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中学受験を支える最強メニューとは⁉ 腹が減っては戦はできぬ!

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中学受験シーズンに向け、受験勉強もいよいよ佳境を迎えますね。追い込みの時期になると、休憩の間も惜しんで机に向かい、食事がおざなりになってしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、食事は「サッと済ませるもの」でなく、難関に挑む受験生にとって、「最高のパフォーマンスを引き出すための必須ツール」です! 今回は、受験生の合格力をUPさせる献立をご紹介します!




むずかしい問題をすらすら解く! ひらめき力アップ献立


サバのみそ煮


胚芽米ごはん


 むずかしい問題に挑むときや、ひらめきがほしいときには、脳に栄養を与えることが重要です。そんなときは、DHAと糖質の最強タッグに任せましょう。

 DHAは、魚だけに含まれる脂肪酸で、脳の伝達を助け、学習能力や記憶力を上げることが期待されます。しかし、魚だけでは、その効果が最大化されることはありません。DHAが働くために必要なのが糖質です。脳のエネルギー源になれるのは、実は糖質からつくられるブドウ糖だけなのです。

 胚芽米には、糖質が豊富で効率よくエネルギーを補給できます。サバにはDHAがたっぷりで疲れの回復にもよく効きます。この2つを組み合わせた「サバのみそ煮と胚芽米ごはん」は、賢くなれる最強ごはんです!


集中力をキープ! 持続力アップ献立


たらこスパゲッティ


 長時間机に向かう受験生にとって、「集中力切れ」は天敵。集中力を保ちたいときは、脳にたくさんのエネルギーを送ることがカギとなります。ここでの主役も、脳のエネルギー源となる糖質です。スパゲッティには、糖質がたっぷり含まれています。その糖質がエネルギーになるのを助けるのが、ビタミンB1。これは、脳や神経をきちんと働かせるのにも役立ちます。そんなビタミンB1たっぷりの食材が、たらこです。たらこスパゲッティにして一緒に食べると、たらこがスパゲッティの糖質をエネルギーに変える手助けをして、集中力を高めます。


病気を寄せつけない! 免疫力アップ献立


にんじんしりしり


 最後の追い込みの時期に、体調を崩すのは絶対に避けたいですよね。食事で「病気にかかりにくいからだ」をつくっていきましょう。ポイントは粘膜を強くして、細菌やウイルスをブロックすることです。ビタミンAは、全身の皮膚や粘膜を丈夫にして、細菌やウイルスなどの外敵からからだを守ってくれる頼もしい栄養素です。さらに脂質とセットで食べると、ビタミンがからだに吸収されやすくなります。

 にんじんしりしりに含まれる脂質は、ごま油です。にんじんには、ビタミンAに変わるβ-カロテンがとても多く含まれています。ミネラルも豊富なので、毎日でも食べたい野菜です。


知って得する!合格を引き寄せる「からだ」メモ

 「短期記憶」として脳の海馬に蓄えられている記憶は、安定すると脳の別の部位に「長期記憶」として蓄えられるようになります。サバに含まれるDHAは、海馬の機能を向上させ、記憶力をアップさせます。さらに、記憶は睡眠中に定着することが分かっています。バランスのよい食事と十分な睡眠で、受験当日まで最高の状態で駆け抜けてください!


画像素材:PIXTA


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