
ヨメルバ会員のみなさんの「みんなどうしてる?」を調査!今回のテーマは”習い事”。
「どんな習い事がいいのかな?」
「何歳くらいから始めるべき?」
「習い事をするメリットは?」
など、お子さんの習い事について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、ヨメルバ会員1,087人(うち子どものいる方841人)に、「習い事について」アンケート調査を行いました!ヨメルバ会員ご本人とお子さんの気になる習い事事情についてご紹介します。
【習い事に関するアンケート結果】
◆1.あなたは、子どもの頃(18歳まで)にどんな習い事をしていましたか?(複数回答可)
まずはヨメルバ会員本人が子どもの頃にしたことのある習い事を調査。最も多かったのは、ピアノなどの「器楽・音楽」系の習い事で、半数近くの方がやった事があると回答。後述する「お子さんがしたことのある習い事」では少なかった「習字・書道」と「そろばん」が上位に入り、「習字・書道」は半数近く、「そろばん」は4人に1人がやったことがあるという結果になりました。
◆2.過去にされたことのある習い事の中で、あなたが「やってよかった」と思うものは何ですか?(複数回答可)
それぞれの習い事について「やったことがある」と回答した人のうち、「やってよかったと思う」と回答した人の割合がこちら。「水泳」と「習字・書道」は6割以上の人がやってよかったと回答し、満足度の上位に。
やってよかったと思う理由についても聞いてみました。
【水泳】
「体力や持久力がつくだけでなく、万が一のときに自分の命を守れるスキルとしても役立ちます。子どもの頃に身につけておいて本当に良かったと思います。」
「体力、持久力がつきました。風邪をひかない強い体になりました。運動することに自信を持てました。」
「一生涯続けられるスポーツとして特技になった」
【習字・書道】
「字を上手く書くだけでなく、集中することができるようになった。」
「ココロの整え方がわかる。字がきれいに書けることでお仕事につながった。真似する力がついた。」
【器楽・音楽】
「ピアノを習わせてもらっていたのですが、4歳から始めて大人になるまで続いた唯一の習い事で今でも趣味でよく弾いており、まずそこまで好きだと思えるものに出会えて良かったと思いました。また、それだけ長く続けてスキルも磨け、自分が自信を持って「得意」だと言えるものができたことも良かったです。ピアノを通して色んな音楽にも触れることで感性も磨けたり、発表会でステージに立つ経験から度胸もついたりしたのではないかなと思います。」
【全体】
「学校の授業では楽しさよりも協調性重視だったが、習い事に通えたおかげでそのこと自体を楽しめたためです。そして、それは今の私を作り上げているように感じられるため、やってよかったと感じます。」
「習い事を通じて、その分野においてクラスの中で少し得意な自分を実感できたことで、自己肯定感を育むことができました。」
「子供にも教えられるから」
特定の習い事に限らず、大人になっても役に立つ・楽しめる、そしてそんな特別なコトに出会えた、ということをよかったと感じている方が多いようです。
続いてお子さんの習い事についても見ていきましょう。
◆3.お子さんが初めての習い事をされたのはいつ頃ですか?
初めて習い事をした年齢について聞いたところ、かなり早い時期から始めている方も多く、半分近くの方が4歳までに習い事をしていると回答しました。どんな習い事をしているのでしょうか?
◆4.【年齢別】お子さんがしたことのある習い事
⓪ 全体
全年齢では「水泳」を習っているお子さんが最も多い結果になりました。年齢別にはどのような習い事をされているのでしょうか?
