もうすぐ待ちに待った夏休み!「今年は子どもをどこに連れていこう?」「自由研究のテーマはどうしよう?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、科学館の「サイエンスショー」。目の前で繰り広げられる大迫力の実験が、子どもの知的好奇心を刺激してくれます。エアコンが効いた屋内で快適に過ごせて、お財布にやさしいところもうれしいポイントですね。今回は、関東近郊にあるサイエンスショーが楽しめる科学館を10ヵ所紹介します。わくわくドキドキの科学の世界へ飛び込みましょう!
実験ショーを毎日開催!「科学技術館」(東京都・千代田区)
見て、触って、からだ全体で体感できる参加型の展示が、4フロアにわたって広がる大型科学館です。館内には、巨大なシャボン玉のなかにからだを入れられる「でっかいシャボン玉」や、クレーンを動かす体験装置など、直感的に学べる展示が満載。約20にわたるテーマを楽しみながら、1日中親子で学びを深められます。
館内ではさまざまな実験ショーが毎日行われています。たとえば、4階の「実験スタジアム・スタジアムR」(整理券制)では、光の色の仕組みについて学べる「光と色のじっけん室」と「【ろ過】で地球の水について考えよう!」を毎日開催。土日祝には、実験を通してレモンに含まれる成分の性質について楽しく学ぶ「レモンのチカラ」と、水圧・浮力の作用を体感する「お風呂でじっけん!」に参加できます。実験ショーを通じて、科学の原理がこれまでよりぐっと身近なものになりますよ。
施設情報
住所:東京都千代田区北の丸公園2-1
時間:9:30~16:50(入館は16:00まで)
定休日:水曜不定休、年末年始(12月28日〜1月3日)
公式サイト:https://www.jsf.or.jp/
画像提供:科学技術館
“笑える”サイエンスショーが大人気「IMAGINUS」(東京都・杉並区)
閉校になった小学校をリノベーションして2023年に生まれた、科学のおもしろさを体感できる科学体験施設です。目玉は「科学体験ラボ・ゆかいな公開実験室」。ド派手なステージと奇想天外なストーリーが魅力の“笑える”演劇型サイエンスショーです。世界55ヵ国以上で愛されているショーは、日本ではIMAGINUSだけで見られます。
2026年夏は、ゆかいな博士と助手が実験修行で世界をかけまわる「WORLD SCIENCE TOUR〜世界一周 実験の旅〜」が毎日開催されます。楽しいストーリーに笑い、不思議な現象に驚いて、科学を探求しましょう。ショーを満喫した後は、夏休み期間限定で設置している大型エアー遊具「ふわふわジム」(有料)へGO! エアコンが効いた体育館で、目一杯からだを動かせます。
施設情報
住所:東京都杉並区高円寺北2-14-13
時間:9:00~21:00(部屋により異なる。詳細は公式サイトへ)
定休日:火曜日(祝日の場合は翌水曜)、年末年始 ※その他臨時休館あり
公式サイト:https://www.imaginus-suginami.jp/
自由参加で楽しめる「つくばエキスポセンター」(茨城県・つくば市)
科学の街・つくば市のシンボルであり、世界最大級のプラネタリウムを備えている科学館です。2階展示場の中央に位置する「創造の森“ワンダーラボ”」では、身近なものを使って科学の原理をわかりやすく伝えるサイエンスショーを行っています。
2026年夏休み期間のサイエンスショーは、液体窒素を使った実験を行う「超低温の世界」と、空気のかくされた力を知る「空気のちから」の2つ。事前予約は不要で、誰でも自由に参加できます。1階では、科学の原理を生かした手づくり体験ができる「科学教室」も開催。エントランスホール左手の「楽しい科学体験・相談コーナー」では科学に関する質問や自由研究に役立つテーマなどの相談も受けつけています。
施設情報
住所:茨城県つくば市吾妻2-9
時間:9:50~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始 ※臨時休館日あり
公式サイト:https://www.expocenter.or.jp/
写真提供:(公財)つくば科学万博記念財団
宇宙飛行士気分を味わえる「はまぎん こども宇宙科学館」(神奈川県・横浜市)
巨大な宇宙船をイメージした、宇宙や科学の不思議に楽しく触れられる体験型科学館です。土日祝限定で行われる「サイエンス・ショウ」では、自宅や学校ではなかなか体験できない科学実験や最新の科学情報をわかりやすく紹介しています。参加費は無料で対象年齢を限定していないため、年齢の離れたきょうだいも一緒に楽しめるのがうれしいポイントです。
