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【老舗からトレンドブランドまで】個包装で安心!親子でうれしい手土産10選

お友達の家に遊びに行ったり、親戚の集まりがあったり、子どもがいるご家庭に手土産を持って行くのは珍しいことではないでしょう。そんな時におすすめなのが、個包装になったもの。切り分ける必要がないので手軽に配れて、衛生的。一気に食べ切る必要もありません。今回は、大人からも子どもからも愛される手土産を長年愛され続ける老舗店から、トレンドのブランドまで、バラエティ豊かにご紹介します。



豊島屋「鳩サブレー」

1897年誕生の神奈川県を代表する銘菓「鳩サブレー」16枚缶入 2,430円
1894(明治27)年創業の「豊島屋」の創業者が、外国人からもらったビスケットにインスパイアされて考案したお菓子。創業者が崇敬していた鎌倉・鶴岡八幡宮の本殿の掲額の「八」の字が鳩の抱き合わせであること、境内に鳩が多かったことに因んでこの形になりました。バターをふんだんに使用した豊かな風味ながら、どこか懐かしい味わいで人気です。16枚からは缶入りになるので、持ち運びの際も安心。神奈川・東京都内の百貨店に店舗を構えています。



発売当初は日本でバターが珍しかったことから売れ行きが悪かったそう。
大正から昭和にかけて人気なり、120年以上作られる銘菓に <写真提供=株式会社豊島屋>


【情報】 ホームページ:「豊島屋」 https://www.hato.co.jp/  



ヨックモック「シガール(R)

洋菓子ギフトの大定番!濃厚なバターの風味が決め手の「シガール(R)」30本入り 2,592円(ヨックモック)
1969年設立、全国に約160店舗を展開する洋菓子の名店「ヨックモック」。ヨックモックの焼き菓子たちは昔から贈答のお菓子として人気を博しており、食べ終わった後のクッキー缶を小物入れとして利用していたというご家庭も多いのではないでしょうか。看板商品の「シガール(R)」はこれ以上お菓子にならないというギリギリの分量までバターが入っており、豊かな風味とサクッとした食感が特徴です。現在のパッケージは1991年から使用されている3代目のデザイン。ブルーの缶が繊細なシガールをしっかり守ってくれます。



薄く焼きあげたラングドシャをロール状に巻くことで、独特の軽やかな食感が生まれています
<写真提供=株式会社ヨックモック>※写真はイメージです


【情報】 ホームページ:「ヨックモック」 https://www.yokumoku.jp/  



PRESS BUTTER SAND「バターサンド」

バタークリームとバターキャラメルのハーモニーが絶妙!「バターサンド」15個入 3,159円
革新的なスイーツブランドを打ち出すBAKE INC.が“365日のギフトブランド”を目指して設立した「PRESS BUTTER SAND」。サクサク食感のクッキーの中に、バタークリームとバターキャラメルの2つのクリームが挟まった「バターサンド」は、2017年に登場し、一躍人気の手土産スイーツとなりました。季節限定のフレーバーも見逃せませんが、まず試したいのが定番の味。和菓子の製法である「はさみ焼き」によって高温でサクサクに焼かれたクッキーの表面には割りやすいよう筋が入っており、食べやすく設計されている心遣いもポイントです。



“インダストリアル”をテーマに、グレーを基調としたスタイリッシュでミニマルなデザインを採用。
さし色に使われたビビットなオレンジが印象的です <写真提供=株式会社BAKE>


【情報】 ホームページ:「PRESS BUTTER SAND」 https://bake-the-online.com/collections/press-butter-sand  



N.Y.C.SAND「N.Y.キャラメルサンド」

なめらかなキャラメルが絶品!リッチな味わいで人気の「N.Y.キャラメルサンド」20個入 3,240円
さまざまな文化が行き交うニューヨークのスイーツシーンをベースに、独自のアレンジを加えたお菓子を提供する「N.Y.C.SAND」。その看板商品である「N.Y.キャラメルサンド」は、1960年代のニューヨークの菓子店で販売していた“ハバナサンド”というお菓子に着想を得ています。バターたっぷりの香ばしいクッキーに挟まれているのは、生クリームと黒糖で炊き上げられたキャラメル。とろっとしたキャラメルとコーティングのクーベルチュールチョコレート、サクッとしたクッキーとのコントラストが絶品!公式のオンライン販売はなく、店舗は大丸東京店、そごう横浜店と羽田空港のみとあって、入手ハードルはやや高めですが、多くの人が支持をするスイーツです。



黒と金のパッケージは高級感あり。上質な東京みやげとして定評があります
<写真提供=株式会社東京玉子本舗>


【情報】 ホームページ:「N.Y.C.SAND」 https://nycsand.com/  



匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂「コンガリラスク」

カステラの名店の技術を集結させた新感覚ラスク!「コンガリラスク」M(20枚入)  3,888円
文明堂東京が伊勢丹新宿店限定で提供するブランド「匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂」。カステラで培った焼き技術を生かしたこだわりの焼き菓子がラインナップしています。毎日出来立てを用意している新宿工房釜出しカステラにも注目ですが、個包装されたおみやげとしておすすめなのは「コンガリラスク」。カステラと人気のどら焼き「御笠山」の皮を2度焼きすることで仕上げたラスクで、サクサクとした軽やかな食感が楽しい一品です。御笠山のラスクにはコンパウンドホワイトチョコレートがコーティングされています。



