1974年に刊行され、長年入手困難だったせなけいこの幻の衝撃作「おおきくなりたい絵本」シリーズがついに復刊!
『ねないこ だれだ』で知られる「いやだいやだのえほん」シリーズの次に読んでほしいシリーズとして、せなけいこが挑んだ「おおきくなりたいえほん」シリーズ全4冊が、同時によみがえります。
子どもと、かつて子どもだった大人へ──
今こそ、親子でいっしょに読んでほしいものがたりです。
なぜ今、復刊するのか?
『おおきくなりたい』原画
コロナ禍の「せなけいこ展」で原画が展示され、来場者に大きな衝撃を与えた本シリーズ。
ファンから復刊を希望する熱い声が多く寄せられました。
現代の子どもたちは「正しくふるまうこと」を強く求められています。
しかし、せなけいこの絵本は、子どものウソを描く。ずるさを描く。怖いものを怖いまま描く。
でも、「ダメでしょ」とは言わない。ただ、「あなたはそうなんだね」と受け止める。
「いい子でいなきゃ」というプレッシャーの中で育つ今の子どもたちにとって、
「そのままでいいんだよ」と語りかけてくれる絵本は、
むしろ50年前より切実に必要とされているのではないか。
これが、復刊を決めたおおきな理由のひとつです。
せなけいこさんの娘・ルルちゃん(黒田かおるさん)より復刊によせて
絵本刊行当時のせなけいこさんと黒田かおるさん
この絵本を初めて母に手渡された時、中を読んで泣きました。悔し泣きです。「ここまで描かれなくてはいけないのか?!」と思いました。
しかし、この絵本も復刊希望が根強くて、母が書いた「あとがき」をよくよく読んだら、絵本の内容よりももっと深いことが書いてありました。なんだよう。本当はこんな気持ちで描いたのかよう。もう逆の意味で泣いてしまうだろうが!と目が潤んだことを覚えています。
せなけいこの絵本は、今の時代の感覚にはあっていなかったり、現代社会を生きる大人から見ると、違和感があったりするのかもしれません。でも、母は、絵本に常に希望を託していました。そして、子ども達はそれをよく知っています。希望は決して滅びないし、古くならないのです。どうぞ大人だけの観点で見ることなく読んでいただきたいと思います。
書店員から絶賛の声、続々!
● 時に怖く、時にかわいらしく、時に面白く、ブレることないせなけいこワールドで、子どもが抱いている感情や考えに意味づけをしてくれる作品達。
──東山堂 肴町本店 児童書担当
● おはなしがどうなるのか?ぜんぜん油断できない!読み終わったあと、ちょっと安心します。よく見たら、せな先生の絵って「優しい」「怖い」が共存してますよね。
──エムズエクスポ 盛岡店 児童書担当
● もやもやした気持ちを子どもが持って自分なりに考える、そんな余白があっていいですね。
──TSUTAYA 瀬戸店 児童書担当
● かわいいだけじゃない、えほんをおたのしみあれ。
──ACADEMIA 港北店 児童書担当
● おとなから見た子どもよりも、子どもの中から見るおとなの方が、ずっと子どもを大きくしてくれる。
──ブックマルシェ 我孫子店 児童書担当
書籍紹介
『かおらちゃんとかおりちゃんと…』
なんて べんりなんでしょう!
わたしが たくさん いるなんて……。
ワガママな自分と向きあう、
おかしく奇妙なできごととは─。
『ルルねこちゃん』
わたし とっても いいこよ!
わるいのは、みんな ルルねこちゃんよ!
ふたりを待つ、衝撃の結末とは。
子どもの罪悪感と成長の物語。
『おおきくなりたい』
はやく おおきく なりたいな。
わたしが おおきく なったら……。
大人になれる魔法のくすり。
あなたなら、飲みますか──?
『ライオンちゃん』
どうか、ライオンちゃんが
みつかりますように…。
子どものゆたかな想像力と
深い愛情が起こす、ちいさな奇跡。
『せなけいこのおおきくなりたい絵本ギフトボックス いじっぱりルルちゃんの4つのおはなし』
「おおきくなりたい絵本」シリーズ全4冊と、
ここでしか手に入らない「特製ポストカード」が入った
おしゃれなギフトボックス。
プレゼントにもおすすめです。