2026年7月18日から8月7日には液体窒素を使った「つめた~いはなし」、8月17日から8月31日は身近な道具を活用した実験で空気の力を確かめる「空気であそぼ!」が連日開催されます。サイエンス・ショウのほかにも、月面でジャンプしたときの重力を体感できる「月面ジャンプ」(小学生以上が体験可能)や、引力による重さの違いを感じる体験型展示、雷を発生させる装置、ジャングルジムのようなアスレチックを楽しめる「惑星ジム」など、子どもがわくわくする要素満載です♪
施設情報
住所:神奈川県横浜市磯子区洋光台5-2-1
時間:9:30~17:00(入館は16:00まで)
定休日:第1・3火曜日、年末年始、施設点検日
公式サイト:https://www.yokohama-kagakukan.jp/
中学生まで入場料無料「千葉県立現代産業科学館」(千葉県・市川市)
未就学児・小学生・中学生は入場料無料の、迫力ある体験型展示が魅力の科学館です。1階には実験を見学できる4つのエリアがあります。「実験シアター」ではマイナス196度の液体窒素を使った冷凍実験と超電導の実験を、「放電実験」では約100万ボルトの雷を再現した放電実験を、「サイエンスステージ」では世界を変えた科学的な発明・発見を人形劇で解説するプログラムを開催。「実験カウンター」では科学実験を見た後、実験に取り組めます。いずれも一年中、事前予約なし・参加費無料で参加できます。
2026年7月下旬、8月下旬には、夏休み限定サイエンスショーが行われます。詳細はホームページでぜひチェックを! 隣接する「ニッケコルトンプラザ」には多数の飲食店やショップがあり、科学館で遊んだあと食事や買い物も楽しめますよ。
施設情報
住所:千葉県市川市鬼高1-1-3
時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日〜1月4日)
公式サイト:http://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/
画像提供:千葉県立現代産業科学館
ショーや体験イベントが豊富「川口市立科学館」(埼玉県・川口市)
川口市立科学館の大きな特徴が、約40の展示装置に説明書きがないこと。装置を実際に動かして、起こった現象を目で見て感じることで、「なぜ?」「どうして?」と考えられるように工夫されています。装置を調節して竜巻を発生させる「たつまきボックス」は子どもたちに大人気。装置をどんなふうに動かせば竜巻が起こるのか、親子でぜひ確かめてみてください。
日曜・祝日には、しゃぼん玉、液体窒素、ふりこなどを用いたサイエンスショーが行われています。2026年夏休み期間中の日曜・祝日には、「からだのふしぎ」「めざせ!手洗いマスター」などバラエティに富んだサイエンスショーが開催されます。また、科学展示室の実験装置を使った約10分間の「ミニ実験ショー」も毎日実施。身近な材料を使って科学的なものづくりを楽しむ「わくわくワーク」、観察・実験・工作をしながら科学の原理を学べる「どきどきサイエンス」などのイベントも充実。公式サイトの「今月の科学館」のページをチェックしてから向かいましょう!
施設情報
住所:埼玉県川口市上青木3-12-18(SKIPシティ内)
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)、館内整理日、特別整理期間(年4回)
公式サイト: http://www.kawaguchi.science.museum/
サイエンスショーを毎日開催!「栃木県子ども総合科学館」(栃木県・宇都宮市)
2025年10月にリニューアルした栃木県子ども総合科学館は、遊びの広場、変わり種自転車などを利用できる乗り物広場がドッキングした見どころ満載の科学館です。「宇宙」「地球」「生命」など7つのゾーンで約160の展示品が見られます。
2階のサイエンスショーステージでは、平日には1日2回、土日祝には1日4回のサイエンスショーが行われます。2026年夏休み期間中に開催されるのは、手品のように次々と色が変わる水溶液の様子が楽しめる「カラフルマジック」、液体窒素を使った人気プログラム「超低温の世界」、身近にある科学原理を利用したものを知る「今日から君も物知り博士」です。初めて目にする科学の不思議な現象に、子どもたちは大盛り上がり! ショーの内容は変更になることもあるため、事前に公式サイトをチェックしてから出かけましょう!
