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読めば気持ちが軽くなる!? 疲れた心に刺さる、ヨシタケシンスケ『メメンとモリ』のおすすめシーンをご紹介



発売されてから増刷を重ね、大好評の『メメンとモリ』。名シーン、名セリフばかり、3編を収めた長編絵本ですが、そのなかから選りすぐりを5点ご紹介。発想の転換で救われる、姉のメメンと弟のモリのやり取りを味わってみてください。


■「こうあるべき」を崩せない人へのおすすめシーン


『メメンとモリとちいさいおさら』より


メメンが大事にしていたお皿を割ってしまって、しょんぼりするモリにメメンが声をかけるシーン。どんなものだっていつかはこわれたりなくなったりするんだから、「ずっとある」ことに固執する必要はないのよ、と伝えます。


■「毎日毎日、これでいいのかな?」と思ってしまう人へのおすすめシーン


『メメンとモリとちいさいおさら』より


この先のことは誰にもわからない。いつまでも生きるかもしれないし、明日地球がなくなってしまうかもしれない、とメメンがモリに話します。いろいろな感情に流されてもいいけれど、汚れたら洗って、散らかしたら片付けて、目を開けたら目を閉じて…それでじゅうぶんじゃない?


■「なにをやってもうまくいかない」と思う人へのおすすめシーン


『メメンとモリときたないゆきだるま』より


できあがったときから「がっかり」されてしまうゆきだるまに、今度ボクが人間だったら、そんなゆきだるまにこうしてあげる…と発想を展開していくきっかけを描く名シーン。そこからつながる物語のラストが印象的です。


■「楽しくなくちゃ!」に苦しい人へ おすすめのシーン


『メメンとモリとつまないえいが』より


多くの読者から「え、そうなの?」と反響が大きかったシーンのひとつ。まわりの人はたのしく生きているように見えるけど、別にいきものはたのしむために生きてるわけじゃないからね、というメメンにハッとする人も多いのでは?


■「自分なんて…」と自己評価が低い人へ おすすめのシーン


『メメンとモリとつまないえいが』より


なんのためでも、誰のためでも、それが毎日違っていてもいいということにホッとしてしまう。そしてこのセリフにこのイラスト…! メメンのまなざしがたまらない、『メメンとモリ』のやさしさがあふれるシーン。

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読むほどに新しい発見がある『メメンとモリ』。
あなただけに刺さるシーンもきっとあるはず。そんな読み方もおすすめの長編絵本です。
 


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書籍情報


ヨシタケシンスケ

定価
1,760円(本体1,600円+税)
発売日
サイズ
A5判
ISBN
9784041133958

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