KADOKAWA Group
知る・まなぶ

「からだが冷える」とき、なに食べる? 『からだおたすけ 食べ物事典 こんなときなに食べる?』特別ためし読み第2回


食とからだが楽しくわかる『からだおたすけ 食べ物事典 こんなときなに食べる?』が好評発売中! 中身の一部がためし読みできる連載の第2回です。

 からだが冷える                


手や足の先が冷たくなって、なかなか温まらない。そんな症状には、血行をよくしてくれる食べ物を取り入れるのが大切!

◆ここがポイント!
・熱を生み出すエネルギーをつくる
・からだのすみずみまで血液を流す






◆脂質さんが熱をつくる!
脂質は少しの量で多くのエネルギーを生み、からだの熱をつくります。ビタミンEなど油脂にとけるビタミンの吸収を助けます。


◆ビタミンさんが血行をよくする!
ビタミンEには、毛細血管を広げ、血行をよくするはたらきがあるため、からだの冷えや肩こりをやわらげます。





菜種油
おもな栄養素:脂質
アブラナ(菜の花)の種子を使ってつくられた油が菜種油です。熱に強く、くせが少ないため、さまざまな料理に使われます。



かぼちゃ
おもな栄養素:ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンE、ビタミンC
夏から初秋が旬の野菜。ビタミンEだけでなくβ-カロテンやビタミンCもほうふなので、かぜ予防にも効果があるとされています。



◆つくってもらおう おたすけごはん
かぼちゃコロッケ



おもな食材:かぼちゃ、菜種油、パン粉、卵、小麦粉、塩、こしょう
加熱してやわらかくしたかぼちゃに塩、こしょうを加えてつぶし、一口大にします。小麦粉をまぶし、といた卵、パン粉を順につけ、菜種油であげます。




◆もっと知りたい からだメモ
血液を全身に運ぶ血管
心臓から送り出された血液を、からだのすみずみまで運ぶために必要なのが血管です。動脈、静脈、毛細血管の3つに大きく分かれ、動脈と静脈は、毛細血管を通じてつながっています。毛細血管はとくに指先などに多く、せまくなったり弱くなったりすると血行が悪くなり、からだの冷えの原因になります。




『からだおたすけ 食べ物事典 こんなときなに食べる?』では、ほかにも「口内炎がいたい」「やせ気味が気になる」など、ケース別に栄養素や食べ物、料理を紹介しています。人体についても学べるコラムといっしょに楽しく読めます。


【書籍情報】


監修:牧野 直子 監修:坂井 建雄

定価
1,540円(本体1,400円+税)
発売日
サイズ
A5判
ISBN
9784041139219

紙の本を買う

電子書籍を買う


この記事をシェアする

ページトップへ戻る