Mサイズはカステラが8袋、御笠山が12枚入っています。
伊勢丹新宿店限定ブランド(オンライン販売あり)なので、特別感もたっぷり <写真提供=株式会社文明堂東京>


【情報】 ホームページ:「匠の焼き菓子 CONGALI 文明堂」 https://www.bunmeido.co.jp/congali/  



廣榮堂「廣榮堂のどらやき」

はちみつ入りのふっくら生地と粒あんがおいしい「廣榮堂のどらやき」12個 2,592円(2月1日から2,700円)
岡山銘菓といえば、桃太郎にも登場する「きびだんご」。1865年に創業した和菓子店「廣榮堂(こうえいどう)」でも絵本作家・五味太郎さんのイラストが入ったパッケージのきびだんごが人気です。きびだんご以外にも上質な和菓子を数多く提供する廣榮堂ですが、どら焼きも評価が高い一品。はちみつを加えたふっくらと焼き上げた皮と、北海道産小豆の粒あんを使用。優しい風味で、老若男女から愛されています。



粒あんは上品な甘さ。皮はしっかりとした厚さがあり、食べ応え十分です
<写真提供=株式会社廣榮堂>


【情報】 ホームページ:「廣榮堂」 https://koeido.co.jp/  



桂新堂「パンダの旅」

2匹のパンダが東京名所を旅する姿がかわいい!「パンダの旅」(16袋入)  2,808円
1866年、愛知県知多半島の大野(現在の常滑市)で誕生した桂新堂(けいしんどう)。創業者の光田慶助がえびのおいしさに着目し、えびせんづくりを始めました。そこからえびの鮮度にこだわり、丁寧な商品づくりを続けてきた桂新堂が東京限定商品として販売しているのが、「パンダの旅」。カメラを持った2匹のパンダが東京の名所を旅している姿をえびせんべいに描いています。絵柄の色素は紅麹、紅花、クチナシからといった天然のものを使用しているので、安心です。東京駅グランスタ店や桂新堂オンラインショップで購入できます。



食べるのがもったいないほどかわいいパンダたち。
見た目はかわいいですが、大人も満足できる味わいです <写真提供=桂新堂株式会社>


【情報】 ホームページ:「桂新堂」 https://keishindo-shop.com/  



東京ばな奈ワールド『東京ばな奈ラッコ コーヒー牛乳味「見ぃつけたっ」』

かわいいラッコに心和む『東京ばな奈ラッコ コーヒー牛乳味「見ぃつけたっ」』8個入 1,242円
1991年に“新しい時代の東京みやげ”として誕生した「東京ばな奈」から始まったスイーツブランド「東京ばな奈ワールド」。定番商品である『東京ばな奈「見ぃつけたっ」』も手堅いですが、時にはかわいい変わり種を贈ってみるのはどうでしょうか? ふかふか生地に描かれたのはかわいいラッコ。胸に抱えているのはコーヒー牛乳の瓶です。ラッコの中に入っているのは、コーヒー牛乳味のバナナクリーム。コーヒーといっても甘さがしっかりとあるので、お子さんでもおいしく食べられます。



海の上でもカフェ気分を味わいたいラッコが、コーヒー牛乳を携帯しているというかわいい設定。
ゆるい表情に癒されます <写真提供=株式会社グレープストーン>


【情報】 ホームページ:「東京ばな奈ワールド」 https://www.tokyobanana.jp/  



フランセ「果実をたのしむミルフィユ詰合わせ」

個性の異なる4種類の味が楽しめる「果実をたのしむミルフィユ詰合わせ」16個入 3,240円
スイーツにおいて欠かせない材料である、“果実”と“木の実”。この2つにスポットを当てたブランドとして人気の「フランセ」。看板商品の「果実をたのしむミルフィユ」は、クリームを挟んだサクサクのパイをチョコレートでコーティングしたもの。詰合せにはいちご、ピスタチオ、レモン、ジャンドゥーヤの4種類が入っており、使われている果実や木の実の味わいがしっかりと感じられます。つまむのにちょうどよい小ぶりなサイズなのも魅力です。



ブランド誕生60周年の節目に合わせてリブランディング。
華やかなパッケージイラストなのも手土産にぴったりです <写真提供=株式会社シュクレイ>


【情報】 ホームページ:「フランセ」 https://www.francais.jp/  



86farm&まころパン「どうぶつパン」

こだわり素材で丁寧に作られたキュートな「どうぶつパン8種 ギフトボックス」3,240円
京都府福知山市にあり、農薬や肥料を使わず、固定種・在来種を中心に年間150種類以上の野菜と3種類の小麦の栽培をしている農園である「86farm(ハチロクファーム)」。園内にある加工工場ではパンも作っており、作り手の真心を食べた人への真心に届けたいという思いから「まころパン」と名付けられています。そんなまころパンの中でもかわいさにあふれているのが「どうぶつパン」。8種類の動物が詰まったギフトボックスはもらうと思わず笑顔になること間違いなし。動物によって味わいが異なるので、みんなでわいわい選ぶのも楽しそうですね。少人数での製造発送のため、お届けの目安は注文後1ヶ月以内。余裕をもっての注文がおすすめです。



小麦粉は京都府内の生産者が栽培する「京小麦」を100%使用。
野菜は86farmのものを使っている。冷凍便で届くので、解凍して食べよう <写真提供=86farm>


【情報】 ホームページ:「86farm&まころパン」 https://86farm.net/  



手土産はあげる人のことを考えながら選ぶと楽しい!

今回紹介した商品はどれもおいしさは折り紙つき。そもそも手土産は気持ちが大事ですから、ポジティブな思いで選べばきっと相手にもその心は伝わるはず。あげる側、もらう側双方がうれしくなる時間になるといいですね。個数違いを展開しているものも多いので、人数や予算に合わせて調整してみてください。

ライター:西連寺くらら


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