴールデンウィーク、土日+祝日は料金が上がります。仕事の都合上難しい方も多いかと思いますが、そこを避けて旅行できればコストは3分の2から半額まで下げられると言えるでしょう。
夏休みでも、8月より7月の方が料金設定が安い場合が多いです。土日ではなく月曜に有休をとって日月の旅にするというのも有効。学校を休ませることに抵抗感のある方は、未就学児のうちに平日旅を楽しんでおきたいところです。
③できるだけ早く飛行機や宿を押さえる
航空会社によりますが、飛行機はだいたい1年弱前からチケットを購入できます。いい時間の便が格安で押さえられて、出発の2か月前であればキャンセルが可能なことも多いので、とりあえず取ってしまうという手も。商品や会社によって規定が細かく違うため、よく確認して「これなら安心」を選びましょう。うまくいけば、セールより安い料金で取ることができます。格安航空は基本的に払い戻しがきかないので注意が必要です。
新幹線は、地域や区間によって細かく早割の設定が違います。たとえば「品川―新大阪」の「のぞみ」をスマートEXで予約する場合、「EX早得21」は乗車日1か月前から21日前までの間に購入で、正規料金より2000円ほど安く買えます。早割がない区間もあれば、「ひかり」「こだま」ならではの早割も。「払い戻しは可能だが、時間変更はできない」など制約にも気をつけて、利用できる早割があるか探しましょう。
宿も早めに探して、早めに予約するにこしたことはありません。早割で安いうえ、同じ宿の中でも「広い」「景色がいい」などいい部屋が空いています。CHAPTER1でご紹介したリゾナーレ熱海は、60日前までに予約すると30%お得(キャンセル不可能)。家族分の料金となればかなりの額を節約できます。宿についても、キャンセル規定の確認は忘れずに。 旅程を早く決める利点は、人気施設の予約を取りやすくなることにもあります。何日前から予約が可能になるかを確認し、予約開始時間とともに手続きをすればスムーズ。行きたい施設、イベントに間違いなく参加することができます。人気のレストランの予約も同様です。
旅程を早く決める利点は、人気施設の予約を取りやすくなることにもあります。何日前から予約が可能になるかを確認し、予約開始時間とともに手続きをすればスムーズ。行きたい施設、イベントに間違いなく参加することができます。人気のレストランの予約も同様です。
④予約サイトのセールを狙う
ホテルや飛行機の予約サイト、もしくは総合旅行サイトのセール期間に購入します。サイトのInstagramアカウントをフォローしておくと、セールの情報が自然と流れてきます。「0のつく日は3000円引き」「最大5万円割引」などお得な情報がいっぱい。
ただ、毎回「よりお得なところ」とあちこちのサイトを使っているとポイントが分散してなかなか貯められないので、数か所に絞った方が長期的にはお得な面も。実は、総合旅行サイトの「交通+宿」セール価格より、バラバラに安い商品を探した方がコストを抑えられることは多々あります。とはいえ、あちらこちらで予約をすると、「どこを通して買ったのか」「どこから確認メールが来ているのか」「もう支払い済みなのか、否か」といった情報を自分で一元化しておく必要が……。安い商品を探し回る労力と時間も必要なので、「絶対に安くしたい」「あれこれ見るのも楽しい」という方以外は、1か所からセットで予約した方が気楽に旅ができるでしょう。
また、サイトの中で地域ごとのクーポンが配布されている場合も。夏休みの前などには、自治体から出ている場合もあるのでチェックしてみましょう。
⑤クレジットカードやネットショッピングのポイントやマイルを利用する
ホテル系のクレジットカードは、年会費は高いのですが、当該ホテルに年に一度無料で宿泊できるなどの特典が付いています。またマイルへのポイント還元率が高いため、よく飛行機に乗る人には向いています。
ほかのカードにしても、日常の買い物ポイントをすべてマイルに替えて旅に備えておくという手があります。ただし、マイルで予約できる飛行機の席数は限られているため人気路線の繁忙期は争奪戦に。
ポイ活(ポイント活動)好きな方は、歩くだけでポイントがもらえたり、そこを経由して買い物サイトに行くだけでポイントがもらえるアプリの活用で、旅の資金の足しにしても。
⑥旅行サブスクや旅行積立サービスを利用する
月額で決まった料金を支払って、提携先の宿にお得に泊まれるサービスがいくつもあります。毎月の積立になるので、よく旅する人にはおすすめ。サービスによって繁忙期でも定額で泊まれたり、前日までキャンセル無料にできたりとお得な面が。ただし、ビジネスホテルが多めだったり、泊数や予約可能日数に上限があったりするので、サービスの内容をよく確認して入りましょう。
⑦レンタルサービスを利用する
スーツケース、水中カメラ、ゴープロ、変圧器など、買ってもその後ほとんど使わないであろうものは買うよりレンタルがお得。種類もとても豊富です。高価なものであれば、購入前に使い勝手を試せるメリットがあります。
親子でぜったい楽しい旅に出よう!
親子旅はコツさえつかめば、大人も子どもも一生ものの思い出になるはず。
この連載があなたとお子さんの〝忘れられない思い出への一歩〟の手助けになれたら幸いです。
【書籍情報】
著: おとなTOこどもTRiP
- 【定価】
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- A5判
- 【ISBN】
- 9784046079077