① 0~3歳
現在3歳以下のお子さんはまだ習い事を経験していないという方も多くいらっしゃいました。習い事をされている方の中では「通信教育」「幼児教室」などの学習系の習い事が多いようです。
② 4~6歳
4歳以上になると習い事をされている方がぐっと増えます。習い事の種類も増え、「水泳」や「体操」と言った身体を動かす習い事や、手先を細かく動かす「器楽・音楽」等を経験される方が多くなります。
③ 7~9歳
7歳以上、小学校入学後のお子さんになると、「水泳」「通信教育」をされたことがある方の割合がさらに増えていきます。お子さんの成長に合わせて、習い事を選ばれている様子が分かりますね。
◆5.お子さんに習わせてよかったと思う習い事は?(複数回答可)
お子さんに対しても「やったことがある」人のうち、「習わせてよかった」習い事の割合を調べました。こちらも1位は「水泳」で8割以上の人が「習わせてよかった」と回答し、人気の高さが伺えます。「そろばん」「習字・書道」は大人のランキングでも上位でしたが、どの習い事も、本人が「やってよかった」と回答した割合より高い結果となりました。
よかったと感じる理由も見ていきましょう。
【水泳】
「毎月の進級テストを楽しみにしており、成果が分かりやすいため練習にも熱心に取り組めているようです。比較的風邪を引きにくいのも、やはり水泳の効果かなと感じています。」
「2ヶ月に1回のテストでは目標達成までの努力や上手くいかなかった時の振り返りなどの力が身に付いていると感じます。また、体力作りにも役立っていると思います。」
【そろばん】
「小学校の勉強を苦手意識なく受けられているから」
「計算や暗算が速くなったから」
【器楽・音楽】
「人前で演奏することもあるので、自分の主張ができるようになったり、度胸がつくのでは、と考えています。」
「学力といったモノサシや学校とは別の世界(居場所)があり、年齢に関係なく、努力すればできるという成功体験になっています。また、発表会で簡単そうに弾いていても、その陰には、人知れず練習してきた努力があることを身をもって経験することで、ピアノ以外の分野、例えばスポーツ等についても、努力への敬意を持つようになり、仮に失敗した人がいたとしても、笑うことではないこと、その勇気ある挑戦やパフォーマンスに対して、心から拍手を送る意味について、知ることができていると思っています。」
【体操】
「体育の時間にうまくできて他の子の見本になったりした。自信が持てたと思う。」
【全体】
「辞めたとしても少しでも経験があると、苦手なものとして認識はしないので、前向きにとらえることができる。続けているものは、自信に繋がっているので。」
「様々な自信を育む場になった。継続する力や、一人で立て直す力も身についてきたように感じるから。」
自信をつけたり、努力をするなど、習い事そのものの技術や学習よりも、何かを習得する過程で身に付く力や経験を大切にされていることが伺えました。また、一度触れることで苦手意識を持たずに成長していける、というコメントも非常に多く見られました。
さらに、紹介したコメント以外でとても多かったのが「本人が楽しそうだから」というものでした。楽しいと思えるコトへの出会いは、年齢を問わず嬉しいものですよね。
様々なメリットがある習い事ですが、そうは言ってもお金も時間もかかるので、簡単に始められるものではないですよね。かかるお金や送り迎えについても調査してみました。
◆6.人気の習い事、かかるお金はどのくらい?
お子さんに習わせてよかった習い事の上位に関して、毎月かかるお金を聞いたところ、以下のような結果になりました。
①水泳 1,000円~16,000円 中央値=7,500円
②そろばん 500円~10,000円 中央値:5,000円
③野球・ソフトボール3,000円~9,000円 中央値:5,000円
④習字・書道 1,000円~60,000円 中央値:3,500円
⑤幼児教室 1,000円~10万円以上 中央値:10,000円
※会費や月謝、用具・用品代などに支出している平均月額
通う教室や頻度によっても異なってくるとは思いますが、5000円程度から10,000円くらいまでの習い事が多いようです。
◆7.送り迎えは誰がしている?
習い事をやるにあたって避けられないのがお子さんの送り迎え。お母さんが送り迎えをするという方が最も多くなりました。近年は送り迎えをしてくれるサービスもあるようですが、利用している人はまだまだ少ないようです。
◆8.今後、お子さんに挑戦させてみたい習い事は何ですか?
最後に、今後お子さんに挑戦させてみたい習い事についても聞いたところ、「英会話・英語教室」が1位となりました。「小学校でも必修になり、中高大と今後を見据えると役立つと思うから。苦手意識を無くせるように。」といった、先取り学習としての需要があるようです。
人気の習い事にはランクインしなかったものの、「プログラミング」もさせてみたい習い事の上位に入りました。「必修化されたので事前に楽しめたら」「流行っているので一度やらせてみたい」といった理由が挙げられていました。
他にも、
「学校など所属している場所以外にもいろんな世界があるよということを教えたい」
「小さい頃から色んなものにチャレンジして、自分にあったものを継続させたい」
など、種類は問わず、何らかの経験をさせたいと思われる親御さんは多いようです。
一方で、この質問でも「(お子さんが)興味があるから」「好きそうだから」という回答も非常に多く見られました。
「習い事について」アンケートの結果をご紹介しました。いつからお子さんの習い事を始めるか、どんな習い事がいいのか、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
調査概要
ヨメルバ会員を対象に 2025年3月19日~4月25日にインターネット上で実施。有効回答数1,087件の結果を掲載。
※会員のコメントは、アンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし明らかな誤字等は修正の上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。