いまの小学生は夏休みの「自由研究」とは別に、日常的に探究学習・自主学習という自主的な調べ学習の取り組みがあります。学校ごとに異なりますが、宿題として「課題」の場合もあれば「任意の課題」であることも。頻度は週に1度~月に数回などさまざまですが、保護者の協力も不可欠となっており、毎回のテーマ設定やノートなどでの表現方法に悩む親子も少なくありません。
今回は「サメ」をテーマにした自主学習のアイデアをご紹介します!
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魚や水の生きもの・水族館が好きな子、危険生物とよばれる生きものが好きな子は、「サメ」をテーマにすると面白いかもしれません!
今回は『サメすご図鑑』という児童向けの図鑑を使って、自主学習のポイントと自学ノートづくりをします。
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サメといえば、「ジンベエザメ」や「ホホジロザメ」など有名な種(しゅ)は知っているかもしれませんが、世界中にはもっとたくさんのサメがいます。実は、現時点で557種のサメがいることがわかっていますよ。『サメすご図鑑』ではそのうち80種以上の世界中のサメを紹介しています。人間と同じくサメにもいろいろな個性やユニークな生態があるということが紹介されているので、魚や水の生きものに詳しい子でもアッと驚くような最新情報が掲載されています。探究学習・自主学習・自由研究などでサメのことを深堀りしたいなら、ぜひ手に取ってみてください。
写真をそのままコピーして切り貼りできる!
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『サメすご図鑑』のカバーに掲載されているサメは沖縄美ら海水族館のジンベエザメ! 実は本書のカバーをはずすと、カバー自体がA4サイズのノート(見開きサイズ)にぴったりおさまる! 迫力のあるジンベエザメの写真として紹介してもOKです!
自学ノートづくりのコツ
編集部では本書を使って自学ノートをつくってみました。
① 一目見て面白い形とわかるいくつかのサメを選んでノートに貼ります。ここでは、「ミツクリザメ」「ニタリ」「ホホジロザメ」「ノコギリエイ」を選び、サメの形にそって切ってみました。
② サメの基本的な情報と、特徴をわかりやすく書きます。本書には特徴もわかりやすく書いてあるので、サメのことを初めて知る子でもすぐに理解できるように構成されています。
③ 自分なりに「面白かったこと」「わかったこと」「初めて知ったこと」「クラスメイトや先生に伝えたいこと」などを書いてみます。逆に「わからなかったこと」「もっと知りたくなったこと」などを書いても次の学習に役立ちます。
④ 余裕があったら、鉛筆以外にカラフルな色(ペンや色鉛筆など)を使ってみると楽しい雰囲気になり、クラスメイトや先生も読んでみたくなるノートになります。
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自由研究・探究学習・自主学習のテーマに「サメ」はいかがでしょうか!
サメはたくさんの人がよく知る生きものですが、実はまだまだ知られていない生態がたくさんある生きものでもあります。他の人とひとあじ違う学習や発表の参考になると良いです。
また、さらに深めたい子は、サメを含めた世界中の魚や水の生き物を生息地域別に紹介している学習図鑑『GET!魚』も一緒にご覧いただくと良いかもしれません。
『サメすご図鑑』を使って自学ノートをつくったら、角川の学習図鑑GET!のX(Twitter)アカウント(@ZUKAN_GET)宛てにメッセージを送っていただけたらうれしいです! ぜひご紹介いたします!
書籍情報
- 【定価】
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- A4変形判
- 【ISBN】
- 9784041118535