施設情報
住所:栃木県宇都宮市西川田町567
時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
定休日:月曜日、第4木曜日(祝日の場合は翌日)、祝日翌日、年末年始(12月28日〜1月4日)
公式サイト:https://t-csm.jp/
科学の不思議をライブで体感「山梨県立科学館」(山梨県・甲府市)
甲府盆地が見渡せる愛宕山山頂に位置する科学館には、小さな子どもから大人まで楽しめる魅力が盛りだくさん。大迫力の星空が楽しめるスペースシアターや、工作や実験を通じて楽しく科学を体験できる「実験教室・工作教室」、ロボット&プログラミング教室など、さまざまなお楽しみが用意されています。
科学の不思議を目の前で体験・体感できるサイエンスショーも毎日開催しています。2026年夏休み期間のサイエンスショーのラインナップは3種類。「あたたかい空気って本当に軽いの?」「花火はなぜあんなにカラフルに輝くの?」といった夏に関する疑問について実験を通して楽しく解説する「夏スペシャルサイエンスショー」をはじめ、ものを冷やしたときに起こる不思議な現象を解説する「つめたいはなし」、エネルギーをつくりながら地球環境やエネルギーなどについて楽しく解説する「夏休みは科学館で環境博士になろう!」です。展示では体験できない科学の現象をライブでぜひ体感してみましょう♪
施設情報
住所:山梨県甲府市愛宕町358-1
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日:第1・2・3月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月1日)、その他臨時休館日
公式サイト:https://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/
生活に直結したサイエンスショーを開催「がすてなーに ガスの科学館」(東京都・江東区)
エネルギーや環境について体験しながら考え、楽しく学べる入場無料の施設です。エナジースタジオでは、実験やデモンストレーションを交えたサイエンスショーが定期的に開催されています。事前予約なしで無料で参加できますよ。
2026年7月18日から8月30日は、夏イベントも開催しており、快適な生活を支えている都市ガスの正体を液体窒素を使って探る「がすってなーに?」や、炎について学ぶ「炎の学園~テンカーベルと謎の石~」などの人気サイエンスショーが1日3回開催されます。ゲスト出演によるサイエンスショー実施の日もあります。サイエンスショーや体験型展示など見どころ満載の施設ですが、残念ながら2026年9月23日をもって閉館することが決まっています。夏休みとしては最後のチャンスですので、夏イベントの詳細を公式サイトでチェックして、魅力いっぱいのプログラムをぜひ体験してみてください。
※プログラム内容・日時などは都合により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
施設情報
住所:東京都江東区豊洲6-1-1
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、施設点検日
公式サイト:https://www.gas-kagakukan.com/
サイエンスショーウィークは必見!「港区立みなと科学館」(東京都・港区)
虎ノ門ヒルズ駅から徒歩4分、都会の真ん中で科学の魅力にふれられる体験を提供している科学館です。1階には「まちに息づく科学」をテーマにした常設展示コーナーと、理科実験や工作を行う実験室があり、実験室では身近な科学の原理を用いたサイエンスショーを不定期で実施しています。
2026年8月9日から16日までの「サイエンスショーウィーク」には、ロケットが飛ぶ仕組みを学ぶ「ロケットショー」や、ふりこの仕組みを体験する「キミもガリレオ?! ペンデュラムウェーブで振り子のナゾを解け!」など、見て体験して考える参加型の6つのショーが日替わりで開催されます。入場料・参加費ともに無料で、ショー開始30分前に配布される整理券があれば参加できますよ。また、9月13日まで、さまざまな海の生きもののカタチとくらしのつながりを考える夏の企画展「海の生きもののカタチ」を開催。科学に興味がある子どもも、生きもの好きな子どもも楽しめるイベントが子どもたちを待っています♪
施設情報
住所:東京都港区虎ノ門3-6-9 時間:9:00~20:00(入館は19:30まで)
定休日:第2月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)※臨時休館日あり
公式サイト:https://minato-kagaku.tokyo/
知的好奇心を刺激して学びを深めよう♪
子どもたちの知的好奇心を刺激する、関東近郊のサイエンスショーが見られる科学館10ヵ所を紹介しました。実験で起きた不思議な現象にわくわくドキドキする体験は、子どもたちの学びをぐっと深めてくれるはず。サイエンスショーや科学館の展示で得た驚きや気づきが、夏休みの自由研究のヒントになるかもしれませんね。机の上での勉強とはひと味違う、リアルな科学のおもしろさを感じられるのが、科学館の醍醐味。驚きと発見に満ちた特別な夏の思い出づくりに出かけましょう!
文:三東社